オカリナ(ocarina)
19世紀半ば(1860年頃)にイタリア、ブドリオ村のドナーティが土笛に西洋音階を取り入れてその形からオカリナと名づけたといわれています。オカ(0ca)は、鵞鳥を意味し、リーナ(rina)は、小さい、愛らしい、子供、というようなニュアンスで、このような名が付けられました。イタリアで生まれたオカリナではありますが、今では卵形のもの(ぺンダントタイプと呼ぶ人もいます。)、亀の形、イグアナの形、日本の鳩笛など様々な形の土笛が世界中でオカリナと呼ばれています。そのような中でドナーティが発案したオカリナのことは、ドナーティタイプとか、イタリアンタイプと音楽事典の中などには書かれています。しかしながらオカリナはイタリアの音楽やいわゆるクラシックはもちろん、ほかのジャンルの音楽の演奏に使っても違和感がなく、ジャズや、はたまた演歌をオカリナで楽しんでいる方もいらっしゃいます。
また、笛全般に関していえることなのですが、いわゆる西洋音階ドレミファソラシド以外の音、たとえば、ピアノなどの楽器では出すことができないミとファの間の音(インド音楽やアラブの音楽などにでてきます)なども出すことができます。その意味でオカリナは完全楽器であるともいえます。
本当に魅力がいっぱいのオカリナ。そして、バックやポケットにも入ってしまうオカリナ。土から生まれた温かな楽器オカリナの澄んだ音色をSHIN(管理人)自身も楽しみながらいろいろな情報をお伝えできればと思っております。
SHIN(管理人)は果たしてオカリナを演奏できるようになるのでしょうか?これから、このページを更新する度に少しずつ上手くなれれば良いと思います。温かく見守ってあげて下さい。 |