＜発足について＞　　

　　　

　関西聖心親睦会は1991年（平成3年）9月、当時の小林みこころ会役員会に於いて決議され発足しました。その前身はJASH担当窓口としてスタートしました。

その後、小林に支部は置かないというJASHの意向を受け、もうひとつの目的である「関西に在住される総ての聖心同窓生（＊）の親睦と交流を図る」ために、1994年（平成6年）11月、存続するよう決議されたものです。その名称を「関西聖心同窓会親睦会」と改め（略称　関西聖心親睦会）ました。当時小林みこころ会に同窓会館が出来る折でもあり、会館の活性化のお役に立とうということもありました。即ち個人の意志や利益の為に出来たサークルとは本質的に異なるものです。

会館の建設に至るまでには、小林みこころ会の多大な努力は言うまでもありませんが、各会から温かいご支援や協力金を頂きました。この様にして完成した小林みこころ会館ですので、各会の方々への還元も考えて行きたいと思っております。この様に小林みこころ会と他会とのパイプラインを果たす役割も担っておりますので、本拠地であります小林みこころ会の、ご支援とお力添えを仰いで活動しております。

　（＊）みこころ会・ソフィア会・小林みこころ会・バラ会・ドュシェーン会・宮代会・
　　　　三光会・語学校　ISSH　Alumnae・茂仁香会・真理茂会

＜活動の内容＞

1バザーへの出店
　前述の様に、関西在住の総ての同窓生を対象とした会ですが、会費を頂いて居りませんので、年2回のバザーの折の収益金を活動費にあてております。

2「関西聖心親睦会の集い」
　年に一度、各同窓会の交流を図るため開催し、多くの同窓生に喜んで頂いております。会の開催に当たってはその性格上各会にご協力をお願いしております。

3「源氏物語」講座
　元、学院教諭の濱本博子先生をお迎えして毎月第二、第四金曜日に源氏の世界を、楽しみながら学んでおります。

4「ホームレスを支える会」の支援
　カトリック社会活動神戸センターが行う昼食の炊き出しに、毎月第一火曜日に奉仕参加しております

原文を味わいつつ、先生の注釈や紫式部諭をお聴きしていると、あっという間に講座の時間が過ぎてしまいます。お時間のある方は講座の後のお茶時間にご質問等もしていただけます．他にはないゆったりとしたアットホームな講座を目指しております．途中からでもどうぞご心配なく、文法や古語特有の用法につきましては、その度に先生のご説明がありますから。


１０００年の刻を経てなお現代人に通用する心理描写、洗練された簡潔な文章、それぞれの角度で源氏物語を紫式部を味わってまいりましょう。

第２，４金曜日　13:30〜15:00 　月謝　￥2.000