2000年4月下旬の公開ひとりごと
21(金)
- 新人看護婦さん、今日から夜勤も始まったようで、
朝の検温には3年目の石川さんと新人の手塚さんが来た。
通常夜勤は4人、なにかあるとみんないっぱいいっぱいだから、
さすがにまずは見習いか。
- 恐怖のCTスキャンをとる。今日患部が閉じていなかったら再手術ということで…。
あまり感触はよくないので、一応覚悟しておこう。
変に期待するよりそれで大丈夫ならかえって嬉しいし。
ああっ、弱気な人生。
- 通常検査結果は当日の7時くらいに主治医が来て、写真を見せてくれるのだが、
今日は待てども待てども来ない。6時ごろ廊下を歩いているのは見かけたので、
出張などではない。むぅ。駄目と分かって手術の手順の相談でもしてるんでは、
とか考えてしまう。
- 今日もガストロ水で下痢をしたのだが、いつもは軽いので済むのが、
今回はかなりひどかった。回数的には2回だからたいしたことないが。
22(土)
- 今日は2階を散歩。北病棟は病室と、その奥に訪問看護室と看護研修室。
先日来たデータ採取の学生がいっていた訪問看護室というのはここか。
しかし便所がやたら広々としていてきれい。6Sとはえらい違いだ。
- 夕方上野さんが来週分の薬をもってくる。いつも通り中身の確認をしたのだが、
その時の待ち姿勢が、
なにやらレストランのウェイトレスちっくでかわいかった(おばか)。
- で、その薬、錠剤希望を粉薬で持ってきたのがあって、出し直し。
えらいはやく交換して持ってきたので感心する。
薬剤師さんに「処方箋はこう書いてくださいねぇ」と怒られた、と笑っていた。
もっとも処方箋を書くのは医師だから、上野さんは関係ないのだけど。
23(日)
- 確かに春だ。暖かい。
- WWW掲示板のプログラムを修正。nkfとSSIのexecが使えないので、
ちと頭をひねって対応。いろいろ修正法は考えたが、結局最小限だけにする。
その割にはURLの変更も含めて、バグ出過ぎで、今日中には終わらず。
- 北病棟の真ん中にあるCエレベーターの横に、
職員用エレベーターというのがあるのだが、使われていない訳ではないけど、
なんか結構職員もみんな普通のエレベーター(特にB,C)を使っている。
あんまりありがたくないエレベーターなのかも。
- サンスポ4歳牝馬特別は、桜花賞から中1週で関東の負け組が参戦したものの、
全滅。桜花賞除外のスギノトヨヒメも直線手応え無しで脱落。
勝ったのはダートで未勝利勝ちしたばかりのマニックサンデー。
まあコンディション調整が難しかったのはあるだろうし、
マニックサンデー自体もサンデーサイレンスにミスワキだから、血統は悪くない。
とはいえ今年の関東牝馬はやはり望み薄かな。
- 仙台戦。相手はようやく1勝のチームだけに、
内容はともかく勝ち負けは余裕かと思いきや、早い出足から中盤でとられまくり、
前半半ばで続けざまに2失点。それでもなんとか追いついて、
Vゴール勝ちまで持っていくあたりが自力の差ではあろうが、
さすがにかなり力が入った。
しかしカウンターで振り切られたり、危ないタックルでイエローをもらったり、
危うくPKなタックルをしたり、どうも西野のパフォーマンスが悪い。
彼自身の調子や試合勘が戻っていないというのはあると思うのだけど、
考えると、後ろにギドがいた時のストッパーと、
4バックのセンターではすることは違う訳で、現状の、
相手チームが守ってカウンタータイプばかり、
という状況では彼向きの展開にはならないのかも。
朝のGOGOレッズの予想スタメン通り、大柴岡野のツートップだったのだが、
どうやらJ2というのは技術や判断力の不足を走ることでカバーすることが多いようで、
後半の途中からどこも体力が落ちてくるから、
そのあたりでスピードの威力が発揮できるのが、一番楽のようには見えた。
盛田と違い、クビツァ自身もポストだけでなく足技で切り込んでいったりできるから、
結果途中からの3トップでうまく行ったのだけど、
先をにらんでカウンターばかりでない確実な得点力向上を目指すには、
もう少し考えた展開も必要か。
福永と吉野の具合がよかった。一時期の福永の2列目的な、
前にボールを供給するばかりのプレーに比べ、
1.5列目的に積極的に前に飛び込んでいくようになり、
待望の厚い攻めができるようになったと思う。
吉野はマークにつかれるとあっという間に影の薄くなる状況から、
よく動き回って捕まえきれない動きができるようになってきていて
(J2レベルだからというのもあるだろうが)、期待大。
ディフェンス能力はやはりいまいちのようだけど。前線なら追ってくれればOK。
- ちっともこちらの部屋担当にならないので、
なかなかしゃべる機会のない鈴原さん。今日は準夜のリーダー(点滴担当)だったので、
点滴交換にいったついでに「廊下走るのは、看護婦さんで一番かっこいいね」等と、
褒めてんだかけなしてんだかよくわかんない褒め方をしてみる。
ま、「スポーツは好き、特に走るのは一番得意」だそうだから、
まるっきりはずしてはいないか。
24(月)
- 5時から同部屋の人の点滴ポンプのアラームで起こされる。
なんか体でふんずけていたため管が閉塞したとか。人騒がせな。
- お隣のベッドのEさんは今日手術。なにやら息子やら娘やらが、
臨床検査技師とか薬剤師とかで薬には詳しく、
いちいち安定剤にまで確認を入れていた。
- 今日は検査結果が聞けるかと、首を長くして待っていたのだが、
どうも午前中は外来、午後は8時近くまで手術ということで、
「まだ見てないんだ」
明日は聞けるそうだ。
25(火)
- 回診時に現れた主治医。ひとこと「no change」
ま、覚悟してましたけど…。
- 回診後に検査結果を見られるはずが、どこへやら消えてしまい、先に外出。
まあ変化ないということはすなわち再手術確定なので、
自宅から研究室にその旨連絡…と思ったら指導教官は出張でいなかったのであった。
まあいつもお世話になってるスタッフにことづけておいたが。
- 気分転換に衣類のお買い物でもしようかと思ったら、時間がなくなってしまった。
お預け。
- 日曜日にいじったCGIプログラムをアップロードしたので、
走らせてみよう…と思ったらInternal Server Errorであった。
うーん。手元のFreeBSDで走らせれば動くのに…。
- レッズの試合が日曜日に移ってしまったため、
見られなかったCCさくらの録画を、2本続けて見る。
うーん、2期シリーズになってちょっと画質が落ちたかなぁ。
話自体は相変わらずほのぼのしているけど。
#あれをほのぼのというのかな??
- 帰ってからCTの結果を見せてもらう。no changeというのはさすがに大袈裟で、
一応多少の改善は見られるのだが、1ヵ月のインターバルがあったにしては、
確かに改善は少なく、かなりがっくり。
しかしだなぁ。前回患部だと思って「ここは?」って聞いたら「それは脂肪」
って答えられたところ。
「前回はこうで比較すると今回は…」
と、今回はしっかり「患部」に変身しているではないか。
おいおい、大丈夫か? 変だと思って確認までしたのに、誤診していたとは。
まあそれで処置が変わる訳ではないので、結果的には何も問題ないんだけど…。
- いつもと違って同じ4時間半外出なのに点滴一本減らされてしまった。
おかげで夜までは点滴無しで動き回れたが…。
- 新人の武藤さんが夜の検温に。19時頃、「お食事は全部食べられましたか?」
とひとりひとりに聞いてまわっているのだが、
僕より先に同部屋の全禁食Sさんにまで聞いている。おいこら。
まさか僕まで…、と思っていたら、やはり
「浅野さん…」
全部言わせずに
「食事無しだよ」
と返してあげました。当然ついでに
「お願いだから聞かないでっ」
と釘も刺しといたんだけど、通じたかな…。
禁食無しの苦しみ(もういい加減慣れちゃったけど)を慮って、
それくらいはちゃんとチェックしてから回ってほしいぞ。
26(水)
- 気落ちしたせいではないだろうけど、患部がまた少し痛み出す。
まあ昨日の若干下痢っぽい便のせいだろう。3日くらい落ち着けば収まるはず。
- 朝廊下を歩いていたら、鈴原さんが新人の納谷さんの夜勤の指導をしながら、
2人で歩いていた。おはようございますと挨拶したら、
しっかり声がそろって返事が返ってきた。うん、気持ちいい。
- 朝の蒸しタオル、こちらも新人の武藤さんが配っていたが、
4本のうち1本、何やら冷たい。勘弁してくれぇ。1本だけだったから、
他の3本で済ませてしまったけど。
- サッカー韓日戦は、ボール支配率こそ若干高いものの、
必勝体勢韓国の前にまたしても攻撃陣が沈黙。
数度細かいパス回しでシュートまで行ったものの、
やはりサイド展開などは乏しく、無得点で終了。
韓国が1人退場したというのに、その後に失点して、守られて終わるあたり、
メキシコ戦から進歩なしともいえる。
ただちょっとグラウンド状態がよくないようで、代表の試合会場だったら、
もうちょっと何とかして欲しいなとは思った。
まさか日本にはやいボール回しをさせないための策略…ではないよな。
- CGIプログラムの方は無事動くようになった。
という訳で、他にバグがなければ明後日から掲示板復活だ。
27(木)
- 僕個人はワイドショーはまず見ないのだが、病院の相部屋などにいると、
よく部屋の人が見ているのが耳に入る。で、これは昔から言われていることだけど、
改めて、『アニメのサントラがよく効果音に使われているな』と思った。
ちなみに今日はバニーナイツとサイメビ。
- アナザヘヴンを見ているのだが、はずしたかなぁ。
どうもバタバタが目に付いて、話が浮ついているような…。
- 主治医、火曜日には木曜には手術日決まるから…、と言っておきながら、
どうも決まってないのか?回診に来た医師が知らないということは。
まあまたon callならそれでもいいけど、あまり直前には決めないでくれな。
- 大気が不安定なのか、夜稲妻が光っていた。そんだけだけど。
- 平日の23:30までFM YOKOHAMAでは、
ザランキングというリクエストチャート番組をやっているのだが、
女性のアシスタントDJは曜日毎に異なる。ちなみに木曜のDJかっきー柿本陽子が、
声は一番かわいい。
28(金)
- 4Fに水浴療法室という部屋があるのだが、一体なんだそりゃ?
- 助手の金谷さんがなにやら、
蒸留水のプラスチックボトルの底をちょん切っていたので、
何をしているのかと思ったら、消化器系の手術後の患者の腸液をこれに入れて、
再利用するのだそうだ。医療用の容器だけに、一般再利用はできないから。
でも切っている様子がなんかご苦労。
もうちょっとなんか効率のよい方法もありそうだけど。
- 看護助手には「外回り」という仕事があるのだが、何かというと、
単に検査室や薬局など6S病棟の外へ出るだけで、
病院から外へ出る訳ではないのだとか。まあそうだろうけど…。
- 夕方準夜勤で出勤してきた西部さんに「おはよう」と挨拶される。
「コンビニバイトの時の癖で…」なんて笑って言い訳をしていたけど、
まあ別になんでもいいです。
コンビニのバイト姉ちゃんも愛想のいいところとあまりよくないところとあって、
やっぱりいいところの方がいいよなぁとは思うけど、
僕の場合そもそもコンビニ使うのは深夜が多いから、
大学生の兄ちゃんばっかりだからあまり関係なかったりして…。
- 夜の検温の武藤さんにまたしても「夜の食事は…」と聞かれる。
もし今度やられたら、ちと怒ってやろうかと思っていたのだけど、
結局苦笑いして「ちゃんと覚えといてね」で終わってしまうあたり、
やはりオレって人がいい?
- 23時に便所に行ってから空を見上げると、夏の大三角が。
しかしこれがまた、時々その真ん中をパチンコ屋のレーザーの、
拡散してぼうっとしたのが横切ったりして、なんとも興ざめ。
織り姫と彦星の間も、天の川だけでなくてレーザーでもぶち切られる時代になったか。
- これは今日の話ではないが、先日から再^n放送している深田久弥の百名山、
どこの山だったか、全景を空撮した時、盛大に砂防ダムが映っていて、
景色がだいなしなところがあった。まあ無制限な土砂の崩落を防ぐ意味で、
(長期的な植林などは置いていて)他にあまりいい手がないのも確かだけど、
それで崩落が止まる訳でもないし、結局どんどん作って山の景色がぶち壊されていく、
というのも何か寂しいものが…。
29(土)
- 今日から世間ではゴールデンウィークである。
病院も一応ゴールデンウィークではある。その間は緊急以外の手術はないし。
まあそれは置いておいて、やはり休日の午前中は、面会客も少なく、
看護婦は3割減、回診担当医師は一人だけ、という訳で、
ナースステーションから離れた僕の病室ではまさに、
「のどかな休日」状態なのであった。
- 同部屋のSさんがどうもよくないらしい。
今日も4時30分頃に看護婦さんがばたばたやっているので目が覚めた。
日中も痛み止めを打ち続けているためぼうっとしているのか、
うわごとが多く、結局夕方にナースステーションの近くの個室に移動になった。
頑張って早くよくなってくださいね。自分もだけど。
- ダービートライアル青葉賞は、たいしたメンバーは出てこなかったが、
それでもまたしても関西馬が優先出走権を独占。もう10年来続いている西高東低だが、
これだけひどいのはいつ以来だったか。
- マリノスvs.ガンバの地上波放送があったので、見る。
が、いつも前半腰の重いマリノスだが、それ以上にガンバの動けないこと。
昔からどっちかというとボールを横に回すばかりで攻めの遅いチームであったが、
それにしても元気無さ過ぎ。マリノスは柳が負傷で交代し、
波戸が退場になってから1点、更に松田まで退場で9人になってからまた1点。
9人になってからかすかに人数を生かした攻撃も出なくはなかったが、
ほとんど決定的チャンスまではたどり着けず、だめな選手もだけど、
それを放置した早野監督の首が飛ぶのも間近かも。
30(日)
- 日曜日も病院では変わらず早起きなので、
午前中は9時からのJapan Rental League Hot 30(BAY-YM)を聞いている。
この中で9:50頃、番組DJのきゃんひとみを含む、BAY-FM DJが3人ほど、
流行曲のカラオケ(一部のみ)をし、そのうちきゃんひとみが歌っているのを当てる、
「きゃんひとみをさがせ」というリスナー懸賞コーナーがある。
これがなかなか面白くて結構毎週受けている。どうか続けてください。(^^
- だいぶ花粉が減ったようで、花粉症で苦しんでいた中原さんもだいぶ楽そう。
お疲れさまって感じ。
- 昨日Sさんが個室に移ったため、夜はなかなか静かだったのだが、
あまり関係なく、目が醒める時は醒めるもんだ。
それでも朝まで1度くらいだから、やっぱり慣れだな。
- 天皇賞春はテイエムオペラオーが完勝で、
この世代では一歩抜け出たことをアピール。
2着は後ろから行ったラスカルスズカが最後にナリタトップロードを差し切り、
阪神大賞典と同じ着順となったが、やはりこれは騎手の腕の差だと思う。
4着には3馬身差でステイゴールド。GI2着常連馬も、
どうもこの3頭には分が悪いらしい。
5着は更に3馬身差でホッカイルソー。元々追っかけていた馬で、
とはいえ3頭には分が悪いかなーとは思っていたので、掲示板に乗った程度で、
満足ともいえなくはないが、しいていうならやはりステイゴールドとは、
勝負になってほしかった。
6着はレオリュウホウ。単機逃げでペースが落とせるとよく粘るが、今日は2番手。
2週3コーナーで先頭に立った時にはもう後ろは詰めてきており、
厳しい展開だったが、7着以降は明らかに力落ちという訳で、6着には粘った感じ?
ひとえに順当な着順といえようか。上位関西馬ばかりだけにあまり面白くもないが。