2000年2月中旬の公開ひとりごと
11(金)
- テレビでナウシカの映画をやっていたので, なんとなく見る.
やっぱりコミックの方が好みだ.
12(土)
- 隣の人の見ていたテレビのニュースによると,
なにやらMV-4号機の打ち上げに失敗したらしい.
行革の犠牲になりやすい金のかかる研究所ということで,
予算がNASDAより一桁小さい宇宙研としては,
一回の失敗だけでも命取りになりかねないご時世だというのに….
もちろん研究面でも日本としては数少ない(?)世界の最先端を行く,
X線天文のASTRO-Fを載せていただけにかなり悔しいところ.
- H先生が家の不幸ということで, 1週間実家に帰ってお休みだそうだ.
医者といえども, やはり1週間くらいは休めるのだな, と思った.
13(日)
- 隣のOさんが外泊退院.
つまり休日だから事務の関係で正式に退院できないけど,
こんばんは外泊扱いにして, そのまま戻って来ないで書類上は明日退院となった.
これで6FSでまたオレが最年少か?
- 廊下側にいたYさんがOさんの抜けた窓側のベッドに移動.
1/31に僕が窓側に移動した時も希望していたのだが,
長くいる僕を優先させてもらっていたので,
2週間弱で移動できてよかったよかった?
- 10日に他の部屋から移って来たSさんの息子はNASDA関係者らしい.
ちと昨日の今日で時期が悪いが, 一応その関係でしゃべったりでき,
暇潰しになる.
14(月)
- どうもここの所あまりこちらに来なかった看護婦が,
部屋担当に来るようになったと思ったら,
やはりABチームがゴソッと入れ換えになったらしい.
- 巷の人々はバレンタインデーとかいって,
菓子メーカーに踊らされているはずだが(ぉぃ), どーせ俺には関係ないわい(爆).
しかしだなぁ, 頼むから今日の成果は等と聞かんでくれ, 上野さん.
3ヵ月以上入院してて, 親以外の女性が誰一人来ない20代後半独身男には,
少々きついぞ.
- 何の加減か, というか夜, ちょっと今後のことを考えていたら,
全然寝られなくなってしまい, 4時頃まで廊下をうろうろしたり,
階段の照明の下でちょっと本を読んでみたりする. はぁ, 先行き暗いなぁ….
15(火)
- 同室のSさんが退院していった. 他の部屋からの移動とはいえ,
この部屋に来て5日だからかなり短い. けっこう話の出来る人だっただけに,
ちと淋しい.
16(水)
17(木)
- CT スキャンの検査をする. だいぶ開いた前回から比べると,
ネラトンを入れて洗っていなくても,
一応それなりに患部が閉じて来ていることは確認された.
19(土)
- いい加減寝ながら本を読んでいるのに疲れてきたので,
夕飯の時間後にロビーで本を読むことにしてみた. 枕もとに比べてこちらの方が,
ずっと明るい. 更にナースステーションの前なので,
看護婦さんたちを眺めたりも出来る(ぉぃ).
20(日)
- 岸部さんに読み終った「愉快なナースのないしょ話」(小林光恵,幻冬舎文庫)
を貸す.