2000年5月中旬の公開ひとりごと
11(木)
- 鼻からの管は回診で抜けることになり一安心。
こんなの何日も入れていたくないよぉ。
- 回診だが、9:30スタートで俺の普段の病室は最後の方のため11:00頃来るのだが、
リカバリーだと最初の部屋なので隣の人が終わって10分もしないで回ってくる。
はっはやいっ。しかし包交(消毒)とセーラム抜きと動脈採血をみんなよってたかって、
一辺にやるから、それぞれの心構えができなくて…。(^^;
- 熱はあったが、根性で病室まで歩いて帰る。うーん。さすがに腹切りは痛い。
しかし、後で主治医が回ってきて、「歩いて帰ったんだって?偉い」
をゐっ、「普通はみんな歩いて帰るんだよ」のセリフは何?
- 尿のバルーンは抜けていないので、一日寝ている。寝返り打つのもなかなか痛い。
熱は39.8度まで上がる。解熱剤を打たれる。どうも構えて肩に力を入れない方が、
痛くないようだ。
- まだ夜に下痢便が出た。下剤が抜けきっていなかったみたい。
12(金)
- 朝に尿の管を抜く。どうも腹が張っている感じで尿意は怪しいが、
それでも出たことは出た。しかし点滴を入れているわりには量が少ない。
しかも1回あたり普段の半分くらいのところで止まってしまう。うーむ。
- 熱は38度1分。やっぱり解熱剤を打たれる。
- ベッドで聞いているポータブルラジオを落っことしてしまう。
腹が痛くてかがめず、お隣のベッドのEさんに拾ってもらう。申し訳ない。
- 今日から服薬を再開する。寝ながら飲むのもしんどいので、
結局頑張って起き上がって飲む。まあ便所往復を含め、運動にはなるわな。
13(土)
- 心配だった小便だったが、早朝から普通に出始める。一安心か。
- TVで柏vs.鹿島戦を見る。
- 仰向けで寝ていると、背中に入っている硬膜外麻酔があたって痛い。
固定しているテープをはり直してもらったら、今度はかゆい。むぅ。
ちなみに麻酔の中身はキシロカインだそうだ。
14(日)
- いい感じで出始めた小便がまたぴたっと止まってしまう。尿意もないし、
無理矢理出そうとしても全然出ない。あせって夜一度膀胱まで管を入れてもらったが、
膀胱までも来ていないらしく、やはり全然でない。どうも腹は張っている感じがある。
結局点滴を一本追加した結果、明け方になってようやく出た。ふう。
- 手術から戻ってきたときに担当だった看護婦の西部さんが、
夕方回診車の整備をしていたのでだべる。
「意識が戻ったときに「深呼吸して」っていっても1回して、すぐ止めちゃうから、
呼吸数数えようとしてっも1回とか0回とかばっかりで…」だそうだ。
そんなんでも大丈夫なんだねー。自分じゃ分からんから緊迫感ゼロだけど。
- 京王杯SCは人気のグラスワンダーが大敗。危ないなーとは思っていたが…。
大外強襲のスティンガーがまとめて差し切る。来るとは思ったが勝つとは…。
やはりさすが武豊といったところか。
- 水戸戦だったが、TVSでは放送がなく、NACK5のスポーツニュースで結果を聞く。
2-1だそうで、また失点したんかい。いかんなあ。
15(月)
- ふと気がつくと、今日は採血がなかった。
毎週月曜は今まで28週正月以外ずっととっていたのに、どうしたんだ?
- 薬を飲むぶん以上の水を飲んでよくなる。喉はそんな渇いた感じはしないのだが、
それでもうれしい。
- 夕方雷が鳴る。暖かいところに寒気が入り込んでのものであるが、春なのにぃ。
16(火)
- 硬膜外麻酔を抜く。徐々に腹の張った感じが取れてきて、
小便はすっきり出るようになってきたが、やはり腹の切ったところが痛くなる。
まあしばらくの辛抱。
- 隣のベッドのEさん。なにやら検査の予約が取れず、29日まで何もないのだとか。
それまでずっと外出ということになるようだが、外出中も入院費は取られるんだよな。
ご愁傷さま。
- 緊急入院だとつかない担当看護婦。どうやら1月に頼んだ分は、
忘れられていたらしく、もう一度頼んだらようやく西部さんをつけてくれた。
まあ別に担当看護婦といったって何をしてくれる訳でもないんだけどね。(^^;
17(水)
- 入院して7ヵ月弱、はじめて阿部さんが俺の部屋の担当になる。
6S一のベテランさんで、別に特別に親切とか美人とかいう訳ではないけどね。(^^;
あと中原さんなんだけどなぁ。彼女には来てもらいたいなあ。
まあ来なくても適当に廊下で出っくわして喋ってたりもすることもあるんだけど。
- 同部屋のHさんが手術。昨日小さい処置があって、連日のストレッチャーのり。
頑張ってくださいまし。
- 今日から薬に少々変更が入る。しかし何の薬か聞き忘れた。後で聞いとかなきゃ。
- TBSでJリーグ中継があったのだが、相変わらず見ずらい見ずらい。
BSが見られない以上VHFとTVSでやるのは少ないので、他に見るものはないのだが、
やっぱりなぁ。
18(木)
- 抜糸。といってもずるずる引き抜くとかいう訳ではないが。意外に痛かった。
- 某首相の神の国発言。どうもこの首相、自分では信念だと思っているものが、
軽いんだよな。で、口も軽いのか。ただの神道系の集まりへのリップサービスで、
別に主権在民を軽視とか考えていたなんとはこっちだって思わないけど、
理論武装という点ではまるでなってないような。
- もう一こ、体罰容認発言の方だが、こっちは必ずしも反対でなかったりする。
場合によってはしゃべって頭に吹き込むより体で覚えさせた方が良いものもあると、
俺は思っていたりする。
ただやはり注意に反応するレベルは学生によって違う訳で、
一方では同じ注意をしても、体罰が逆効果になる学生もあるのに、
体罰をしないと効果がない学生もいて、
見た目としては不公平に映ることもありうること。
だから使いどころは結構難しいよね。
そんな微妙な使い分けができる教師がそんなにいるかというと…、
多分ほとんどいないだろうな。
- 湘南戦。室井の骨折に続き、なんと小野も肉離れで再び戦線離脱。
福永もダウン。CBは土橋が入ってかろうじてしのぎ、
FWは大柴のすばやい復活で何とか助かる。
結果はというと、意外にDFは安定し、久々の完封勝ち。
それにしても永井の4人ぬきはびっくり。こんなのキャプテン翼だけかと思ったぜい。
「見た見た?」って行ってまわりたかったのだが、言う人がいなくて悔しかった。
20(土)
- ついに流動食がスタートする。「流動100」って、100Kcal のことだろうか?
まあまだ固形物はないのでなんだけど…。あと3日の我慢!
ちなみにおもゆとだし汁とフルーツ果汁であった。
- 今週休暇だった鈴原さんがいきなり今日の入りで出てきて意表をつかれる。
まさか週明け前に出てくると思わなかったから。もはや最近の朝の散歩、
鈴原さんの顔を見て挨拶するのが目的の1/3位占めている感じ。(^^;
- 手術後はじめて髪を洗う。首にIVHを入れているので、
濡らさないようにするのがちょいとしんどい。さらに腹を切っているから、
前にかがむのがやっぱりちょいとしんどい。
- ケツから入れていた管をようやく抜いてもらう。これで座れる!
結構あたって居たかったんで。
- いきなり点滴の経路から血がが逆流した。ほっとけばまた流れ出すので、
そう心配はないけど、なぜぇ?