1999年12月下旬の公開ひとりごと
21(火)
- ネラトンを2本ほど14frに細くする。こちらは大丈夫だろう。
22(水)
- 今日で入院2ヵ月。当初の予定なら、
遅くともこれくらいには退院しているはずだったのだが…。
- 夕方、クリスマス回診と称して、医師が3人サンタの格好をして、
クリスマスカードを配ってまわる。10年前に内科に入院した時は、
看護婦さんがキャンドルサービスやっていたような。
6北では夕方、ロビーでなにやらやっていたし、やはり科によって違うのだろう。
- お、隣のベッドのNさん、なにやら看護婦さんと写真とったりしてる。
うーん、結構素敵な看護婦さん多いし、なんかうらやまし。
ちなみに僕にはそんな行動力なし。
- で、行動力も何も、今日も37.9°Cの熱発。
23(木)
- おそらく熱はIVHのところから黴菌が入ってのものだろうということで、
IVHを抜く。なにやらここんとこr首も痛かったし、ちょうどよかったか。
- で、一時的に腕からサーフロー(点滴針)を入れての点滴になるのだが、
医師が入れるのだと思っていたら、看護婦の樋口さん。
そのせいだからという訳ではないと思うけど、思いのほか痛かった。
- この腕からの点滴、腕を曲げるだけで落ちる速さが変わる。6時間で1本、
1日4本だが、1本目から早速3時間超過。なんだかなぁ。
24(金)
- 今日から西部さんとか砂田さんとか、若いきれいどころ(?)は3連休だそうだ。
で、来たのは、ベテランさんが中心。さては狙ったな。
どーせオレにはかんけーねーさ。ふん。
- ちなみに一番若い上野さんだけは来ていた。なんか金溜めモードだとか。
大晦日の準夜にも来るらしい。
- 細くしたネラトンのうち1本を抜く。1本でも抜けるとだいぶ楽になる。
- 昔通っていた英語塾の先生(というかご近所さんといった方が正確かも)が、
お見舞いに来てくれる。しゃべっていたらやたらと腹が減った。
やっぱり腕からではカロリー不足か。元の1620Kcal→1050Kcalだからな。
28(火)
- 明日から年末年始休業モードということで、この月火で18人退院したそうだ。
ベッド数が約60だから、ほぼ1/3。手術前の人などは外泊に帰るし、
食事運搬車が普段の2台から1台(36人分)になった。
- ネラトンをさらに1本抜く。これで前回の手術前とほぼ同じになった。
これからが問題だな。
- Yさんが退院して、他の部屋からKさんが回ってきた。腸閉塞で、
やはり今日退院予定だったのがまた再発してしまい、年越しになったのだとか。
29(水)
- 看護婦さんが休日体制になり、一気に人が減る。
- IVHを入れ直す。前回は全身麻酔中に首に入れてしまったから全然痛くないが、
今回は局部麻酔(局麻)で、鎖骨下に入れる。10年前にやった時は、
そんな痛くなかったような気がしたのだが、今回はちと痛かった。
やっぱり局麻そのものと、固定のために皮膚に縫い付けるのがねえ。
- IVHを入れる前、最後の腕からのトリフリードがだいぶ遅れて速く落としたら、
腕が腫れてしまった。さすがに無理があったような。
30(木)
- どうも先週今週と、シーツ交換が来なかったので、要求して替えてもらう。
そりゃ、汚したシーツのまま年越すのはちょっとねぇ。
- いい加減頭が痒いので、奥田さんに洗ってもらう。
- 親が年末で仕事納めがすんだので、相模原の下宿まで様子を見に行ってもらう。
ごみの方は冬ということもあり、虫が湧くようなこともなく、ほっ。
しかし案の定、水道の方は止められるようだ。ガス検査の案内も来ていたが、
これは本人がいないとできないから、退院するまではどうしようもないな。
31(金)
- 大晦日、といってもほぼ普通の休日みたいなもん。
- 高校サッカーは武南があっさり負けて、埼玉県勢は最近さっぱり。
- 今日は日が変わるまでテレビを見ていていいというので、紅白を見る。
もっともお年寄りの人たちは、最近の若い人たちはさっぱり分からんと言って、
意外に見ていないらしい。まあ分からんというのはよく分かるが。
- 面倒なので、年賀状は年が明けてから少しだけ手書きで書こう。
病室を書いておけば、何人かはお見舞いに来てくれるかな。(^^;
- って訳で、今年は病院で年越し。よいお年を。