設定的に近未来のアメリカ(=有名な外国)を舞台とした航空/宇宙技術開発ネタ,
ということで, 説明部分が他の作品に比べてやや多めかもしれません.
あとがきでの記述から,
マニアック過ぎるというのは笹本さん自身も分かってやっているようで,
それだけにかなり遠慮なくつっ走っているので, このあたりの説明の多さは,
興味がない人にはついていけない世界になってしまうかもしれません.
リアリティは結構高く, 面白いことは面白いと思いますが,
それだけに逆にちょっとした間違いとか詰めの甘さ(?)とか,
結構気になったりして. (^^;
やはり楽しんで書いてそうなのが伝わってきますね.
やや書きたいことが表に出過ぎて逆に話の展開的に気になる部分がないわけではないですが,
読む方としては, それより次々と出てくるアイディアを楽しんでみるというのが,
一番いいのかもしれません.
それにしても正直いうと,
あれだけ短期間でほいほいと有人宇宙船を飛ばせる状況というのは羨ましい限りです.
(^^;