外字について知りたい

(立方メートル)や(平方センチメートル)など、よく使うのに記号にない字ってありますよね^^;そんなときに使うのが「外字エディタ」という機能です。
Windowsでの外字の概念ですが、あくまで外字というのはWindowsに依存するものであって、IME(日本語変換ソフト)に依存しているわけではありません。MSIMEを使おうがATOKを使おうが、外字を作るにはWindowsの標準機能(ない場合は後からでも追加インストールできます)である「外字エディタ」を使うのです。ちなみにデフォルトでは、スタート - プログラム - アクセサリ の中にあるはずです^^
さて、使い方は割愛させていただきますが、この外字ファイル、これはあくまでそのPCにしかないファイルなので、外字を使って作ったファイルを他のPCで読み込んだ場合は、当然文字化けします(笑)PCは、実際には外字を「コード番号」で読んでいるだけなので、同じコード番号に保存されている外字が表示されてしまうのです。
こういったトラブルを防ぐためには、ファイルの互換が予想されるPC間で、外字ファイルを同じにしておけばよいのです。
外字ファイルは
C:\Windows\Eudc.tte というファイルです。しかし、このファイルはシステムファイルのため、Windowsを起動中には消したり上書きしたりすることはできません。一つのPCからこのファイルをコピーしてきたら、一旦 C:\Temp などのフォルダに置いておき、MS−DOSモードを使って上書きコピーするのです。
但し、注意しておくことは、今までに外字を使ってデータを作ったことがある場合に外字ファイルを変更してしまうと、当然のことながら外字は先述の原理によって置き換わってしまうということです。
以下に、その例をあげます。(DOS/Vマシンで起動ドライブが C の場合)
コピー元のPCから
C:\Eudec.tte というファイルをコピーしてきます。
コピー先のPCに
C:\Temp というフォルダが無い場合は作り、その中に先ほどのファイルを貼り付けます。

−−−−−ここまではWindows上の操作でできます−−−−−

MS-DOSモードで再起動します。
以下、次のようにコマンドを入力してください。

C:\WINDOWS>cd c:\temp (エンター)
C:\TEMP>copy eudc.tte c:\windows eudc.tte /-y (エンター)
上書きの確認がでたら y を入力しエンター
C:\TEMP>exit (エンター)

−−−−−これで外字ファイルは置き換わっているはずです−−−−−

 

 

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