ニューモデル「サイバーメガテン」、またとんでないクラブのようです。
ステンレス系の素材を使ったクラブとしては世界最大のヘッド体積330M。ステンレスだからできる巨大な慣性モーメントは実に3700〜3800g/C!フェースに当たりさえすればボールは飛んでいく。
「重心を低くすれば飛距離は出るがスイートエリアは狭くなる、スイートエリアを広げれば重心は高くなって飛ばない。」というのは『チタンの常識』であってこのクラブにはその理論は通用しないという。どういうことなのだろう?
メガテンを使えばCOR(反発係数)を0.9にすることは可能だという!チタンではそんな数値は不可能でしょう。まさに目が点!
フェースの厚さは厚い部分でも2.2ミリ、スコアラインの部分では1.8ミリ!そんなに薄かったらチタン素材では強度を保てないのでスコアラインを彫れない。これもチタンを遥かに凌ぐ強度と粘りを持つメガテンだからできる芸当。
サイバーは2ピース構造。ボディーを一体で鋳造した後フェースを溶接している。そのほうがヘッドの剛性が高まりCOR値も上がる。でもなんでフェースの裏側まで溶接されてるんだ?表側しか溶接できないはずなのに!溶接棒をホーぜル穴から突っ込んでいる?まさか。
製法も謎?各メーカーの開発担当エンジニアも首をひねるばかり。