さて、S−YARDといえば思い浮かべるのは不動裕理プロもいまだに使っているこのT301だと思うのですが(お世話になった人も多いでしょう?)、これなんと今でも作られているんですよ!知りませんでした(^-^;)。さすがに本数は売れていないでしょうが250M45インチというスペックを一般化させた「チタンの名器」と呼べるのかも。フックフェースの印象があったのですが今のクラブと比較して見てみるとむしろストレートな感じです。今のクラブがそれほどフックになっていると言うことですね。慣れというのは恐ろしい…。

セイコーのクラブでカタログ落ちしているものはないのだそうです。これも驚きです!


こちらはニューアイアンのu21。軟鉄鍛造。

バックフェースが3段階に削られていますが、フェースはそれほど薄く作られてはいません。打感を考えるとある程度の厚みは必要なのだそうです。

S−YARDのアイアンってチップ径もフローしているって知ってました?当然ホーぜルの穴もロングアイアンほど細くなっています。


こちらはシニア向けになるでしょうか、C−2。純チタン製のボディーでネックの曲げがきくそうです。

シャフトのフローが大きいのが特徴です。長いものはウッドのようなしなりを持たせているとか。ただしショートアイアンはあまりしなり過ぎると打ちづらくなってしまうので通常のアイアンに近いものになっています。






「私達は素人集団ですから。」

と田中さんは笑いますが、理論をふりかざすのではなく

徹底したヒューマンテストによって作られているセイコーのクラブの完成度は高いものでしょう。

市場に出してもハズレがないのもうなずけます。

「S−YARDはおじさんのクラブ」なんて考えてると

今度のT9で足許をすくわれるかもしれませんよ。

来月のゴルフレッスンコミックに御期待下さい。









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