佐藤プロ好調の秘密

「スイング中どのポジションでもオンプレーンになった。
ティーショットでのトラブルは考えられない。」
これはタイガーを評したブッチ・ハーモンの言葉
これは今の佐藤プロにもあてはまる
「今までは振り遅れのドローを打っていた。右へ打出すのはプレーンが歪んでいたから。」
もともとフック打ちだが今年は左を恐がらなくていい。好調なショットの裏付けとなるのは井上流オンプレーン理論。
「井上君は頼れるティーチングプロ。」と絶大な信頼を寄せる。
ショットのプレーンが良くなったことでパッティングのイメージも変わったという。「真直ぐ引いて真直ぐ出す」から「球を捕まえる」イメージへ。ワイプ式のストロークということだろうか?「去年の終盤、井上君に言われてL字をためした。」という。もともと日本を代表できるくらいパターの上手いプロだったが、さらに磨きがかかった。
エースパター、mizuno proのアンサータイプ、RH−63。これは97年からずっと変わってない。
「コース、グリーンによってパターを変えることもしない。」これも名手の条件。
メンタル面の充実。これが最も変化した部分。
「自分はカッとしやすい性格なので淡々とプレーするプロに憧れます。
また自分もそうなりたいと思っています。
いいときも悪いときも同じだね。
そういわれるようになりたいんです。」
今では信じられない話だが去年まではクラブを地面に叩き付けることも度々あったという。
「一度アイアンを叩き付けたときに飛んだ土がギャラリーの方にかかりそうになって…
それですごく後悔して…それ以来そういう考えになりました。」
今年そんな場面は一度も無い。
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「レッドベタ−理論を具現化するマシーン」
全盛時代のファルドがそうだったのなら
井上流オンプレーン理論の
一番の実践者が佐藤プロ
オンプレーンならボールは曲がらない自信がある