理想のスピン量２

ダウンブローでフェード打ち

アイアンでの強烈なスピンが持ち味のＹＭＰさん。

グリグリ球を止めるのは得意だが、ドライバーでは得意技が仇になっている部分もあるようです。

意外にも？パワーヒッターであることが判明したＹＭＰさん。５０m/sは飛ばし屋の数字。ただし、一番飛ぶスピン量は２３００回転前後と言われていますし、「ヘッドスピードがあれば２０００回転以下でも問題はない。」（宮本さん）という中、この数字はスピン量過多でしょうか。

なぜこうなるかというと、ＹＭＰさんのヘッド軌道が上から潰すようにフェードを打つ軌道だから。だから打ち出し角も低くなっています。５０m/sのヘッドスピードなら１２～１３°前後が飛ばしには理想だといわれています。

神妙にモニターを覗き込む。フェードヒッターらしくボールの打ち出し方向も左へ低く出ています。ただスピン量を減らせばもう３０ヤードくらい飛ぶのでは？

やはりスピンのかからないディスタンス系のビームが一番飛ぶ結果になりました。

「カニ走りスピン」、「左へ行かないスペシャル」、「ＦＷパンチ」など多彩な技を駆使するＹＭＰさん。

「一発飛ばしのカチ上げドロー」を覚えてスピン量をコントロールできるようになれば鬼に金棒！