「AD」とはオールディンプルの略(のはず)です。この当時はまだディンプルのヘこみの中にロゴマークを印刷する技術がなくて、マークの下はディンプルがありませんでした。つまり一部分だけつるつるだったわけです。空力的に見たらいいはずありませんね。
ボールの全面にディンプルが施されたことをウリ物にしたボールです。当時ADレクスターというのもありましたっけ。
裏面にはmaxflyと入ってます。DUNLOP65よりも古い?わけないか・・・。
ディンプルがmaxflyのロゴマークを避けてますね。マークの下は平らです。
緑色というのは赤のよりも柔らかいボールということですね。
このボールも20年くらい前には発売されていたボールです。記事を読んだおぼえがあります。ディンプルの深さがボールの赤道部分が深く、ロゴマークのあたりが浅くなっています。つまり空気抵抗を均一にせずに曲がりを減少させようというアイデアです。ロゴを目標に合わせてセットすることでサイドスピンを減らそうということです。当時、「スライス減少ボール」とか言って売り出されたのではないでしょうか?たしか。
スライスだけでなくフック回転も減少するのでしょうけど。パーシモン時代は「Mr.バナナ」と呼ばれる人がまわりに必ずいたものです。その人はアドレスで45度くらい左を向いて強烈なバナナスライスでフェアウエイに戻すというゴルフをしていました。スライス減少はアマチュアにとって悲願でした。
今はフックを打たせるクラブが主流になったのでそんな人はいなくなりましたね。