「もし私が新たに別のコースの管理をすることになったら、地元の気象台に行って気象のデータをもらってくることからはじめます。」とヒロシさん。芝生という植物が相手の商売ですから、グリーンキーパーの基本は気象ということですね。

これは事務所に置かれた雨量計。

気象のデータを取る百葉箱。グリーンキーパーの大切な道具のひとつ。ゴルフ場には必ずあるそうですから今度探してみて下さい。
ゴルフ場に来て、ゴルファーが足を踏み入れない場所、管理棟を案内してもらいました。これは贅沢な経験ですね。役得です(笑)。

まずこれは、グリーンを刈るグリーンモア。一人に一台、専用の物を持ってます。グリーンキーパーの命ですね。

「モア」とは芝刈り機のことです。
ちょっとピンぼけになってしまいましたが、グリーンモアの刃。切れが悪くなったら自分で研ぐのだそうです。上手く研げるかどうかもグリーンキーパーの腕のうちだとか。

これはエアレーションの穴をあけるグリーンセア−。

よくグリーンが穴だらけのことがあるでしょう?でも文句をいっちゃいけません。芝の育成のことを考えたら毎月でもやりたいそうですから。
このピン状の物、本名は「タイン」でボコボコと穴を穿っていきます。
タインをお土産に(?)もらっってきました。口径を変えることであける穴の大きさを変えます。
これは乗用のグリーンモア。モアがふたつ付いてるので速く刈れるそうです。





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