315の重心位置は低く浅く設定されています。プロの意見をもとにこのウェイトの場所が選ばれたと思われます。
重心距離は34.5ミリと短かめで、SS高は31.5ミリと低重心化されています。
330は逆に深く高い位置に重心が設定されています。フェース高も低く、いくらかシャローになっていますね。
いま300Eを使っているゴルファーにはこちらがお勧めのようです。スピンがかかりやすく楽にボールが浮いてくれるでしょう。
見た目の一番の違いはフェース面が無塗装になったこと。
無塗装のほうが雨の日にスリップしにくいそうです。
それと塗装膜1枚でも打球音が違ってくるのだとか。S2には発泡材が入っていないこともあって「キーン」というほどではないにしろ金属っぽい打球音がします。
無塗装のフェース面は広く見えるため、フェースが大きく見える事を嫌う福島晃子プロは、フェースの部分に一部かかるように塗装を入れているそうです。