ショートアイアンではボール全体が潰れるということはありません。カバーの素材が重要になってきます。プロV1のソフトなウレタンカバーがショートアイアンでのスピン性能を生み出しています。
また、表面のカバーが薄ければ薄いほどパッティングやアプローチでのタッチがよくなるそうです。
プロV1のカバーは極薄の0.76ミリ!1ミリ以下なんですね。このカバーは特殊な科学変化をさせることによって通常のウレタンカバーに比べ非常に強いものになっています。ケバ立ったりすることはありません。
ただし、スピンがかかるといっても、「スピンタイプ」を全面に出したボールや糸巻きほどは強いスピンはかかりません。今のプロは自分の思った以上にスピンがかかって戻ってしまうのを嫌うようです。
これは他メーカーの開発の方から聞いたのですが、プロから「もっとスピンを減らしてくれ」というリクエストもあるとか。
プロはアイアンやアプローチのスピン性能を第一に考えていると思っていたのですが最近ではそうでもないようですね。飛距離のメリットもあると思いますがボールの進化によってプロの考え方も変わってきているのでしょうか?
飛んで止まって軟らかいというゴルファーの夢のボールに現在一番近いものがプロV1なのかもしれません。
さて、eliotはタイトリストのProシリーズにはV2、V3というボールもあると噂で聞いていたのでそのへんも伺ってみると・・・どうやらプロトタイプとしてはあるようです。そちらの方が完成度が高いとも聞いていたのですが(あくまで噂です)、V1がこれだけ売れているのですからすぐに市販ということはないようですね。
ただ、V1とは「バージョン1」ということですから2、3も今後発表されることは十分に予想されます。もっとすごいボールなのでしょうか?楽しみです!