「私達はゴルフ用品の専門メーカーなんですよ。ゴルフ用品以外のものは何一つ作っていないんです。」松尾さんのこの言葉が、キャロウエイの頭抜けた開発力の秘密を端的に表しています。考えてみればクラブを作っているメーカーは親会社の一部門でしかないところが多いですよね。こうしたところはどうしても「売る」ためにいろんな制約がついてきます。（デザインにしても使う材料にしても金銭的にも…）「私達のデザイナーは何の制約もなく最高のものを作ることだけを目指しています。つねにゴルフのことだけを考えているんです。」他と違うところがあるとすればここでしょうか。
「ぜひカールスバットにいらして下さい。キャロウエイの工場を取材することはゴルフの仕事をするうえで絶対にプラスになりますから！」と松尾さんに誘っていただきました。「eliot、キャロウエイの本拠地に潜入す！」面白いと思うんだけど、どっかで企画として通らないかな？
キャロウエイから何も貰ってませんよ、念のため（笑）。偽らざる感想を書きました。「取材に行ってホントよかった」と思えるメーカーでした。