その前にちょっとmiznoproブランドについて

長く親しまれていたmizunoproですが、300Sが最後になりました。300Eが300Sと同じイメージで発売されましたが、その性格上300Eに「mizunopro」のブランド名をかぶせるわけにはいかなかったそうで、「海外ではmizunoということもあり、今後はmizunoで統一することになりました。」(市川さん)ということでミズノプロというブランドはなくなってしまいました。S−10もブランド名は「mizuno」です。




中空がキャビティーを駆逐する時代は来るか?

No.1アイアンメーカが作ると中空アイアンはこうなる、というのを今回の取材で見せてもらいました。

余談ですが、sinnkuukannkouzouと日本語入力すると「真空管構造」と変換されてしまうので、ミズノ全社のパソコンを「新空間構造」と変換するようにしたとか。(笑)


ドライバーがチタン一色になってしまったのは「前のモデルと比べて明らかな性能差」を誰もが感じたからでしょうが、アイアンの場合はなかなかそうはいかないようです。フラットバックからキャビティーに変えてもドライバーほどの変化を感じなかったでしょう?これが中空になったら…。プロモデルとして作られたS−10よりもE−10のほうが中空アイアンの可能性を示しているかもしれません。

アイアンで飛距離というと「邪道」といわれてしまいそうですが、アマチュア用として考えた場合、飛距離不足に悩む人にとっては福音となるでしょう。球が飛ばなくなってゴルフをしなくなったというシニアの方も多いと思います。女性ゴルファーにも武器となるでしょう。そう考えると「飛ぶアイアン」も悪くないと思いますが。

「キャビティーが無くなることはないとおもいますけど…。」と市川さんは言っていましたが、将来はその飛距離性能が一般ゴルファーにも浸透して、(E−10は音が消してありますが)打つ度に「キーン!」という音がする中空アイアンを誰もが使う時代が来るのかもしれませんね。





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