時代の流れとはちょっと違う?


TOUR STAGE Whopper420

420CCのヘッドサイズを持つドライバーですが

シャフトレングスは43.5インチと44.5インチのスペックです。


短尺・デカヘッドという最近流行のドライバーですね。

420CCというのは驚きです。

Whopper(ワッパー)というのは「途方もなく巨大なもの」という意味だとか。

ただ、ワッパーは他の400CCモデルとは違うコンセプトで作られています。




最近の400CCモデルは極端にディープフェース化され、強烈な低重心と「巨大に見えない」ということに特徴がありすが、



ワッパーは横方向に体積が使われ、上から見た投影面積はかなり巨大なものになっています。

BSはアベレージゴルファー向けと考えているようですね。



後方まで大きくしたヘッド形状。かなり重心位置は深そうです。重心位置を低く浅くしてスピンを減らすドライバーが多い中、これはちょっと異質なものです。

スピン量は増えますが、慣性モーメントは大きくなり、スウィートエリアは420CCの大きさとあいまって途方もなく大きくなっているはずです。

アベレージゴルファーにとってはこうしたドライバーの方が扱いやすいでしょう。



RV10などと同じSAT4021βチタンのフェースはこういった構造。

薄い部分は2.4ミリ。高反発を狙うと言うよりか、フェースの重量を軽くして重心位置が浅くなるのを防ぐ工夫かもしれません。




いたずらに飛距離追いかけるよりも打ちやすさを追求したドライバーです。

無くなってしまったビームの後継モデルと考えていいでしょう。

ちょっと力のある女性やシニア層にも喜ばれるモデルだと思います。









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