ヨーロッパ編2




ヨーロッパ4ヶ国 のんだくれ 98.10




ヨーロッパ13日間個人旅行、ドキドキ・・・
アムステルダム1泊、フランクフルト2泊、ローテンブルク1泊、ミュンヘン2泊、ウィーン3泊、バルセロナ2泊の旅!

全体のはなし


気候について
バルセロナ以外は東京の11月程度の気温でコートがあったほうがいいです。でも昼間天気さえよければ薄手の長袖でちょうどいい感じです。バルセロナは昼間は半袖、夜は薄手の服を羽織ってという気温でした。

バスルームのなぞ
GWの旅行で洗面器の便利さを実感した私。今回も100円均一で購入し、持って行きました。 ところが・・・宿泊したホテルすべてシャワーはコードがついていて伸びました。あれ、ま・・・。去年ツアーで使ったホテルが安いホテルだったからなのか?それとも英語圏の国にあの手(壁に取り付けられてるタイプ)のシャワーが多いのか。なぞ・・・。

トイレのなぞ
各都市様々なトイレを使ったけれど、この旅行で滞在したホテル、食事をしたレストラン、たまたま入ったトイレ、どこにでもブラシがセットしてあるのです。きれい好きのお国柄なのか? それとも食生活のせいでくっつきやすいのか?トイレの構造によるのか?このブラシ、デザインがシンプルでかつ機能的です。日本で売っているようなすっぽり収納って感じではないので、 取ったりしまったりが楽。欲しかったけどかさばるのでやめました。(写真も載せたかったけどホテルのは・・・ねぇ・・・)

街の比較あれこれ
ヨーロッパの街並みはどうしてこんなに絵になるのだろう・・・。それを見ているだけでも 大満足です。石畳はかっこいい・・・でもスーツケースは運びづらい・・・、ヒールも大変では?

<<アムステルダム>>
石畳、隣の建物とくっついているかのようなつくりの街並み、運河。とっても絵になります。 どこの通りもこういう造りが多く、近代的な建物は少なかったです。滞在した間あまり天気が よくなかったのですが、濡れた石畳がきれいに街の明かりを反射して雰囲気がよかったです。 アムステルダム中央駅は東京駅のモデルにもなった煉瓦作りの建物。本家だけあってかなりの 迫力でかっこいい!!

<<フランクフルト>>
近代的な建物が多かったけど、中央駅は大きなドームでいい雰囲気です。怪しい人もちょっといるけど。またマイン河にかかる橋がとてもかっこよくて散歩に適しています。のんびりと河の流れを楽しめます。

<<ロマンティック街道 ハイデルベルグ、ローテンブルク>>



ハイデルベルグの街並み

中世の街にタイムスリップしてしまったかのような城壁に囲まれた街。街自体が観光地と言った感じで歩いて散策できます。また城壁にはあがることができますので、あがってみて銃の窓からのぞいてみるのもいいかも。

<<ミュンヘン>>
大きな下町と表現されるこの街はとっても人情味があります。駅で地図を見ていたら、「MayI help you?」と声を掛けてくれたし。街は近代的な面もありますが、歴史がうまく混在しているといった感じ。そしてなんと言ってもビールでしょう!!札幌市と姉妹都市かなにかになってるようです。

<<ウィーン>>
激動の歴史あり、華麗な建物あり。大人の都市と言うイメージの街でした。とてもおしゃれな人が多かったです。 またちょっと郊外に出れば大自然の森があり、日帰りのピクニックに最適。こういうゆとりって本当にいいですね。

<<バルセロナ>>
な、なぜかあやしい・・・。街はとってもラテン系のノリって感じで緊張感も漂います。地下鉄では他の街よりも乗り換え等が不便でした。(東京みたい)

そして言葉は通じるか?
アムステルダム、ドイツ、ウィーンはたいがい英語が通じます。しかしバルセロナでは英語で質問してもスペイン語で返ってきちゃうこともしばしば・・・。できれば「ありがとう」とか「おはよう」とかは現地の言葉を覚えたいものですね。使う機会も多いですし。私たちはドイツ語の「ビールを2杯ください」と「お勘定お願いします」だけは完璧よ。(^^ゞ




アムステルダムのはなし




ホテルの窓からのながめ


ホテルが違う!
予約を入れたホテルにって見ると・・・歩いて別のところに部屋があると言われる。不安・・・。ボロボロなんじゃないの???(ここまでの会話は英語でしたが、内容を理解できたのは身振り手振りによる。私もボディランゲージで奮起する!フロントのお兄さんに笑われる) と、ところがそのホテルは予約を入れたホテルよりも数段クラスが高いDolen Hotelでした。市内最古の開業と言われる歴史ある4星ホテル。フロントから上を見上げると吹き抜けの回廊のようになっており、まるで映画の世界。豪華絢爛といった感じではなくすべて重厚な造りで 重みのある雰囲気でした。部屋に入っても素敵な家具にしばし小躍り!

オランダと言えば・・・
風車よね〜、木靴よね〜、チューリップでしょ〜。だってフランダースの犬にも出てたじゃん! (だんなにあれはベルギー、アントワープだと訂正される)アムステルダム中央駅から電車で20分くらいのところにガーンセ スカンスという街があります。ここには風車があって観光用のお店も出ています。チューリップの球根が売っていたり、アロアがかぶっていたようなレースの帽子も売っています。またチーズ工場では作っている様子を観察でき、試食もできます。手軽に行けるのでおすすめです。#アムステルダムのそばにゴーダチーズで有名なゴーダがあります。

それから知らなかったことですが、オランダってNederlandenと言うんですね。英語はネザーランドと言うような発音。で、オランダってのはどっからきたんだい?と思ったら、愛称とも言うべきHollandから来てるんですね。おみやげにもこっちが入ってることが多かったです。勉強になったぞ。

手軽なおやつ Kroket
文字からも想像できる通り、コロッケの元になった食べ物です。横長の俵型といった感じです。 私はレンブラント広場の側で自販機で買いました。2G(ギルダー 1ギルダー70円程度)を 入れると扉が開くしくみです。ころもはカリカリと香ばしく、中身はジャガイモ、挽肉がトロリ〜と入ってます。けっこうコショウがきいているのでソースは不要。豪快に食べよう!!




ドイツのはなし




ミュンヘン 新市庁舎からの街並み


みんな知ってることなのかな(ドイツ)
ドイツの国名はDeutschland(ドイチランド)。ここからドイツという名前が 来てるんですね。ジャーマニーからドイツって変だと思ったのよね。もしかしてこういうことは みんな知ってることなのかしらん。(^^ゞ

大聖堂からアルプスは見えるか?(フランクフルト)
子供の頃大好きだった「アルプスの少女 ハイジ」。ハイジがフランクフルトのクララのところに預けられて、山に帰りたくなり、夢遊病になってしまう。そんなとき大聖堂に登れば、見えるかも・・・と登ったところです。子供ながらにハイジになりきり涙しました。この大聖堂には登ることもできます。狭い螺旋状の階段をえんえんと上り続けるとフランクフルトの街が一望できます。3DM(1DM80円程度)。あまりの高さと疲れとで足がわなわなと震えました。(スリル満点ですので、高所恐怖症の人はやめましょう。)結局ハイジと同じでアルムの山は見えなかった・・・。

フランクフルトと言えばソーセージ!(フランクフルト)
そのまんま〜って感じだけど仕方ない・・・。街角で気軽に買えます。またレストランのメニューにも+ザワークラウトとセットでありました。中央駅では3種類のソーセージが焼かれてて パンに挟んでくれます。ケチャップはなくて酸味あるマスタードをつけていただきます!これがおいしい!!ちょっと小腹が減ったとき、軽い昼食にピッタリです!

庶民の生活は市場でのぞこう1!(フランクフルト)


小売市場のようす

モダンアート美術館そばの小売市場(Klerinmarkthalle)は球根やガーデニング用品、チーズ、肉や加工品、野菜の市場で大きなホール(というか体育館みたい)にいくつものお店が並んでいます。屋根があるので天気が悪くても平気です。球根はとても安かったです。 それからここの地下にトイレがありますよ。0.70DMを入れると入れます。(ここで私は助かった。ほんと旅行中はトイレに悩まされます。特にビールを飲んだあとは・・・ね)

これは絶対食べよう!(ローテンブルク)


観光用の馬車も走ってます

散策に適した中世の街並みそのまま。マルクト広場のそばのアイス屋さんでアイスを買いましょう!そして「mit Sahne!(ミット ザーネ)」と頼みましょう。Sahneは生クリームのことです。これが甘くなくて、アイスの甘さとつめたさを和らげすごくおいしくしてくれます!0.60DMです。試してみましょう!

幻想的な城 (ノイシュヴァンシュタイン城)


ノイシュヴァンシュタイン城

あまりにも現実ばなれしたこの城を山の中腹に見つけたとき、息を呑みました。そしてため息。 とても幻想的で自分の目を疑ってしまうほど。白亜の城、白鳥城そのもの。ルードヴィッヒ2世の生涯の象徴と言った感じです。童話の世界で王子様やお姫様が住んでいるかのよう・・・。またディズニーのシンデレラ城のモデルになったことも有名ですね。中は見学できますが、けっこうゴテゴテした感じです。(白鳥の形をした花瓶とか、水道の蛇口とか)後期ゴシックの寝室の木彫り細工はとっても細やかですばらしいです。ロマンティック街道ほど有名ではありませんが、古城街道というのもあり、お城を改築してホテルになってるところもあるそうですので、泊まるのもいい思い出になるでしょうね。

庶民の生活は市場でのぞこう2!&のんだくれ(ミュンヘン)
マリエン広場そば、ビクトリアーリエンマルクトという市場があります。ここでは市民の生活を垣間見ることができます。様々なチーズ、パン、野菜、ハム、魚介類・・・。また食事をするところもあってオクトーバーフェスタのビールを飲んだり、スープ専門のお店があったり、シーフードレストランがあったり・・・。スープやさんではビール&スープ2種、シーフードレストランで白ワインと山盛りのムール貝、&細長い貝をいただきました。大満足です!!

また有名なホーフブロイでは世界中のビール好きが1L(お、重い・・・)のジョッキを片手に歌って、踊ってます。歌詞がわからないのでとなりのドイツ人家族に聞きながら、体を揺らして、ビールを飲む。 どこの国でも酔っぱらいはおんなじさ!!言葉が分からなくてもへっちゃらさ!!歌に合いの手を入れるぞ〜!おーっ!!<ただの酔っぱらいと化す。




ウィーンのはなし




夜はライトアップしているところが多いですよ
これは市庁舎とサーカスのテント



交通はとっても便利
地下鉄・路面電車共通の乗車券があって、24時間、72時間、ウィーンカードなどあります。これは移動の多い場合にとってもお得です。到着後おすすめなのが、路面電車の1,2です。 街の中心部(リンク)を内回り、外回りで回っているので方角や概要を知るのにもってこいです。地図を片手に乗りましょう!夜は建物がライトアップされているのでまたまたいい雰囲気ですよ!

庶民の生活は市場でのぞこう3!
地下鉄U4Kettenbruckengasse駅またはKarlsplatz駅から徒歩で行けちゃうナッシュマルクトでは、様々な食材や食べ物が売っています。近くではのみの市も。 おいしそうな小ぶりのりんごが1kg20S(1S=12円くらい)!!あとみかんも売っています。スペインから入ってきているようですが、その名も「SATSUMA」。いもじゃないよ、みかんだよ。滞在中のおやつにいかがでしょう。それからKEBABのお店もあって、人気があるようです。串焼きを頼もうと思っただんなにはKEBAB、KEBABを頼もうと思った私にはなぜか鳥の丸焼き(60S 安い・・・)が来てしまい、へんてこりんな昼食と相成りました。

オペラ座で社交界を垣間見る
人気のものでなければ当日でも手に入ると思います。私たちは天井桟敷席なので、20S!!安い、安すぎる・・・。券を片手に最上階へ。ドイツ語はわからないけど、歌、演奏の素晴らしさは感じることができます。ぜひ行ってみましょう!!桟敷席はカジュアル可だそうですが、他の席の人は着飾ってますのでスーツくらいは用意した方がいいかも知れません。ワンショルダーのドレスの淑女とかいましたよ。迫力あるぅ〜。

ホイリゲのはしご


ウィーンの森 Kahlenbergから街へ降りてくると
ドナウ河と市街が眼下に広がります

ウィーンの森に出かけてみました。地下鉄U4でHeilgenstadtまで移動、駅前から38AのバスでKahlenbergの丘へ。ここの展望台からはドナウ河、ウィーン市内が一望できます。すばらしい景色です。(ここで売ってるイモはうまいよ。13S)またいろいろな散策コースがあって、そこをのんびりと歩く人が多いです!日曜と言うこともあってけっこう人がいました。おしゃれなウィーンの女性はこんなときもヒールの靴なのね。森の楽しみはこれだけではないのだ!!この丘を降りるコースがいくつかあって散策がてら降りる。けっこうな運動になる。と、そこにはホイリゲが!!ホイリゲとは新酒の意味で新酒を飲ませてくれる居酒屋みたいなところなのだ!!時期的に、新酒(Strum:シュトゥルム)の季節、飲まなきゃならん!!4分の1リットルでだいたい30S以下。少し発泡していて微炭酸のにごりワインと言うか、見た目はリンゴジュースと言うか・・・。味はお店によって様々です。飲み口がいいのでくいくい行けます。つまみは各自店内のカウンターで注文&清算でセルフサービス(お手頃価格)。3件もはしごをしてのみ比べをしました。あ〜、満足、満足!!

ドナウの調べ
うちのだんなはなぜか観光船が大好きだ。今回もアムステルダムで乗り、ここウィーンでも乗る。だんなに言わせれば「乗らねばならぬ」のようですが。シュテファン寺院からドナウ河へ行くと乗り場があります。1時間30分で同じ場所に戻ってくる支流コースは140S。船内にはレストランもあり、コーヒーやワイン、ビールを片手にのんびり・・・なんてのもいいですね。 途中、ヨハン シュトラウスの「青く美しきドナウ」にあわせて、船が横揺れするという粋でおちゃめなサービスもあって楽しいですよ。




バルセロナのはなし


庶民の生活は市場でのぞこう4!
ランブラス通りそばにあるサン ジョセップ市場は素敵なステンドグラスの門飾りが目印。午前中がとってもにぎやかですので、早めに見に行きましょう。野菜・果物・肉・魚介類などが並んでいます。ここでよく見かけたのは生ハム。足ごと売っていてそれがぶら下がっている姿はとても不思議で面白い。またウサギやキジもぶら下がっていて食生活の違いを感じさせます。だって・・・ウサギなんて皮をむかれてショーケースに並んでるんですよぉ〜〜〜。こわいよぉ〜〜〜。

気軽に入れるレストラン
レストランではショーケースの中にいろいろな食べ物が並んでいます。これを指差してもらうだけでOK!!しかし大皿と小皿があるので、人数によって使い分けましょう。魚介類が豊富でイカリングやタコなどなじみの深いものが食べられます。またイカ墨のパエリアもおいしいです。 ひさびさのご飯と魚介類に大満足でした。

やっぱりすごい、サグラダ ファミリア
オリンピックの頃よくTVで見ていた建物。さすがに間近で見ると迫力満点!!こういう物を作ろうと思うことがすごいですよね。今でも製造中で完成が楽しみです。(生きているうちに完成すれば・・・ね)また遠くから街を見たときもここだけすごい高さで見えていて、バルセロナの象徴という存在感があふれています。




機内食のはなし


やっぱり長時間のる飛行機の楽しみは機内食よね〜。ってなわけで、今回もレポートします!
東京発アムステルダム行き(KLM)
・メイン(2種から選択)
和 牛肉のてりやき+ご飯
洋 チキンのマスタードソース
サラダ・パン・デザート(スポンジケーキのうえにチョコクリームとジャム)・のり巻き・チョコ(たぶんGhirardelli:ギラデリ?というアメリカのもの、日本に入っていない、一部でおいしいと評判の品)
#チキンのマスタードはおいしかったですよ。海外で食すてりやきというものはけっこう甘すぎることが多いけど、これもそうでした。付属の醤油はちょっと味が変でした。中国醤油みたいな・・・。

・カップメン(日清のミニカップ しょうゆORシーフード)またはアイス
・やきそば、日本そば、パン(オイオイ、栄養のバランスを考えてよ・・・って感じ)


アムステルダム発フランクフルト行き(KLM)
・ハムとコールスローのサラダとサンドイッチ、またはチーズとコールスロー


ウィーン発バルセロナ行き(イベリア航空)
・チキンのトマトソース+ジャガイモ(うまい!)+にんじん+ブロッコリー
レバーソーセージとサラダ、ザッハートルテみたいなデザート、パン、クラッカー、クリームチーズ
#トマトソースがおいしかったです。

バルセロナ発アムステルダム行き(KLM)
・チキンのトマトソース+ジャガイモ(うまい!)+ピーマン
パン・コールスローサラダ、チョコ、カップケーキOR甘そうなパン(サーブされる)


アムステルダム発東京行き(KLM)
・メイン(2種から選択) 和 牛肉のてりやき+ライス
洋 ペンネのパスタとまめ
パン、エビときゅうりの和え物、野菜サラダ、フルーツとケーキ
#やっぱりてりやきは甘かった・・・。

・カップメン(日清の外国向けチキン味)かアイス
・パンケーキ+トマトソース(トマトソースはおいしかった。でもパンケーキの中身はなんかどろっとしたもので判別不可能・・・)、パン、フルーツ、パイ