北海道 道東道央編




北海道 道東道央の夏編 2001.7



  前回と同じJASナイスウィングのツアーで道東道央へ。今年は我が家の北海道観光年らしい・・・。今回のポイントは、季節の花(小清水原生花園や富良野の花々)、露天風呂のある宿のようです。4泊5日の旅。北海道は涼しいっていうけど、どんな服装を持っていけばいいのか悩む〜。   
 
 
飛行機
JASナイスウィングでもちろんJAS。前回の旅行で「カウンターは一列に並ばせろ〜」と怒って書いたのですが、今回一列に並ぶようになっていました。改善されたのね、よかったよかった!金曜の早朝でしたが、3連休の前日とあって混雑していました。

 空港から飛行機まではバス移動。途中でJAL50thのディズニーキャラの書かれた飛行機を見た。「ほら!ほら!ミッキーだよ!!」と娘に言いながら、明らかに喜んでいるのは親の方でした。(^^ゞ搭乗は子供連れに優先搭乗というのがありますので、カウンターに早めにいったら、案内されました。飛行機(釧路行)は満席。娘は借りた絵本で静かにしてくれていたので助かりました。  
 

帰り(旭川発)も満席。荷物のスーツケースをチェックインのときに宅配にしてもらう。千円なのでお得!そして身軽になれてうれしい!子供を抱っこしての飛行機は暑いとしんどいですね〜。 親のほうも汗をかきかき、移動となりました。  
 
 
観光地
 今回もレンタカー。ハイブリットカー(プリウス)でした。初めて運転する同行者も私もウキウキ!ガソリン代もあまりかからないはず・・・。道東は涼しかったけど、天気もあまりはっきりしなかったです。道央では雷+大雨、雨、曇り、蒸し暑いほどの好天とさまざまな天候でした。同じ道内でも天気(気温)は全然違うなぁと改めて感じました。 1日目:釧路市丹頂自然公園、釧路市湿原展望台、フィッシャーマンズワーフMOO、 細岡展望台、アイヌコタン
丹頂自然公園では、「えっ、こんな近くに!?」というほどそばで見ることができたのでびっくり。湿原は細岡展望台からの眺めがすばらしかった。古代からずっとそのままだったのだろうか・・・と思わせるきれいな曲線を描く川、青々とした草や木、地平線まで広がる湿原。湿原展望台よりもこっちの方がおすすめです。フィッシャーマンズワーフMOOでは昼食をとり、お土産を散策、花咲がに(2000円だった)を買いました。アイヌコタンは宿についてから出かけました。素朴で暖かい木彫りの数々。夜にやっていた民族舞踊は、独特のアイヌ文様の衣装を着た人たちが歌って踊っていました。娘が騒がないか心配でしたが、大丈夫でした。アイヌの踊りは派手さはないが、純朴な感じがしました。

2日目:多和平、小清水原生花園
残念ながら朝から雨。阿寒湖遊覧船、オンネトーなどをあきらめる。多和平のバーベキューはおいしかった!サフォーク種の生ラムがあります。焼きたてのパンもおいしかった。原生花園では思っていたほどの花はなく、あらら・・・少しがっかり。原生花園よりもその前後の方にキスゲなどの花がありました。

3日目:能取湖、サロマ湖、北きつね牧場、北海道きつね村、大函、小函
快晴。部屋から網走湖がきれいに見えた。能取岬では気持ちいい海風を感じながら散歩。娘もチョコチョコと頑張ってました。きつね村に向かう途中で大雨+雷、ついた途端快晴。きつねが放し飼いになっているなんて!娘は動物が大好きなのでひるむことなく、近づいていくので私のほうがハラハラしていました。ここで娘の靴が水びだし+きつね臭くなってしまいました。宿についてから洗う羽目に。層雲峡の岩山の模様はすばらしく、部屋からも眺めることができよかった。

4日目:美瑛、富良野などなど
快晴。美瑛の美しい丘陵を存分に楽しむ。淡い麦から黄金色の麦、ジャガイモがそれぞれの色で大地を彩っている。またCMに使われた木々もあり、観光の名所としてにぎわっていました。富良野へ向かう途中には数々の花畑があり、全部行きたがる同行者と、有名なところだけでいい私とでちょっともめる。結局は・・・ほとんど予定通りまわり、小規模なところでは私と娘は車で待っていた。有名なファーム富田はすばらしかった。みんなが行くのも、渋滞するのもわかる!夜になって雨が降る。「北の国から」でも出ているニングルテラスへ。雨の中の丸太小屋群はなかなか風情がありよかった。

5日目:北の国から資料館、黒板五郎石の家、麓郷の森、富良野チーズ工房

早朝に予定していた気球は残念ながら雨のために、乗れませんでした。旅行前からちょこちょこビデオで「北の国から」を見ていたので、資料館やロケが行われた場所などはじっくり楽しむことができた。ミーハーかな?と思いつつ、北の国からガイドブックも買ってしまった。(^^ゞ


うまいもん
 私が体調がいまいちでナマモノを受け付けない、量も食べられなかったので、同行者にとってはちょっと不満が残ったかも。釧路では和商市場をやめました。でも同行者はうに丼を食べていたけど・・・。私は豚丼!おいしいですね〜。旅行の土産に豚丼のたれも買いました。多和平のバーベキューはおすすめ。それと蕎麦も北海道では作っているのでしょうか。一度お昼を食べたのですが、なかなかおいしかったです。松尾のジンギスカンも有名なだけあっておいしかったなぁ〜。でも焼き方の説明が私たちにはなかったので、焦げができてしまったよ。それから帰る直前に寄った山頭火のラーメンもおいしかったです。  
 
温泉の宿
 阿寒湖では部屋から湖が見え、広々とした和室でゆったり落ち着きました。網走湖でも同じく湖が見える和洋室で凝った畳がとっても心地よく、扇風機があって風呂上りに涼むことができました。2つのホテルとも部屋に氷水のポットが用意されていてよかった。層雲峡のホテルも眺めがよかったけれど、玄関が狭くちょっと窮屈な感じでした。富良野で泊まったところはホテルなので、部屋も狭かったけれど、お風呂はなかなか気持ちよかったです。このツアーではいくつかのホテルの中から自分で選択でき、飛行機の時間も選べるのであれこれプランを組み立てるのも楽しいですね。  
 
  旅行中の娘の様子
 昼寝がしたくてもチャイルドシートでは、寝返りも打てずうなって起きてしまう。観光地では興奮してしまい、寝ない。おやつを食べてしまい、ごはんを食べない。生活のリズムがバラバラになってしまう。2日目の晩、何をやっても泣き止まない状態になった。部屋から出て散歩をすると泣き止むのだが、戻ると泣く。アイスでご機嫌をとってなんとかなだめた。朝食がバイキング形式だったのだが、朝早いとあまり食欲がないので、ごはんをこっそりビニール袋で持ち帰って、おにぎり(おむすびの素、のり、ラップ持参)を作って車の中で食べさせた。服装は直前に入れた長袖2枚、トレーナ地のカーディガンが役立った。車に貼り付けるタイプの日よけも役立った。帰ってきた次の日、3時間半も昼寝をしたところを見るとかなり疲れがたまっていたのかもしれない。  
 
 
最後に感想をちょこっと・・・
 釧路についたときに、タンポポやシロツメクサが咲いているので驚いた。春の花が見れるとは。ラベンターだけではなく、ポピー、ひまわり、麦などなどのきれいな花畑は目に焼き付いてきっと忘れないと思う。かわいらしい北きつねたち。おしゃべりが楽しいお店の人たち。アイヌの舞踊。さて、秋の北海道はどんな発見があるかな。