秋の北海道 憧れの寝台車編




秋の北海道 憧れの寝台車編 2001.9



  今年3度目の北海道旅行、秋編です。今回は行きはJALの50th記念ドリームエキスプレスで、帰りは前々から乗ってみたかった「北斗星」です。寝台車はいつかは乗ってみたいと憧れていましたが、やっと念願かなって乗ることになりました。旅行日程は以前行ったことがある札幌や小樽も入っているので、5年前とはどう変わったかな?とか、違った雰囲気を味わえるかな?とか、温泉はどうかな?とかいろいろな期待をしての出発です。前回まで使っていた「道東」とか「道央」などの表現ですが、自分でどこからどこまでが道東なんだ!?と疑問がわいてきたので、使わないようにしようと思います。   
 
 
飛行機
連休前日ということもあり、早朝の羽田はすごい混雑でした。みんな気合はいっている!我が家も例外ではなく、5時に家を出ました。テロの影響で混雑が予想されるので、早めに・・・と旅行代理店からいわれたのです。こんなところでもテロの影響が。確かに羽田の手荷物検査では行列ができ、時間もかかっていました。でもこれも安全を守るため、今だけではなくこれからも厳重にチェックして欲しいものですね。

飛行機はドリームエキスプレスでミッキーなどのディズニーキャラクターが書いてあるもの。ですが、搭乗前のロビーからは全然見えないのです。乗ったら何にも見えないし、悲しい・・・。最近娘はキャラクターの区別がつくようになったので、ぜひ見せようと思っていたのですが残念です。機内ではミッキーの絵本をいただきました。娘のお気に入りです。しかし本を見ている間に早起きが効いたのか、眠ってくれたので助かりました。  
 
 
観光地
 今回もレンタカー大きめの車、ガイア。乗り心地もよく運転手も気に入ったようです。空港のレンタカーのカウンターは遠くて移動がちょっと面倒でした。それから借りる人も多かったので、大きなバスでの移動でした。全体的に天気に恵まれて、なかなかいい観光ができたと思います。やっぱり素敵な風景はいい天気のもとでみるとより一層素敵に見えますね。写真のできも断然違う!まだ紅葉は始まったばかりのようです。全体の色が少し褪せ、所々に赤や黄色に染まった葉が見え、これから来る紅葉の季節を感じさせます。気温は朝晩は長そで、晴れれば昼は半そでで大丈夫でした。

1日目:支笏湖・のぼりべつクマ牧場
 支笏湖では遊覧船が出ていたのですが、風がちょっと強くて寒かったので湖畔から眺めるだけにしました。足こぎボートなどもあります。また湖畔ではお店も多いので、ちょこっと買いこんで湖を眺めつつ食べるものいいですね。私たちはここでランチをとりました。
 登別ではクマ牧場へ!道中、道路を横切るキタキツネを見かける。今までの旅行ではこうやって野生のキタキツネを見たことがなかったので感動した。クマ牧場へは専用のロープウェイであがっていきます。このロープウェイからの景色も絶景です。海まで見えていい観光スポットですね。人用のロープウェイの横にももう一台ロープウェイがあり、大量のにんじんが乗せられ牧場に運ばれていました。きっとクマたちの輸送もこれで行うのでしょうね。牧場ではクマたちにエサをあげることができ、売店で100円で1袋買えます。固形のエサとにんじんがあったので「どっちが好きですか?」と聞いてみたら、「にんじんですね。今着いたばかりだし。固形のはいつも食べているから」と言われたので、にんじんを買いました。放り投げるふりをすると手を合わせて拝んでいるようなかっこや、手や頭を振ったりするのでかわいかったです。それでもクマ同士で喧嘩をするとかなり大きな唸り声で恐いんですけどね。他にも小熊がいたり、クマについての展示があったり、アイヌの民族資料や踊りなどもありました。ちなみに娘はクマの剥製や置物が恐かったようです。近くに寄っていくと抱っこの手にも力が入り、しがみついてました。そのせいかわかりませんが、この日夜泣きをしました。夜温泉街を散歩していたらまたキタキツネを見かけた。



よく見かけた野の花(左)と今の時期に咲くアジサイ(右)



2日目:地獄谷・クッタラ湖・地球岬・昭和新山・洞爺湖・中山峠・定山渓
朝早く起きて、地獄谷へ。あたり一面が硫黄のにおいがしてこれぞ温泉!って感じです。途中眺めた場所ではきれいな薄青のにごった湯が見えました。その後クッタラ湖。火山の火口にできた湖なのでまん丸できれいです。天気もよかったので景色もばっちりでした。

地球岬は室蘭にあります。室蘭は名前は知っているけど、どんな街か知りませんでした。古い工場群を見たときは何かの映画のセットかと思うほど、とっても雰囲気のある街でした。地球岬からの景色はまた絶景!!ここは景色がいいことで有名だそうですが、本当に納得。天気もよかった。見渡す限り海!地球は丸いぞ!!と体感、実感できます。

昭和新山を何で知ったか?それは確か教科書。なんの授業か忘れてしまいましたが、私の教科書には出ていました。なので見るのを楽しみにしていたのですが、想像していたよりもこぢんまりとしたゲンコツのような山だったのですね。写真をたくさんとって、くさむらを娘と走り回って楽しみました。洞爺湖では有珠山の噴火の面影もなく、観光客も多く以前の観光地に戻ってきているのかなという印象でした。ここから中山峠に移動したのですが、途中でサイロ展望台によって対岸からこの温泉場と有珠山、昭和新山を眺めました。ここからの眺めはすべてが一望できなかなかの写真ポイントですね。ヘリコプターが出ていて、有珠山の火口見学にも行けるそうです。娘が寝ていなかったら行きたかったところですが、同行者とともにあきらめました。

中山峠に向かう道では、羊蹄山がきれいに見えました。富士山のように形のきれいな山で、頂上付近は雪でも降ったのでしょうか、少し白っぽくなっていました。中山峠で下りるとけっこう風があり寒かったです。ここではあげじゃがとソフトクリームを買って、記念写真!その後ホテルへと向かいました。



きれいなすそ野が広がる羊蹄山



3日目:小樽運河散策・羊ケ丘・テレビ塔
定山渓を発ち、小樽を目指す。途中でダムなどを見学し、写真を撮ったり、窓からの風景や風を楽しむ。本当にいい天気で、いい気温。小樽は5年ぶりくらいでどんな風に変わったのかなぁと楽しみにしていた。その頃はまだマイカルなんてなかったし、今のようなおしゃれな観光地っていうイメージもなかったと思う。それがびっくり!!ずいぶん観光化されたんですね。今回はニシン御殿を見て、運河近辺を散策してランチをとりましたが、連休の真中ということもあってか大賑わいでした。

羊ケ丘も5年ぶり。前回は時間がなく、タクシーを飛ばして駆けつけたのですが思っていたよりも遠くて、料金メータがあがるたびにハラハラしたものです。(^^ゞでもそのかいあってか、青空にくっきりとクラーク博士の立っている姿が見れて感動!今回もそれを超えるような写真をとり、近くの草むらでは娘を走らせて遊ばせようと思っていました。着いたときちょうど結婚式が終わったところで、花婿花嫁が車に乗ってクラーク像前まで走っていました。W夫妻もこういう風にロマンティックな式をあげたのね〜。クラーク像の前では写真を撮る人がたくさんいて、撮られるときにはちょっと恥ずかしい感じ。クラーク博士と同じポーズで撮ろうとしている人がいて、恥ずかしいのかちょっと赤面していたりして、見ているだけでも面白い!?その後、娘は野良猫を追いかけ、羊にびびり、ドングリを拾って、草原で転げてました。

一度ホテルに入ってからテレビ塔ヘ。私は忘れていました。こういうスケスケ系の高い建物やエレベータは苦手なんです。ちょっと落ち着きを無くして。せっかく登ったのに早く降りたくて降りたくて・・・。娘はお腹がすいたのか、とっても不機嫌で困ってしまいました。知らない人に話し掛けられると固まってしまい、その後号泣!せっかくかまってくれたのにごめんなさい〜!

4日目:朝市・北海道大学・北海道開拓の村・時計台・北斗星乗車
朝市に行くために朝5時半に起きて、6時にはバスに乗る。申し込み段階で10番目だったのでそんなに人がいないかな?と思っていたけど、倍の20人ほどが参加。そしてみんな買う!買う!!その買いっぷりにはびっくりだった。買い物時間が限られているので、ついつい買い込んでしまうのかしら?でも物も新鮮だし、味見はできるしで安心して買えると思う。

北海道大学は大好きなまんが「動物のお医者さん」の舞台になっていることもあり、見学できるのがうれしかった。天気もよかったので、いい朝の散歩コースでした。時間がない場合はホテルのレンタサイクルもいいと思いました。ポプラ並木は倒木の恐れがあるので、注意書きがしてありました。いつかなくなってしまうのでしょうか、残念です。

北海道開拓の村は開拓時代の建物がたくさん集められて、見学できるようになっています。けっこう地元の方らしい人たちで混んでいて、子供を連れて1日がかりで来るのに適している感じです。なんと子供は無料なんですって!お芝居をやっていたり、とうもろこしやじゃがいもを売っていたりとなんだかお祭りみたいな感じでした。

時計台は5年前に行ったときに修復中で見れなかったんです。なので楽しみにしていました。きっちり見学!きっちり写真!でばっちり。




うまいもん
 あげじゃが、あげいもなどという名称で売っているじゃがいものあげ菓子は素朴な味わいでおいしかった!売っているたびに買ってしまいそうだった。娘もお気に入りでパクパク食べていました。支笏湖畔では、あげじゃが・いももち・つくね・鮭まんなどと空港で買った北海寿司、うにわっぱなどのお弁当でランチタイム。鮭まんはあまり売っていないそうなので、寄ったときにはぜひ食べて欲しいなぁ。肉まんみたいな皮に鮭が包まれているのですが、意外においしいんですよ!!ぜひぜひどうぞ!

 今回2度ほど回転寿司へ。同行者はジンギスカンに行きたくて、いろんな店をリサーチし吟味していたようですが、私は最近あまり食べたいと思わなくって・・・。前回の旅行で食べられなかった海の幸に走ってしまいました。特に人気店Tでは行列を待っただけあって、安くておいしいお寿司が食べられました。あの値段であの質で、従業員たちの教育も行き届いていて、さすが人気店だけあるなぁと感心、満腹で帰ってきました。普通のおすし屋さんは子連れだとちょっと気をつかってしまいますが、回転寿司ではテーブル席があるので安心。ここでは子供にヤクルトをくれたし、寝てしまったときにはバスタオルを持ってきてくれました。

 朝市ではいろんな海産物があり、うれしいことに試食もあった。中でもイクラのしょうゆ漬けはおいしかったなぁ。買うのはあきらめたけど、試食しながら「ごはんをくれ」と言ってしまいそうなほど、ごはんにぴったりの味。同行者は毛がににぞっこん!何度も試食していた。なのに買う決心がつかないようだ。「昨日カニを買ってく!って言ってなかった?」と後押し。2匹で2000円+梱包料400円というのがあったので、それを買った。北斗星で食べたのだが、これは本当においしかった。毛がにって食べるのは大変だけど味がいいですよね。他に生鮭を買って私の実家に送った。父の還暦祝いとはらこ飯にしてもらったら、こっちにも分けてもらうつもりだ。これもとってもお得な値段なのだが、送料や荷造り料を払うとけっこうな値段になってしまうのよね。残念なことに。でも北海道の人たちはあの値段で食べているのよね?場外市場に行けば。なんて恵まれた環境なんでしょう!

 今回楽しみにしていたのは駅弁!北斗星に乗り込むときに2種類買い込む。ジンギスカン弁当は紐を引くと温かくなる仕組み。ほかほかが食べれるのでうれしい。札幌は種類が多いので、決めるのもけっこう迷いますよね。そうそうわかさいもの「スイートポテト」も買いました。これは娘が気に入ってよく食べました。  
 
宿泊した温泉宿・ホテル
 ・登別温泉での宿
同行者が今までの宿の中でも高ポイントをつけた宿です。登別カルルス!というと誰でも思い出す入浴剤がありますね。にごり湯の入浴剤と初めて出会ったのがこれだったので、けっこう衝撃だったような気がします。でもこの温泉は登別温泉のそばにその名前であるそうですが、私たちの泊まった宿でもこのようなにごり湯のお風呂がありました。また家族露天風呂(普通のお風呂だったらもっとうれしいんだけどね)というのがあり、予約で入ることができます。子供がいるとやっぱり「みんなでつかりたいな」とか「のんびりしたいな」と思うのですが、そういう家族のためにはうれしいサービスですね。ただこのシステムがちょっと複雑で、普通に男女別れて大浴場に入り、男性が予約券を受付で渡すと、その受付が案内し、その後女風呂で連れを探して来るというものでした。家族用の露天風呂は男性大浴場(2階)と女性大浴場(3階)の双方の露天風呂から中2階に行くとあります。受付の方が大変そうだったのは、女性の連れを探すこと。子連れを中心にいろんな方に声をかけて大変そうでした。何かいいシステムがあればいいんですけどね。ここの大浴場は複数のお風呂があり、全体的にとっても清潔感があり明るく、洗い場は個人個人仕切りがあってとってもよかったです。

宿の部屋は8畳くらいでちょっと狭かったですが、冷蔵庫は半分くらい空いていて、自分で好きなものを入れておくことができるし、食事は朝晩とも部屋で食べれるので子供がいても気兼ねせずにのんびり食べられます。そうそう、子連れのせいかまたまた角部屋でした。売店や自動販売機では飲み物が街中と同じ価格で売っていたのもうれしい。ビールが500mlで270円です。部屋にはお菓子とからみそ(椎茸)、小鉢に入ったしめじとごぼうの煮付け?みたいなものも入っていました。夕飯は鮭のチャンチャン焼きや刺身などで私たちにはとっても好きなものばかりでおいしくいただきましたし、朝食も日本の朝食って感じでついついごはんがすすんでしまいました。ヨーグルトがついていたのが北海道らしさでしょうか。

宿の従業員はみなさん、とっても対応がよく、脱衣所には冷水が用意され、市販のジュース類も100円。大浴場を出たところには「キッズコーナー」として、畳が3畳ほどしかれその周りに子供のおもちゃがたくさん置いてありました。ここで子供を遊ばせて連れが来るのを待っていられるので、とっても便利でした。そうそう脱衣所に小さな貴重品入れの金庫があったのもよかったなぁ。部屋のかぎをしまって置けるので便利です。

あ、あと最近温泉などでもらう「温泉バッグ」は私のお気に入りで、ここでも用意されていました。色もいろいろで丈夫なので捨てるに捨てられず、どんどん貯まってしまっています。いっそ、コレクションでもしようかしら・・・。今回の旅行では1泊目、2泊目の宿でもらい、2つとも色違いが用意されていました。中にはタオルとハブラシが入っているのですが、どっちともハブラシの色が、もう一方と違うんですね。これだったら朝になって昨日使った私のハブラシはどっち? とならなくていいと思いました。最近ハブラシを持っていっても、宿で用意されていたらそれを使うことが多くなった私。だって片付けなくていいんだもん・・・。



温泉バッグ



 ・定山渓温泉での宿
部屋数が200を超す大ホテルです。連休初日だったために満室だと言ってましたが、本当に混んでいた。お風呂では洗い場がなかった。お風呂グッズで場所をとって、自分は入浴しているような人もいたし、ちょっと不愉快でしたね。また入っている人が多いせいか、排水も追いつかないのか、湯船の前に洗い場で使った湯が貯まっていて、なんだか不潔でした。なんてなんだか悪いところばかり書いてしまいましたが、おすすめはかがり火のたいてある大きな露天風呂!!時間によって男女の入れ替えがあるので、その時間に合わせていくといいですね。これは本当に見事で景色もよかったです。また砂風呂やサウナ、あかすりや足つぼマッサージなどもありました。お風呂を出ると休憩所のようなところがあり、冷水や麦茶が用意され、マッサージ機もありました。ここで連れとの待ち合わせもOKですね。

案内された部屋は10畳と約6畳はありそうな応接セットがおいていある部屋で広々でした。窓からの眺望もよく、ちょっと色づいたところも見える山と豊平川の渓流が窓から見ることができました。食事は夜、部屋食でした。とっても凝っている料理で、お膳を使わずに器を丁寧に並べてくれるので、なんだかとっても豪華な気分になりました。ただ出すのを忘れてしまった・・・と後から持ってきた揚げ物。レンジでもいいから、温めてほしかったな。冷たい揚げ物ほど悲しいものはないです。そうそう、ごはんもいまいちでした。せっかく料理が凝っているのに残念です。こういうホテルではいろんな面で経費削減をしたりして大変だと思います。確かに飲みはじまったら全然食べない人も多くごはんもたくさんあまってしまうのでしょう。経費削減の対象としてはもってこいかもしれません。でもね、ごはんは日本人の命よ・・・。せっかくのおいしい料理、おいしいごはんとともに食べたいものです。

 ・札幌での宿
駅から歩いて2分という地の利のいい新めのホテルA。ここの従業員教育もすばらしかった。みんな対応がいい!また細やかなサービスがいろいろあって、部屋に入ると「子供連れのお客様へ」としおりがあり、子連れ向けのサービスが。またお得な値段でレンタカーやレンタサイクルをやっているので、突然思い立った観光にも対応。朝市へのシャトルバスや従業員の方々で作ったと見られるいろいろなアドバイスが載った本(おいしいラーメンの店とか、食事ができるところとか)があり、手作りの温かさがあってしかも役立つ!それからこれは参加したツアーの特典だったのかもしれませんが、六花亭のバターサンドを3つもらいました。いや〜、ホテルもがんばっているなぁと感心しきりでした。私たちは朝市のバス送迎(無料)を申し込みました。  
 
 
北斗星
今回のメインイベント、北斗星!部屋はB寝台デュエットでベッドが2つ並んだ部屋になっています。そして上の階と下の階に分かれていて、我が家は上の階でした。扉を開けてすぐに階段があるので、そこを頑張って荷物運び。いや〜、これはけっこうしんどかった。窓からの景色は普通よりも高い位置なので、なんだかちょっと得した気分。娘は枕もとのBGMのスイッチをいじったり、照明のスイッチをいじったりで大変です。防御できず大音響のBGMに驚かされることもしばしばでした。青函トンネルに入ると音がちょっと変わる。ほかのトンネルとも違った音になるので不思議。こんなに長いトンネルを作ってしまう技術に感心してしまう。娘がおきているときは相手をして遊んだり、転げまわったりして、寝ているときにはこっそりカニとカシオペアワインで大人の時間を過ごした。眠くなったら横になり、あっという間に眠りにつく。旅行の疲れからか、心地いい揺れのせいか、はたまた電車の音のせいか・・・。私は揺れがなんだかダメでトイレにすぐに行きたくなってしまいました。ワインのせいか、妊娠のせいかもしれません。2度ほどトイレに起きました。それからベッドが娘と一緒なのですが、大人ひとりがやっとという幅なのでちょっとつらかったですね。1階の部屋ならば足元に毛布を敷いて、寝せてしまうことができるのでいいかもしれませんが、2階だと階段から落ちるのではと心配でできませんでした。

北斗星ではディナーの予約もやっているそうです。うちは子供もいるし、駅弁が食べたかったので申し込まなかったのですが、けっこうみんな申し込んでいたみたいで、放送で呼び出しがあります。景色を眺めながら優雅にディナーもいいですね。朝ごはんは予約なしでやっています。ちょっと偵察に行きましたが、和食と洋食とありなかなかよさそうです。夜とはちがって明るい外の景色もいいですね。

北斗星に16時間も乗っているの!?なんて言っていたけど、着いてみればあっという間。もう着いちゃうの!という残念さが残ります。寝台車のすごいところでしょうか。もっと乗っていたかったな。個室と言う気楽さもあるし、寝ている間にという便利さもあるし、寝台車の旅はなかなかおすすめです。人気も値段も高いので、なかなかチャンスがないとは思いますが、子供が大きくなった頃また寝台車を使った旅行に行ってみたいなぁと思いました。  
 
 
旅行中の娘の様子
 前半はとっても元気で夜泣きはあったけど、機嫌はまあまあだった。機嫌の悪いときは絵本を見せたり、お気に入りのおやつをあげてみたりと気分転換できるようにしました。食欲は観光などの時間によってずいぶん不規則になってしまい、それに伴って昼寝の時間もめちゃめちゃ。3泊目の夜にはぐずってぐずって全然寝てくれずに、1時間近く抱っこをしてあやす羽目に・・・。本当につらかったけど、娘も気持ちが興奮して眠いのに眠れずつらかっただろうと思う。なるべく子供の睡眠時間に合わせてあげないといけないし、食事も子供優先で考えなくてはいけないと思った。また気温も思いがけず涼しかったり、寒かったりで体調を崩すのではと心配していました。帰ってきて思ったのですが、関東もすっかり涼しくなってしまったんですね。旅行に行っている間に季節が変わったような気がしました。