香港編




返還前のマカオと自分で歩く香港 99.2



今回の旅行は行く気満々だ。なぜって?上野駅に1時間も早く着いちゃったのさ。(^^ゞ
#単に計算間違いしただけ。(^^ゞ
香港は2月16日の春節を前に華やかな飾り付けがされ、街もにぎわっていました。
残念ながら旅行は11日〜14日。ちょっと残念ですが、かわいいお年袋を買ったのでまぁいいや。

<<<食いどころ!>>>



以前の香港旅行は食事付きのツアーだったので、はずれもないけどあたりではない・・・といった感じでした。連れて行かれ食べて帰る・・・お店の名前すら?なのでした。これは納得できない!と思ったらしい同行者は今回いろんなお店を調べまくっていた。短い期間にもかかわらず、 頑張って回りました。旅行される方のお役に立てれば・・・と思います。


源記(麺と喫茶)日本語メニューあり チムサァチョイ駅
チムサァチョイ、多分堪富利上道20HK$〜で麺類が食べられます。他コーヒーや飲みもの、 サンドウィッチなどもあり。エビワンタンメンと牛もつ麺を食す。2人で59HK$なり。ワンタンはコショウが利いていて、ちょっと辛め。もつはじっくり煮込んであって柔らかくておいしい!!この手のお店はけっこう見かけました。深夜でもやっていることが多いので、ちょっと小腹が減ったな・・・って時に良いと思います。量も日本のラーメンよりも小さいので、夜食などにピッタリ。

糖朝(飲茶) 廣東道 日本語メニューあり チムサァチョイ駅
前回行ったとき、日本人が列をなしていた有名店。行列のためにあきらめたのが悔しかったので、今回は時間をずらしていきました。ここは特にデザート類が有名です。私たちは黄身あんまんじゅうとマンゴープリン、エビワンタンやきそば、鶏肉の粥、青菜炒めを食す。黄身あんまんじゅうは美味!!甘さが押さえてあって、こってりさっぱり!お茶にあいます。

鯉魚門 金輝海鮮酒家 クワントン駅



クワントン線クワントン駅から14Cのバスに乗り、15分くらいかな。料金は2.7HK$。お釣のないように準備しましょう。終点に着くと左側にレストランの看板が見えます。クワントンの字が出ないけど、観光の観みたいなのと土へんに糖のつくりをくっつけた字ね。鯉魚門はいけすが並んだ魚屋さんとレストランがたくさんあります。いけすで選んだ魚介類をお店で料理してもらうというしくみになっているわけです。広東語も英語もチンプンカンプンな私たちにとってはかなりハード。でも片言の日本語が通じるのでそれが救いです。もし不安ならば各旅行会社でもツアーを出してます。でも料金は倍くらいになってしまいますが。それからなかなか初対面の方とテーブルを囲むのって緊張しますよね。こういうのは苦手と言う方には個人のほうが気楽で良いと思いますよ。7時前に行かれた方がいいかも。その時間には全席が埋まってました。
私たちが選んだのは、シャコ、カニ、帆立貝に似たピンク色の貝、あわびなど。これで260HK$。それプラス調理代の160HK$。料理方法については、「蒸す?揚げる?」などと聞いてくれます。私たちはシャコは揚げてニンニクソース。カニとアワビは蒸して、帆立のような貝は蒸してニンニク添えてとリクエストしました。あまりにシャコがおいしかったので追加!!蒸して・・・というと蒸したのはおいしくないから、揚げたほうが言いと言われました。確かに揚げたものは香ばしくて、添えてあるニンニクソースも美味。おすすめですよん。ちなみにビールは大瓶サイズで30HK$です。

杏花楼(甘味や)日本語メニューあり チムサァチョイ駅 漢口道
ミルクしるこで有名なお店。遅い時間にもかかわらず混んでました。鳳凰鮮(女及)糊 (カッコの中はそれで一文字ね)が人気とあったので頼んでみる。さらっとしていて、なんかほっとする味。私の想像ではホットミルクに卵の黄身+コンデンスミルク+砂糖とみた。温かいミルクセーキみたいな味です。それと温かいプリンみたいなものが出てきた。実はなんだか分からないで頼んだのでした。これは茶碗蒸みたいですが甘い・・・という微妙な味でした。となりの席の人が食べていたクルミしるこもおいしそうでした。値段は2品で40HK$くらい。

陸羽茶室 写真メニューあり セントラル駅
士丹利街(これの英名はスタンリーストリート。ふふふ、なんか面白い)ここのお店も日本人には有名かも。前回の旅行の時に同じツアーの人が現地に住んでる友人に聞いたと言う。飲茶がおいしいと聞いていたのでとっても気になっていたのでした。ドアマンはターバンを巻いていて とっても目立ちます。中に入るとモダンな中華家具が並んでいて味わい深く良い雰囲気です。点心が中心で値段も25HK$〜とお手頃価格です。人数が少ないときには点心に限りますね! エビ蒸し餃子、豚レバーの乗ったしゅうまい、パイコー、蓮と黄身あんのパイ、海鮮ご飯で159HK$と安い!!言葉が通じないからと言ってテーブルクロス(布)にいきなりボールペンで「159」と書かれてちょっとビックリしたぞ。

竹園海鮮飯店 チムサァチョイ駅 漢口道 日本語メニューあり
土曜の夜と言うこともあってか、かなりの込み具合。事前に予約をしていたので2人席テーブルに座れたのでよかったです。あんなに混んでいて8人テーブルに2人じゃ気を使うもんね。予約はお店の入り口にカウンターがあるので、そこでしました。頼んだものは看板にあって気になっていた「ロブスターのバターチーズソース」えびのニンニクソース、豚肉の揚げ物、五目野菜炒め。ロブスターはなんか、とってもこってりしてます。ガイドブックにはフランスパン持参でつけて食べるといいとあったけど、本当にそんな感じです。どうしてこんなにドロッという状態に できるのか、不思議でした。エビのニンニクソースは半分のサイズだったのにかなりの量です。4人分くらいはあります。淡白な味付けでありながら、ニンニクがかなり効いていて、うまい!!いくらでも食べられそう。豚肉はむしゃぶりついて、ビールに合う。そして気に入ったのは五目野菜炒め。ユリ根や芽キャベツ、アスパラガスなどが歯ごたえが残る程度にいためられていて本当においしいです。ここのお店は待ちの中心部にあるため値段は高めかも。ビールも頼んで2人で781HK$。中華街並みかな。食後にはフルーツがサービスされました。


<<<その他もろもろ話>>>

ホテル


今回はグレート イーグル ホテルに滞在。以前の名称はルネッサンス ホテル。最近改装されてきれいになりました。地の利もよく、チムサァチョイには徒歩ですぐに行け、ホテルの隣にはギャラリア(DFS)がある・・・と便利なところなのでした。
おまけについていることに、ハーバービューの部屋になって、到着したのが深夜にもかかわらず、同行者は小躍り。うれしい限りです。窓は一面みなとでライトアップされた香港島のビル群が見える。まさに夜景がばっちり!家具は渋めの色合いで私好みの重厚さ。それに、あ〜た!カーテンがベッドサイドのスイッチで電動なのですぞ。驚いちゃいましたよ。バスルームにはシャワー室が独立していて、スケスケガラス張り、ちょっと怪しげです。バスタブもゆったりしていてGood!と言うわけで、今回の旅行部屋はあたり〜!ですね。今回キャンペーン中か何かなのか、コンパクトに折りたためるバッグをもらいました。こりゃいい、おみやげにしちゃおう。いひひ。



あやしげな?シャワールーム


ビクトリアピークをじっくりみたい!
前回のツアーでも行ったけど、あわただしかったのと、天気が悪かったのとで後悔していた。これは自分で行ってみるしかない!!とばかりに出かけました。スターフェリーとシャトルバスでピークトラム乗り場まで簡単に行けます。トラムは山に向かって右側の席がGood!街がよく見えますよ。ピークタワーには体感乗り物(? ディズニーのスターツアーズのようなもの)や 世界ビックリ人間みたいなのや、乗り物に乗って香港の歴史を説明するものなどあります。全部で100HK$です。タワーから見る景色は今回はばっちりで本当に来てよかった!よかった!

またここでハガキと切手を買って、絵はがきを送りました。郵便局が入っているんですよ!買った切手は春節と言うこともあり、干支のうさぎで、コインなどで削ると文字が出てきて占いみたいになってました。日本に届いてから削ってみると、「大利大吉」と言う文字が出てきました! 大きな利益で大きな吉運ってことか!

<<<香港人のなぞ!?>>>

なぜにエアコンを入れるのか?
滞在中の気温は15−20度くらい。少々肌寒いときもあるが日中は暖かな気温だと思う。(日本人が適温と思うのは20度くらいだと思うし)しかし香港人はいつ何時でもクーラーを入れる。なぜ?なぜなんだぁ?15度でも冷房を入れて、コートやジャンバーを着て当たってるなんてヘンじゃないか?部屋の電源は入れたときにデフォルトでクーラーが入っている。お店の中はギンギンに冷えている。そして早朝のバスにもヒエヒエと冷風が、高速フェリーにいたっては極寒の状態。本当なら長袖シャツなどで快適に歩ける気温なのに、冬物を着込まないと寒いのはなぜ?なぜなんだあ?おかげで一晩明けるたびに私の風邪はどんどん悪化するのでした。以前友人が「香港人はクーラーで冷やすと空気が綺麗になると思っている」と言ったけど、それ以上の何かがあるに違いない・・・。#冬物を売るための陰謀か?

なぜに日本語
去年台湾でも日本語が書かれたTシャツをよく見かけたけど、こちら香港でも同じ。大人の女性が着ているジャンパーの後ろにはキティちゃんと「キラキラちよがみ ミッフィーを集めよう」の 文字が・・・。はて?なんのこっちゃ。確か台湾でも「ちよがみ」はよくみかけたなぁ。人気なのかなぁ。そのくせ、街の両替やでは「手数料は取ソません」などとひらがなにカタカナが混じっていたりして、愉快だ。まぁ日本人でもわけわからんロゴのシャツとか着てるもんね。 他国のことは言えないのであった・・・。

<<<マカオ>>>



私の中でのイメージはとっても地味なこの国。カジノがあるってことくらいしか知らないのでした。到着後にパタカという通貨だと知ったくらい無知でした。観光はパンダバスにお願いしました。インターネットでの申し込みは10%オフなので、お得です。パンダバスはこちら。 パンダバス

香港からはフェリーで1時間くらいで到着。香港ドルがそのまま使えます。(フェリーは冷房ガンガンなので、気をつけてね)そこからはツアーバスでマカオについての説明を受けながら走ります。ガイドさんはお母様が日本人でマカオ育ちの若くて綺麗でお話も上手な女性でした。お話がうまいとその国のイメージもよくなるから不思議ですよね。なんと5カ国語+九州弁が話せるそうだ。うらやましいぞ。

セント・ポール大聖堂は35年の歳月を掛け作られた建物だけど、現在は建物の正面部分しか残っていない。キリストの幼年期の像が彫られていてとてもめずらしい。(多くはマリアに抱かれた姿か、処刑された張つけの姿)また複数の頭をもつ龍の姿が彫られ、その顔は徳川家康と言われている。そしてそれを踏みつけるかのように、龍のうえにマリアが。これは一説には踏み絵の仕返しをしているとか。まだおなじみのフランシスコ ザビエルも彫られていて、とても馴染み深さを感じるのでした。

中国との国境では時代の移り変わりを見ることができます。向かい側は中国の経済特別区珠海市。開発が進み高層ビルが立ち並ぶ、近代的な都市。以前は何もなく、マカオへ密入国を試みる人もいたようですが、中国が成長した最近ではそんなこともなくなったそうです。マカオの市内では今、建築ラッシュ。これは450年もの間この地を統治したポルトガルの配慮。返還するにあたって、きれいにして返すということ。とてもいい話ですね。私はここに来て、ポルトガルにも興味を持ちました。

カジノあってのマカオ。マカオには税金がないそうです。それはカジノの収入があるからだそうで、なんともうらやましい話ですね。ですので、住みやすいところとガイドさんもおっしゃてました。

パンダバスではポルトガル銘菓「ブロア カステーラ」を売っています。ポルトガルでカステラとつくのはこのお菓子だそうです。普通日本で売ってるカステラは「パン・デ・ロー・」と言うものだとか。本当のカステラ、おみやげにもいいですよね。値段は100HK$とちょっと高めかもしれないけど、ここでしか買えないというお菓子です。味の方は食感は固めのスィートポテト。味は甘目でお茶にあいます。#回し者ではありません

<<<飛行機のはなしと機内食>>>

今回もノースウエスト航空(以下NW)を利用。(マイレージを貯めている)NWは成田をアジアのハブ空港として使っているので、北米から来た飛行機がそのまま、アジア各国に飛ぶ。したがって到着時間が遅くなることも。今回香港に到着したのは夜の12時近く・・・。おまけに帰りは早朝と言うハードなスケジュールになってしまったのでした。そのかわり、アジア各国から北米に行く場合は一度成田に来れば、北米各都市に乗り換えができると言う利点がある。今回利用のNW17、18便はニューヨーク・成田・香港。香港の人はここで、サンフランシスコやロサンゼルスなどのNWに乗り換えが容易にできるようになり便利。この時間帯は空港第一ビル近辺、NW機で埋まり、一体ここはどこ?という雰囲気になります、です。

憧れの席に着いちゃった、しかし照れる。ラ王のCMでもやってるように、座席に中にはスチュワーデスと対面になるところがある。非常口の前です。でも、でも、いざ座ってみるとなかなか照れるものがある。(^^ゞ
足は伸ばせていいんだけどね。しかし、北米連邦局(?)の指導のもと、英語ができない人は座っては行けないのです、本当は・・・。#NWの場合です。他は知りません・・・
いざと言うときに、スチュワーデスを手伝って、非常口を開けたりするから。なのになぜか座っちゃった・・・。(^^ゞなにごともなく、無事終わってよかった、よかった。香港行きは香港人と見られる女性が多かったです。仕事もテキパキ!見ていて本当に気持ちがいいです。北米の人たちはスチュワーデスコールになかなか来なかったりするけど、香港人は「バッ!」と飛び出してました。

飛行機の中はなぜにあんなに冷えて、乾燥しているの?
最近NWしか乗らないのであまり分からないですが、なぜかとってもとっても冷えています。それに乾燥も。鼻が弱い私は奥の方がヒリヒリしてきちゃって、それが原因が頭痛もひどくなり、ちょっとしんどかったです。

機内食
NW17 : 鶏肉の酢豚のようなもの、チャーハン、パン、サラダ、ケーキ
NW18 : ソーセージ&オムレツ(+トマト、ポテト)、パン、デザート

機内食を作っている会社は成田近辺に数社あるそうです。ですので、それが一緒なら味は大体同じレベルだとか。それから、エコノミーの食事でも2千円くらいするらしい・・・。意外と高い!!大事に食べよう・・・。

帰りの飛行機は早朝にもかかわらず、満席。そしてアナウンスが入った。 4人の客が待っていて、200ドルでキャセイと交換しないか?とのこと。時間はキャセイの方があと。おそらく成田から北米便に乗るのでしょう。もしマイル加算で乗る前に言ってくれていれば、代わったのに・・・。キャセイだったら各席にモニターがあるかもしれないし、たまには違ったのに乗ってみたかったよ・・・と同行者。私もたまには違うのに乗ってみたかった。なぜに早く言ってくれなかったのぉ。(;_;)


愛しのマスク
行きの飛行機で乾燥と冷房からか鼻の調子が悪くなってしまい、頭痛まで。香港の冷房、街の排気ガス、ホテルの乾燥・・・と日に日に弱ってしまいました。ホテルではバスタブにお湯を張ったりして、乾燥をふせぎましたが、私はとってもとっても「マスク」が欲しかった!!!たとえぼられてもいい、売っているならば3千円くらい出してもよかったほど、マスクが欲しかった。 とにかく鼻に直接空気を入れると鼻の奥が痛いのです。タオルで抑えていても、寝てしまえばどこかに行っちゃうし。かといって止めておくものもなし。パンツでもかぶって寝るか・・・と思ったほどでした。これからはマスクを持参しようと思う。しかし、マスクってヨーロッパの人には重病患者に見えるそうですね。よほどのこと(伝染病とかね)がないとしないそうです。ですので、マスクをして街中を歩いているとジロジロ見られるとか。そこで思った。高い鼻は乾燥に強いんだと。(憶測)そしてまた思った。香港ではマスクが売れるかもしれないと。あの排気ガスには香港人も鼻をつまんでいたし、同じ黄色人種なら乾燥にもそんなに強くはないはず。そしていざとなれば日本人観光客も法外な値段でない限り買うはずだ。お〜い、誰か商売をしないかぁ???

成田に帰国して、ヨタヨタの体に鞭打って、駅の売店に走った。
「マ、マスクありますかぁ〜〜〜」
1軒目:売り切れ・・・やはりマスクは大人気なのだ。
2軒目:ああ〜、あったぁ・・・。むしりとる。あぁ、マスクゥ・・・。手にすることができて本当にうれしいぞ。(;_;)
というわけで、次回の旅行からはマスクが必需品になりそうである。