ちょいと大阪 どて焼き食べに行く編




ちょいと大阪 どて焼き食べに行く編 2002.10



     
 
 
旅行の発端?
10月に実家(宮城県)でのんびりしようか〜と夫に相談すると、なぜか大阪経由で帰ることになってしまった。遠回りで飛行機。なんで普通に新幹線にならないんでしょう?>夫
大阪へは、昨年の同じ時期にUSJなどを回って以来。今回の目的は?どてやきかな?いつも綿密な計画をたてる夫が、壊れた?詳しくは下を読んでね。いつもHPに遊びに来てくれて、5年以上メール友達の大阪のWさん、今回も「会いましょう!」と誘っていただいたにも関わらす、実現できなくてごめんなさい。サル2匹連れた状態では、普通に食事をし、お話することも、時間の約束を守ることさえも自信がなく、お断りしてしまってすみません。次女が聞き分けできるくらいになったら・・・あと2年、あと2年待ってくださりませ〜!


久々のJALの旅
JALバーゲンでチケットを取ったので、珍しくJAL。まぁ〜さすが日本一の航空会社ですね。心配りが違います。座席に着くと同時に、子供におもちゃを持ってきてくれ、空席の都合をしてくれました。「後ろのほうになってしまうのですが、3席用意できます。いかがでしょうか?」なんて気配りが行き届いているんでしょう。最初の座席はスクリーン前だったので適度に広く、私と次女は残って夫と長女が後ろに移動しました。そこで乗務員は再び「36のE席にいらっしゃいます。」と報告に来るんですよ。えらいっ!!(座席番号は忘れたので適当)以前の北海道では、子供の席よりも、客の荷物を優先した某社!よく聞け!!って統合してしまったな・・・。(^^ゞ
 次女は8ヶ月。ウニウニと何にでも興味を示し、私の体をよじ登り、シートを倒せばその隙間から、後ろのおばちゃんを覗き込む。抱っこしているのも大変な月齢になってしまいました。早く着け着け!!ずっとそればかり思っていた母でした。 
 

私が関わった仕事
  関空についてからバスで市内に移動することになりました。切符を買う夫に「並んでろ」と言われ、荷物を預け札を受け取って並んだ私。買って戻った夫に「どこに行くんだ?」と言われ・・・あら、びっくり!和歌山行きに並んでいたわ・・・。バスに乗ったのはたった9人。いくら平日とはいえ、いいのでしょうか?乗ってしばらくして気がついた。プログラマーだった頃、まだ関空ができていなかった当時、私は関空への道路の道路標識編集のソフト開発をしたことを、思い出した。電光掲示板で「渋滞*キロ」とか表示するものね。もしかしたら、初めて自分のした仕事を見ることができるのかも!実際走ってみたらいくつもあって、どれなんだろうと思ったけど、多分縦長だったような記憶があるので、それらしいものを発見し感動した。あ〜残る仕事っていいなぁ〜。本当は7年前(ですよね?)に、神戸観光兼ねて見に来るはずだったのだが、旅行10日前に阪神大震災があり、泊まるホテルにさえ連絡が取れない状態。断念した。そのままこんなに年月が経ってしまったの。いろんなことがあったなぁ〜。仕事ばかりの生活から、いまや2人の娘の子育てだものね。  
 

天保山・海遊館・くいしんぼ横丁
 まずは腹ごしらえ。海遊館と食いしんぼ横丁千円券がついて、2700円に割引になるそうだ。お好み焼きを食べることにした。次女が寝ているわ。うっふっふ。ほくそえんだのが悪かったのか、食いしん坊の性格ゆえか、起きてしまったのだけど、なんとか食べることができました。お店で焼いてもらったので、ふっくらと美味しかった豚玉。大人の味、すじ・こんにゃく入りねぎ焼き。満足満足!!夫が店を出て言う。「腹減った」この人は空腹時に少しだけ食べると、空腹感が増すようで、こういう理解不能なことをいうのだ。

 同じくいしんぼ横丁内のうどん屋さんに行く。私はサラダ、夫は牛肉が乗ったものにした。サラダはなぜかつゆがなく、レタスに乗ったマヨネーズだけの味。うどんはおいしいんだけど、味がないの。つゆ、貰ったほうがよかったのか?なぞです。夫のは、味付けが砂糖の甘さでちょっと合わない。うむ・・・うどんが美味しいだけにもったいない。子供たちが楽しむだろうと海遊館へ。以前ハム仲間のMさん(元気だろうか?)が大阪入りした折、たくさんデジカメで撮ってきてみせてくれたっけ。その頃も今も毛が生えていない動物は苦手な私。で、今回も私のためではなく、娘たちのためって感じだったのだけれど・・・いや〜面白いじゃないの!!最初のトンネルの中を歩いて、天井に魚が泳いでいるところを見ただけで、私ははまったね。かわいいラッコやカワウソもいて、アザラシもきれいな魚も、たくさんいてワクワクしっぱなしでしたね。子供にかこつけてキャーキャーはしゃぎました。多分3時間くらいはいたのではないでしょうか?修学旅行生がチャッチャとみて行ってしまうので、『おいおいもっとよ〜くみてけ!』と思ってしまったよ。娘たちも楽しんでいた様子。特に長女は目を奪われてばかりでしたね。

 再び外に出ると、また小腹がすいている私たち。今度はたこ焼き発祥の店のたこ焼きを味わい、長女はソフトクリームを食べた。くいしんぼ横丁の隣がフリースペースになっているので、周りのいろんなお店で買ったものを食べられて便利ですね。「あれ、何?」と観覧車を指差す長女。「乗りたいの?」「うん、乗りたい!!」長女の目が途端に輝きだす。一人800円か・・・としぶる夫(我が家の会計&所得者)でも長女は土壇場で気が変わるやつだ。先週の移動動物園では、ポニーに乗るために延々と並んだにもかかわらず、目前で逃げだしたのだ。再びそうならないか?けどそんな心配もなく、記念写真を撮って乗車。いや〜楽しいね〜!!実は私も乗りたかったのだ。こういうゆっくりで高いところ、実は苦手なのだが、怖いもの見たさ?長女は高いところが怖いとか、落ちるとどうなるとか、そういう考えが全然ないから平気なんですよね。窓に張り付き、あっち見てこっち見てと楽しんでました。  
 

いざ、ホテルへ
 荷物が多い私たち。やっとホテルへ向かってバスへ。早く身軽になりたい!朝からの疲れもあって難波への道、ぐっすり寝ていました。難波に降りてあれ?娘たちにかけていたバスタオルが行方不明!もう、いつなくなったかも思い出せない。姪のところから貰った真ん中にベビーカーのベルトを通す穴があり、長女次女でピンクとブルーのおそろいでお気に入りだったのに。ショックでした・・・。ホテルは道頓堀を見下ろす旅館。1泊1万80円なり。昨年泊まったホテルもよかったのだが、今回の魅力は和室と大浴場!ハイハイの娘には和室がいい!そして大浴場は温泉好きの夫が目をつけた。ネットで申し込むと割引になるのもいいね。部屋からは道頓堀と向かいのビルの裏側が見えて、ちょっと面白い。また建物は古いのですが、とてもメンテナンスがしっかりしていて清潔です。到着してから、家族で入浴していいですよと言われ、大浴場に行った。広くはないが、とても清潔でいい。窓からは部屋と同じように道頓堀。涼しい風を浴場に入れながら熱い風呂につかる。みんなで入れるのは本当にうれしい。乳児がいるので、交代で体を洗えるから助かりました。またホテル内にあった自販機、値段が安くてびっくりした。100円以下で缶ジュース有。うれしいですよね。  
 
 
さて繰り出そう!
 道頓堀界隈へ。本当は「つるはし」の方に行きたかったのだが、お風呂でゆっくりしているうちに、お店が閉まってしまったことに気づき、近場で夕食をとることになった。リニューアルしたばかりです!とチラシを配っていた焼肉やさんに行きました。最近は安い焼肉やさんが多いですが、ここは高めの値段。そう肉の質が違いましたね〜!口の中に広がった肉汁がうまいのなんのって!!思わずビールも進む!あ〜やっぱりおいしさは値段に比例するのか!普段は少食の長女は肉をほおばり、ごはんもむしゃむしゃと食べていた。小さい子供でも美味しさがわかるのね。 お店を出てから、イカ焼き・たこ焼きを買いホテルに帰りまた食べる。我ながらすごい食欲だなぁと思う。それなのに・・・夫と長女はこの後ラーメン屋に繰り出した!もう食い倒れろ〜!!!  


肉吸い・・・気になる名前だ
 難波に芸人さんが通ううどんやさんがあり、そこでは肉吸いなるものがあるそうだ。なんとそそられる響きだ。肉うどんのうどんなしが肉吸いだそうで、これは食べてみなくては・・・と行ってみた。テーブルが4つくらいしかない小さいお店で、肉うどんと肉吸いを頼む。肉は牛肉で出汁のよく出たおいしい汁で、ご飯がほしくなる味。肉吸いの誕生はこのおいしい汁にあったのか!?うどんは普通のゆでうどんで、麺はそれほどでもないのが、残念だ。夫と「昨日の食いしんぼ横丁の麺にここの汁だとベストだね。」と話した。  
 
 
夫の綿密な計画が・・・
 いつもはいろいろと下調べをし、行きたいところをピックアップしている夫。なのに今回は2日目が白紙!いや〜びっくりしたよ。いろんな旅行プランがあって、手が回らなかったのか?なので私のリクエストを通してもらった!普段はぜんぜん要望が通らないのでうれしい限り!1つめはどて焼きが食べたい!2つめは宝塚に行きたい!#Wさんにきれいな街だと聞いていたので。

 どて焼きは、去年来たときに食べてその味に惚れたのだ。ビールに合う合う!あの大阪の地元的な雰囲気を味わえるし、串揚げもいろいろあるし!早速繰り出す。地下鉄ではエレベータやエスカレータがないので、本当にしんどいが、これもどて焼きのためだ!ファイト!!再会したどて焼きはやはりおいしく、最初は2本でいいか・・・などと言っていた私も倍の4本いただきました。ごちそう様でした。

 宝塚への電車はワインレッドでとっても渋くてかっこいい色。町並みはきれいで、花のみちを散策して、手塚治虫記念館へ。日本のアニメを作った偉大な漫画家の記念館はとっても興味深く楽しかった。実際漫画の最高峰は何か?と聞かれたら、私はブラックジャックを上げると思う。残念ながら数年前にいとこに譲ってしまって、持っていないのだが、陽だまりの樹、火の鳥、ブッタ・・・数々の魅力的な手塚作品は保存版として我が家に存在しています。
アトムの出迎えを受けた長女・・・固まる。握手するまでにかなり時間がかかった。
次女・・・平気。ニコニコ。
性格の違いが面白いね。
 
 
宝塚を後にして
 バスで伊丹へ。おんぶされ、抱っこされてばかりだった次女、動きたくて仕方がなく騒ぎ出した。機嫌が悪いわけではないので、あやしたら大騒ぎ。じっとせず、ウニウニと私を登っておとなしくしていない。お菓子でつってもあまり効果がなく、本当に大変だった。早く歩いてくれれば、どこかで遊ばせて発散できるのだが・・・。  
 
 
仙台への飛行機
 座席は満席。私の隣は英語を話す台湾人でした。抱いていた次女のことを「Boy or girl?」と聞かれ、「girl」と答えるも、英会話は続かなかった。そのまた隣にいた日本人女性は英語ができるらしく、二人で英語で会話をしていた。会話はできないが、意味はなんとなくわかる私。二人の会話を聞きつつ、英語のヒアリングを勉強させていただきました。台湾人の男性は70代で、仙台には紅葉を見に来たそうで、その日の朝に大阪についたそうな。みれば私たちの周りには同じツアーの方々が多く、中には日本語が上手な方もいました。仙台にまで海外から観光に来てくれるなんて、うれしいですね。そうそう、今までありそうで見たことがなかったもの。飛行機の離陸時に数珠を持って拝んでいる人がいたんですよ!いや〜驚いた!!ちょっと笑ってしまったけど、着陸の大揺れの時には拝んでなかった。なぜ?その方も台湾のツアーの方で、あとで「何ヶ月ですか?」と次女のことをきれいな日本語で聞かれたの。台湾で日本語を話す年配の方が多いのだけど、とってもきれいな日本語なのね。今の日本語ではなく・・・。とってもいい響きです。仙台の天候は雨で風も強いために、揺れ揺れの着陸でした。やり直しもあったので、ちょっとはらはらでしたが、無事で何より。明日は天気がよくなって、いい紅葉狩りができるといいなぁ〜。  
 
 
最後にちょこっと!
 大阪は本当においしいものが多かった!食った食った!!って感じでした。粉ものが多いんですよね。またしばらくしたら行きたいなと思います。
 私と娘たちが帰省している間、夫は韓国(マイルでとった無料航空券)に行ってダブルブッキングで大変だったらしい。そしたらお詫びにアジアフリーチケットをもらったとか・・・。また行くのか?韓国の後は群馬・会津の温泉めぐり・・・我が家の家計は大丈夫なのか。不安が残る。次回は鳥取砂丘を見に行きます。日帰りで。ここまでくると笑ってしまう妻でした。