札幌編




札幌雪まつりを見に行く!子連れで大丈夫?編 03.02



 なぜ雪まつりに行くことになってしまったのか。それは夕刊の広告。夕刊の下のほうによく旅行会社の広告が載っているが、雪まつりのシーズンに、ホテル2泊がついて2万5千円以下のツアーを、見つけてしまったのだ。寒いのに大丈夫かなぁ?などといっている場合ではなく、冬物バーゲンも終わっているというのに、子供のスノーブーツや手袋、防寒ズボン、あったかいフリースの服諸々・・・と買い揃えて備える。
 私は、数日前から風邪気味の兆候はあったのだが、旅行の朝、決定的に風邪の症状が!あ〜なんということだ。マスク・のどあめを用意して行くことになった。これ以上悪くならないでくれ〜。お願いだ〜。実は10年以上前、まだ実家にいた頃、幼なじみと雪まつりのツアーを申し込む寸前まで企画したことがあって、以前から興味があったイベントでした。なので、あ〜やっと見れるのだなぁとしみじみ。で、だんなの企画を許してしまったのであった・・・。さてさて、真冬の北海道はどんなに寒いのか?雪像は?おいしいものは?出発だ!!

 
行きの飛行機・帰りの飛行機
 JALで、午後出発の便。やはり飛び石連休の初日、雪まつり開催期間中ということもあってか、満席の文字。今回は出発前にラウンジで休めたので、だんなは生ビール飲んでご機嫌。私も野菜ジュース、長女はオレンジジュースと満喫。リラックスしての搭乗だったが、次女は眠いのに寝ない。グズグズ状態だったので、右へ左へ動き、うめき、うなりの騒がしさ。あ〜飛行機にも、ベビールームを!!と願っている私。熟睡長女を抱き、ほろ酔いで寝ているだんなのうらめしいこと!あ〜もう旅行なんか行かなくてもいい!!とそのたびに思うのでした。周りのみなさん、本当にご迷惑をかけてすみませんでした。


 帰りは空席あり。行くときに隣だった母子に会いました。きっと同じツアーだったのでしょう。私たちの席はスクリーン前で、隣が空席だったので、長女をひとりで座らせて離陸。3歳になれば1席用意し、ひとりで座るんだものね。などと思いましたが、彼女はもう慣れたもので、全然平気な様子でした。親の手が空いていると、次女を交代で見れるので、ずい分楽です。3席とって出かけるのなら、いいかも!?着陸のときはかなりの揺れと音で、親はびっくり飛び起きましたが、娘たちは平気でした。特に長女は一人で座っていたのに。すごいなぁ〜。というわけで、帰りは行きよりも楽でした。よかった、よかった!


ホテルはGホテル
ススキノからすぐのホテルで、隣がコンビニという便利そうなホテル。部屋は広くはないが、機能は十分。お風呂とトイレが別なのでいい!お風呂で洗い場があるのがいい!ベッドがどっちも壁についていたので、子供を寝せるのに便利でした。
そうそう、暖房がすごく効いていて暑いのなんのって!!エアコンのスイッチはあるのですが、空調や暖房のものはなく、窓を開けて調整していました。昨年の函館のホテルも暑かったんだけど、北海道の人はきっと「北海道は寒いって思うだろうから、あったかくしてあげよう!」と親切でやってくれているのかも・・・。それともよく「北海道は暖房がしっかり入っているから、半袖でもいい」っても聞いたことがあるな。真意はわからないけどね。持っていったパジャマは真冬対応のもので行ったので、余計暑くてねぇ・・・。この暑さによる汗と、ホテル独特の乾燥で、私の風邪は一気に悪化。ズキズキの頭痛と、のどの痛みに襲われ、夜も何度も起きる始末でした。(T_T)


1日目:羽田→札幌・ホテル・えびかに合戦
 のんびり午後便なので、ずいぶんゆったりした出発だった。そして札幌に着いて思った。「思ったよりも寒くない」。ホテルまで行くのが、大変だった。普段よりも厚着をしている上、大きなスーツケース、ベビーカー、子供2人を腰の悪いだんなと、風邪をひいている私とで、運ぶんだものね。電車に乗って札幌駅まで行き、そこからタクシー。大通り公園は交通制限がされているので、ぐるっと回っていかなくてはいけない。当然混んでいる。それでも、なんとか部屋にたどり着き、ほっと一息しようかと思ったら、もうお店を予約している時間になってしまう!!そのままの格好で、慌ててまた飛び出したのでした。

 えびかに合戦というお店で、夜ご飯。名前がそそるでしょ!エビ天・エビのにぎり・カニいろいろなどが食べ放題なのです。私はカニよりもエビが好きなので、エビが入っているセットなら何でもいい!だんなはカニの種類によって値段が全然違うため、悩みに悩んで決めていた。長女は年齢×100円とお得。だってこの子、エビ天10本くらい食べたわよ・・・。揚げたてのエビ天が、ほんとおいしかった。次女は茶碗蒸(これも食べ放題だけど、おかわりしたらちょっとびっくりされた(^^ゞ)をたくさん食べて、ご機嫌でした。私もエビにぎり・カニにぎり・エビ天にぎりがセットになっているものをどんどん食べた。急いで食べないと、子供たちが飽きてしまうので、最初が勝負!周りに目もくれず、食べまくる一家でした。(^^ゞ

 食後私は風邪のため、次女とホテルに戻って休むことにし、だんなと長女は雪まつりのライトアップを見に行った。あ〜私も元気だったなら・・・。で、私が以前から願っているのにかなわないススキノでラーメンを2人で味わったらしい!くーっ!!!

 
 
2日目:雪まつり・札幌ファクトリー
   朝起きて、やっぱり不調。それを聞くとだんなはあっさり「じゃ〜長女と真駒内会場を見てくるよ」と出かけてしまった。病人を気遣うこともなく・・・。まぁ寝るしかないなと、次女と寝て休む。でも良くなった気がしない。それでもどうしても雪まつりの雪像だけは見たい!

 午後になり、気合を入れて出かける。が、すぐに長女熟睡。雪の上では使い物にならないだろうと、ベビーカーを置いてきているので、抱っこで歩いていたのだけど、寝ている子の重いこと、重いこと。雪像をゆっくり見るのもままならず。途中、ボランティアの建物前にあった車椅子に、長女を寝せて休んでいた。そしたらボランティアの方が出てきてくれ、車椅子を貸しますよとのこと。もう地獄に仏とはこのことだ!雪の上をなかなか押せないでいたら、人をつけますか?とまでおっしゃってくれて、なんと親切なのだろう!!お着きの人は遠慮しましたが、車椅子だけでほんと大助かりでした。しかもあとで返却するのが大変だと思うので、電話してくれえれば取りにいきますとのこと。私、この親切を忘れません!ボランティアの方々、本当に助かりました。ありがとうございました。m(__)m

 で、念願の雪像は?なんとこの日は平年よりも6度も暖かい気温で、雪像が溶けてしまって崩れているものもあったんです。歩くところも雪が溶けてビチョビチョ。大きな子供用の雪の滑り台も、暖気でダメ!あ〜せっかく防寒ズボンも買ったのにね。(って、その前に当人である長女は寝ているし)規模の大きいものは、もうそれだけですばらしい存在感と美しさです。ムリをしても行ってよかった。見れてよかった!!念願が叶いました。そしたら、だんなが横で言う。「夜のもきれいだよ〜」あ〜行かなきゃならん!?行けるかな?

 夕飯はまだ時間が早かったのだけど、札幌ファクトリーにあるジンジスカンのお店に行った。羊を食べるのは久々だったし、お店も良かったようでおいしかった!バクバク食べた。私、風邪をひいても食欲が落ちたことはないのよねぇ・・・。とりあえず風邪引きらしく(?)「カルビクッパ」で汗をかいた。これで風邪なんて吹っ飛ばすぞ!!

 で、風邪は吹っ飛ばせたかというと、全然ダメでホテルに帰ってバタン。おまけに次女にもうつってしまい、なんだかなぁ・・・。ライトアップの雪像も見れず。無念なり。そんな私をおいて、まただんなはひとりでススキノにラーメンを食べに行った。うらやましいやら、うらめしいやら・・・。

 
3日目:札幌→羽田
朝になったら次女も風邪をひいていた。ホテルの朝食をとる。そうそう、説明が抜けていましたが、格安なツアーにもかかわらず、朝ご飯が2日ともついていて、バイキングでした。ジャガイモや松前漬け(大好物)や牛乳がパックであったりと名物もあり、なかなかよかったです。やはり朝食会場も暑くて、従業員は半袖、お客さんでも半袖Tシャツがいました。

午前中はおとなしくして、荷造りをしチェックアウトしてそのまま空港に向うことにしました。元気なだんなは物足りない様子でしたが、なにぶん体が言うことを聞きません。おまけに次女も・・・となれば、ムリはできないので仕方ないかな。バスで向うことにして、ススキノのバス停へ。途中ススキノの氷の像が見えたのでよかった。今度来るときはススキノのラーメンが食べられますように・・・。

 千歳空港っていつも思うんですが、どこからどこまでが空港なの?って思うほど、お店と隣り合っていて歩いているうちにお店のほうに入り込んでしまって、あれ?搭乗口は!?などと慌てることになってしまう。そしてそのお店で売っている物もいろいろで、ほんとおみやげ天国ですね。カニが水槽にいたり、ジャガイモの箱が重なっていて、市場みたいなところから、種類が豊富なおいしいお菓子の数々!今回はロイズの期間限定チョコ、三方六(字、合ってるかな)、バターサンドなどを買った。三方六は初めて買ったのだけど、バームクーヘンみたいなもので私の大好きなタイプです。満足満足!!バターサンドは、見たら買わないと気がすまないし、チョコは季節柄ね。あ〜幸せ♪  
 
 
 北海道の店員さんの口癖?
 以前も気になっていたんです。「〜でよろしかったですか〜?」という聞き方をする人が多いの。普段、気になったことがないし、他の旅先でもそんなに遭遇しないのですが、北海道はどこの場所でも発見します。不思議です。    
 
 
 最後に感想
 やっぱり体調を崩してはいかん!おいしいものも、すばらしいものも、半減してしまう!!これにつきます。