Quick Changer 45 | 折り畳み4×5ピントフード | 無限遠ストッパー |
今現在、発売されていませんが、FIJI FILMとGRAFLEXからQUICK CHA NGERと言うシノゴ(以後、45)のフィルムが6枚装填出来るホルダーがあります。 発売元は違いますが、造りはまったく同じです。これがまたとても便利で、ホルダ ーを裏返すことなく6枚連写できます。写真のように、ホルダーの中には45のフ ィルムを入れる薄い板が6枚有り、引き蓋を出し入れすると、上手い具合に入れ 替わるのです。 |
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丸いリングを引っ張ると、引き蓋が引けます。(ここで、露光します。)蓋を戻し 丸い引き蓋の上に有る突起物を摘みながら、引っ張るとロックが解除され撮影を 終えたフィルムの入った板を残し残りの5枚が引き蓋ごと外に出てきます。 (この時、外に出てきた未撮影のフィルムは引き蓋によって保護されています) 完全に引っ張ると露光済みのフィルムの入った板は一番下に入り込み、引き蓋 を戻すと、その上に未露光のフィルム5枚が収まってきます。 上部には、カウンターも付いており、1枚目が終わるとカウンターの数字は当然 の事ながら2と変わります。 |
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上記の作業を繰り返し、6枚撮影します。 但し、45のフィルムはコストがかかるので、6枚連写をするには覚悟が必要で す。(^^ゞ 自分も今だ嘗て実行した事はありません。 ただ、山に昇り撮影に行くときなどは、収納スペースが少なくて助かります。 今でも、ごくたまに中古のカメラショップなどで見かけますが、めったに見ません 有ってもボロボロだったりします。 今現在、FUJI FILMでこれに似た商品が発売していますが、フィルムと板が セットになっているようで、フィルム台も割高になってしまします。 |
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大判カメラの場合、縦位置・横位置はバック部の回転させて切り替える事が出来ますが、ローアングルにて撮影する場合、ルーペを使用して撮影するのはとても大変です。WISTAから発売されている折り畳み4×5フードルーペはカメラ上部からピント合わせが出来るのでとても便利です。内部にはフレンネルレンズを使用しているため、乾布を被らなくても画面周辺迄とても明るくピント合わせが行えます。折畳み時はピントフードと全く同じに収納出来ますので携帯性も優れています。LINHOF用・WISTA45用が有ります。 | |||
本来、距離計を使用する時に、サービスセンターにて加工調整したカムとセットになっています。レンズ1本につき1セット使用するのですが、1セットに確か¥10,000〜¥15,000(調整料等含む)ぐらいかかってしまいます。 自分の場合、あちこちの中古カメラショップに問い合わせてストッパーピンのみを格安にて購入しました。 写真で分かるようにレール部分(フォーカシングトラック)に装着しレンズ1本につき1個セットしています。各自レンズごとに色分けし(写真では、分かりやすいように幾つも上向きにして有りますが)取付けたレンズのみのストッパーピンを上向きにします。このピンはレンズごとの無限遠に調整してあり、夜間などピントの合わせにくい時などに装着したレンズのピンを上向きにして、そこまでスライドさせるだけで無限遠のピントが合うという超横着な技です。 |
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