絵日記の見方
費用というのは、その作業中に消費したマネー(買出し含む)
●効果というのは、作業が終わった瞬間から1〜2回目の給油あたりまでに感じた事柄。
●時間というのは、工具を握った瞬間から作業が終わって額の汗を拭うまでの時間(小生の癖)

       
11 リア・ショックアブソーバー交換 2004/06/26 他車流用でお手軽に減衰力調整をGet。
10 ロア・アーム・バー設置 2004/06/26 タワーバーとの相乗効果に期待したい。
フロント・タワーバー設置 2004/04/30 エアクリを避けるタイプを探してました。
フロントアライメント・トー調整 2004/04/30 自信が無い人は絶対に手を付けてはダメ!
タイヤ&ホイール変更Mk−U 2004/04/10 紺色に白ってのが、SENSU無いナァ。
フェンダーツメ折り 2004/04/03 さり気なくブリフェンに・・・。
ブレーキホース強化 2004/03/27 Hatさん感謝チューン。
ブレーキキャリパー&ロアアーム交換 2004/03/27 マスターシリンダーを替えたい。
タイヤ&ホイール変更 2004/01/11 ワタナベ好きです。
サスペンションスプリング交換 2003/12/29 リアのサス交換方法に悩みました。
リア・パナールロッド交換 2003/12/27 車高を落とすなら必要です。

【リア・ショックアブソーバー交換】 2004.06.26
・他車からの流用チューンとして実施しました。
ショックは、AE86のTRDレース用リアショック、8段調整式でオイル式です。ヤフオクでGet!

 MARCHのリアショックは、頼りないモノショック式ですが、一世を風靡した車種から流用が利きそうでした。
鉄火面スカイラインやスターレットなどのが比較的似ているのですが、どおせならその中でも最新のAE86用ですよ。
それ以外でも、MARCHサイトを見てると、「こんな車種のを加工して使うんスカ!?」みたいな驚きがあって楽しかったです。
 
 さて、当然そのまま使えるとは思ってませんで、念入りに下調べをした所、どおやら下側のホーシングとの繋ぎのボルト径が
違うだけの様ですな、良かったコレぐらいで。

↑ここのボルト径がAE86のそれより細いのヨ。の図。 ↑反対側もこの状態にすれば、スプリングを外せますヨ。
↑この方式がキライ。・・・一点止めって不安ジャン? ↑ヤフオクの出品者も、「まさかMARCHに・・・」って思うかな?
↑小生が設計した「スペシャルミラクルウルトラデラックス・・ ↑付きました。他車流用ってのは、これだからやめられねぇ!

⇒ナニワともあれ、純正を外してしまいます。純正ショックのアノ細さには閉口するよ。オイル漏れてたし。
さて、アッパー側から取り付けますが、ネジがきってある部分が短いので、純正ブッシュそのままとは行かないのです。
 ここでやり方を書くと、何かあった時保証出来ないので詳しく書きませんが、小生は「純正ブッシュ加工」しました。
 「こんな細いネジとナットで折れないのカヨ?」っと思いつつ、下側へ・・・。

 下は折半のボルト径を合わせるカラーを作って入れて、取り付けるんですが・・・、ショックのゴムブッシュ幅が広いのですよ。
まぁ、CRCをゴムに吹き付けて「ヌルリ」っと入れて問題なし。その際、減衰力ダイヤルを後ろ側へ向けておくとGOOD。

●費用:TRD AE86レース用リアショック オイル式減衰力8段調整→ヤフオクで4,200円。あとはタダ〜。
●効果:ただいま、減衰力「2」で走行テスト中。違和感なし。怖いぐらい違和感なし。
●時間:「純正ブッシュ加工」が結構手間取って、約2時間。


【ロア・アームバーのその後】 2004.06.26
・このロアアームバー野郎ときたら、異音がひどくなって来ました。
アクセルを踏み込んでくと、4000r.p.mあたりで「音」と「振動」がします。まるでブースト掛かり始めの「ゴリゴリ」ってカンジ。

当然、MARCHには「タービン」が付いていないので、こんな「なんちゃってターボ車」状態は却下です。
 しかし、ロアアームバー自体の効果は非常に気に入っているので、「かわいさ余って憎さ200%増し」です。

⇒殺り方はカンタン!
 当たっている部分をマーキングして、アームバー部分を取り外して、取り出したるハンマーで「お仕置き」するだけです。
当たる部分を当たらない程度に、へこましゃ終わりなのですが、小生の場合「憎さによる負のパワー」が勝っていた為、
どおやら、ブッたたき過ぎてアームバー自体が弓の様にキツイ円弧を描いてしまいました。
 
 この手の部品は、機能さえすれば見た目は関係ないモノなんですよ。
 取り付けて、試乗した結果、異音くんサヨウナラです。「すがすがしい

↑線から円弧へ、そして近づく地面との距離。 ↑線だったころ、「不良品」とは敢えて言わないでおくね。

【ロア・アーム・バー設置】 2004.05.05
・ハンドリング向上計画の一端、ロアアームあたり強化しま〜す。

 ロア・アームは、フロントのハブナックルを支持してる部品ですが、MARCHの下回りを見てもらえば
判る様に、ロア・アーム自体は、2箇所で持っているだけで、しかもブッシュ式なんです。
 これでは、走っている時にヨレまくりです。

 そこへ「ダッー!」っと、魔法のパーツが!
ロア・アーム・バーっちゅう部品でがして、要は下回り版の「タワーバー」ですわ。
前回、タワーバーの効果が絶大でしたので、今回も施工前から鼻息が荒らいさね。

 ロアアームバーも、やっぱり各メーカーから出てますが、みんな似たような感じです。
各メーカーとも「下回りの部品やけん、岩や障害物にぶつかりますよ」との、一文が・・・。

 まぁどこでも一緒なら安いヤツに決まってる。その中でも一番平べったい(地面から遠そうな)ヤツを買いました。

↑魔法のパーツ。しかし、実際は不安なほどキャシャです。 ↑取り付いた図。エキマニのフロントパイプに当たってます。

⇒さて、商品が届いた時に「ハッ」っとしたのが、タワーバーみたいな調整バックルが付いていない事。
なんかネジが付いているのは、単に付ける為の長さを変えられるだけで、アームバーを付けてからの
突っ張り調整とかは出来ません。
まぁ、その後いろんなカタログを見ても、だいたい付いていないので、そういう部品らしい。

 取り付けですが、”19”のナットが硬いぐらいです。以前にブレーキ交換の時に一度緩めているので、作業は楽でした。

 取り付けてから・・・、エキマニのフロントパイプが見事に
当たっています。
多分、ノーマルの細ーいパイプを想定した為でしょうけど、確かにロードクリアランスは、他のよりは有るでしょうね。

 エンジン掛けたら「カタカタッ」って、いきなり異音がしています。
落胆しつつアームバーとフロントパイプの間に干渉ゴムを取り付けて、黄泉の国へ出発です。

 インプレッションですが、タワーバーだけの時に比べ、ハンドルを切った時の車体自体の動きがシャープになりました。
タワーバーの効果が強すぎて、これぐらいしか判りませんでしたが、十分に体感できるでしょう。

●費用:ロアアームバーは10,000円ぐらい、
     干渉ゴムは今回買ったものではないですが、今回の様に不意なお客様に対して便利。1,400円ぐらい。
●効果:効果はあります。タワーバーの効果に隠れていると思いますが、結構なものです。
     エキマニを交換している人は違うのを選んだ方が良い。異音が気にならなければ、この限りでは無いですがね。
●時間:20〜25分ぐらいで出来たと思う。


【フロント・タワーバー設置】 2004.04.30
・今頃やんのかよチューン:タワーバーです。遂に着手!

左右サスペンションのアッパーマウントが付いている部分は、マシ〜ンが走ったり、ハンドルを切った時に、
それに合わせて常にしなっています。古い車は、きしんだ音がします。ラップ音です。
 要は、足回りが余計な動きをしていて、楽しいハシリなど「どこ吹く風よ」と言った所です。

 タワーバーは、その良く動くアッパーマウント(ストラット)を左右で繋いじまえばいいじゃねえか!
そしてスタビリティ向上を図って、あわよくばボディ剛性向上も狙っちまえコンチキショー!っという部品です。

 誰が考えたのか、そもそも動いているのを見たのかい?というアレは有るのですが、純正採用されてたり。

 タワーバーはイロイロなメーカーから出てますが、小生のMARCHチャンはエンジンルームに毒キノコを栽培
してますので、そいつを避ける形状のタワーバーを探してました。そして、発見・即購入したので、今頃なのです。
 ブツは、CUSCO製で、UPガレージでGETしました。

↑汚ねぇエンジンルーム。恥ずかしくもなんともないわさ。 ↑きゃ〜!男気あふれるエンジンルームに!キィ〜ヤァ〜!

⇒取り付け方法など、説明するのもイカガナものか?と言うほど簡単なのですが、ポンッと付けて終了!では
まだまだアマチャンだと思います。
 調整できる棒なんですから、故意に突っ張らせるかなんかしないと、100%味わい尽くした事になりません。
せっかくですので、中間部分に有るターンバックルを使ってタワーバーのオイシイ使い方を試してみます。

 外−外へ突っ張る様に調整 : 走ったカンジは足回りがすげ〜しっかりしたって事。あと、異音が無くなりました。
 内−内へ引っ張る様に調整 : 上記内容に加え、ハンドルを切った時に、切っただけ曲がる様になった。

 っという具合に、足回りがワンランクラベルアップしちゃいました。小生は内−内へ引っ張る方が気に入った。

カンジで言うと、付ける前はハンドルを切った時、舵角がなかなか中立に戻らなかった。
そして、付けてみたらアッパーマウントの遊びが抑えられて、ハンドルが直ぐに中立に戻ろうとしている。
 内−内に引っ張る様にした事で、わずかにキャンバー角が(ネガ方向に)付いたのでは、と思う。

●費用:フロント・タワーバー(エアクリ避けtype)5,800円ぐらい。
●効果:体感レベルは、エキマニを変えた時ぐらいか、それ以上!素晴らしい。感動したッ!
●時間:10〜15分ぐらい。


【フロントアライメント・トー調整】 2004.04.30
・禁断の奥義、アライメントをいじくって見ました。
個人レベルで触ってしまうと、改悪となる可能性が高いだけに、敷居が高いと思うでしょうが、
小生は、MARCHに愛があるので、容赦無く千尋の谷にツキ落とします。一緒に堕ちるのか?

 ストラット式の足回りに限らずフツーの車は、車高を落とすと、たいがい確実にアライメントが狂います。
キャンバーがハの字になるは、トーは開くはで大変です。
 トーが開くと、タイヤを引きずるカッコになるので、燃費が悪くなるし、直線では遅くなるのです。
レースや駆動方式によっては、有利かも知れませんが、街乗りがメインならトーインがベストだと思います。

 車高を落としたらマシンのハンドルを真ん中にして、マシンのホイルを前から見て下さい。
アライメントを調整してなければ、下のフリップの左のチセツな絵の様になっていると思います。
 40〜50mmも車高を落として前から見ると、「まじっスか?」ってぐらい、タイヤがあさってを向いてます。

小生、SILVIAの時は、車高調でドカンと落として、直ぐにアライメントテスター屋に持って行きました。
その行き道と帰り道でのフィーリングの違いに驚いたモンです。

あの感動を再度、MARCHで!しかも自分でヤッちゃおうと思います。

 やり方は、ジャッキアップして、ホイールを外して、「タイロッド」(写真左)を確認します。
タイロッドを良く見て、ナットとタイロッドエンド、タイロッドに線か何かのマーキングします。

 ナットをまず緩めるのですが、クソ固く締まってます。しかし、ナット山をナメると終わりですので、慎重に!

 トーインにしたいんですから、タイロッドを伸ばしてしまえば良いのです。
タイロッドに工具でつまめる様に加工がしてあるので、スパナで掴んで、写真の場合時計回りに回す!
マークを良く見て下さい。1周したら、ねじピッチで単純に1.5mm伸びた事になります。

 小生の場合、とりあえず左右で1周分伸ばして、復旧しました。(反対側もまったく同じ分だけイジル事!)

↑写真はカローラワゴンですが、やる事は一緒です。 ↑社会に投じた問題作。なぜトーインであの子も喜ぶのか?

⇒ジャッキを降ろしてひとまず試走です。明らかにハンドリングがさわやかになってます。いいねぇ〜!
秘密基地に帰還して、もう一度マシンを前から見てみると、まだ少し「トーアウト」ですんで、
再度、ジャッキアップしてタイロッドをもう1周回しました。反対側も当然、同じだけ伸ばします。

そして、ジャッキを降ろして又、試走にデッ発です。当然、ハンドリングはさわやかです。
そして、秘密基地に帰って、マシンを前から見ると、う〜んニュートラルかトーインか微妙な所です。
が、疲れたので、MARCHサンにこの辺で勘弁して貰いました。

●費用:0円。
●効果:ハンドリングは軽くなったのが体感出来ました。もっと早くやっときゃ良かった
●時間:1バッチ(ジャッキアップ〜調整〜ジャッキダウン)は、だいたい15〜20分ぐらい。


【タイヤ&ホイール変更Mk−U】 2004.04.10
・またまた、しでかしてしまいました。足元のオシャレ!
実は、前のホイール、タイヤ屋でタイヤを交換した際に、「リム曲がり」を宣告されちゃいました。

結構気に入ってたんですが、曲がっちまったらしょうがねぇ、サヨウナラです。

 新しいホイールは、エンケイの14inchです。
東海地方で有名な、某タイヤセンターのネットショップをさまよっていたら、発見しちゃったので、その日に購入しました。
タイヤとのSetで御購入ですが、185/60ですので、以前のワッパとあまりサイズ的に変わってないよのさ。

って言うか、「てめぇ以前は15inchだったぢゃね〜か!」ってハナシですが、MARCHで楽しく走り回ろうと思ったら、
14inchの方が、明らかに向いております。最近気付きました。エヘヘ。

↑どう見てもENKEI製です。走り屋ってのがモロバレです。 ↑この色のMARCHに、白いホイールは・・・。ミスチョイスか?

⇒以前のタイヤ&ホイールに比べたら、いやぁ軽いねぇ。気に入った。
某タイヤセンターは、タイヤ&ホイールSetで購入すると、ホイールナットをサービスしてくれるので助かります。

交換したインプレッションですが、「出だしがスムーズになったなぁ」、「走行中の振動が無くなったなぁ」・・・です。

●費用:Setで42,000円です。今の所、MARCHの部品としては、最高額ですヨ。
●効果:変えるだけの価値は有った。次回、もう少し、ハイグリップタイヤをカマしたいですね。
●時間:20分


【フェンダーツメ折り】 2004.04.03
・スポット増しに続け!と、ボディ加工をヤッちゃいました。あぁ、元には戻らない・・・。知るかッ!
大きなタイヤやオフセットが外寄りのホイールをチョイスすると、フェンダーに当たるのです。
だから普通は、「15inch以上は履けねぇ〜」、とか「ワイドドレッドに出来ねぇ〜」、とかナリマス。

小生は、「ん?当たってんの?フェンダーのつめ折ろっと!」っとナリマス。
だって、ワイドドレッドにしないと、メカニカルグリップが上がらないジャン。


やり方は、金づちとあて板でコンコン叩いても良いんですが、小生は横着で有名なので、
フェンダー爪折り機を購入しました。

こいつ、購入金額は高かったんですが、仲間内で重宝してます。だ〜れも買わへんかったのさ。

フェンダー加工は、必ず炎天下の下で行うか、暖めながらする必要があります。
SILVIAで厳寒の時、ドライヤーで暖めながらやったんですが、塗装が割れてしまいました。
って言うか、爪折り機なのに、そのまま作業続行でブリスターフェンダーを狙ったからなんですが・・・。

↑ツメ折っちゃいました!の図。ナニ気にブリフェンですヨ。

⇒MARCHを春の日差し厳しい庭に放り出して、フェンダーを勝手に暖めておきます。
そして、ホイールの代わりに爪折り機をSetして、いきなり始めます。「グワッ、グワッ」って。
今回も、モチロン、ブリフェン狙いです。
MARCH、鉄板が薄いのか、面白いように形が変わっていきます。
調子に乗りすぎて、「ピシッ!」とか、ラップ音が聞こえたところで、作業終了!続いて反対側へ。

●費用:0円。(フェンダー爪折り機は、だいたい20,000円です。)
●効果:およそ、10mmぐらい出しました。ん〜、便利。
●時間:日差しの下で暖めるの2Hr、作業は、一箇所30分って所でしょうか?


【ブレーキホース強化】 2004.03.27
・貧乏チューナー必見!100円均一愛好家が暴露する、お手軽チューンナップ術。

あこがれのブレーキホースステンメッシュ化・・・ほどの威力も無いが、単にブレーキホースに、これでもカッってぐらい
100円均一で仕入れたタイラップ(インシュロック)を巻きまくるだけのイワユル、「小技」系のチューンです。

ブレーキを踏んだ時、油圧による圧力がブレーキフルードを介しキャリパーのピストンを「グワッ!」っと押すのですが、
その間、圧力はブレーキホースにもバンバン掛かりますので、結果ホースが膨張する=無駄な圧力損失な訳です。

まぁウンチクはそこら辺で止めます。っていうか、この小技hatsanが勝手にやってくれちゃってました。うおっ!グッジョブ。

↑うえ〜、気味わりぃ〜。なんか南米の密林とかに居そう。 ↑ブレーキエア抜き時、バンバン膨らんでました。意味ねぇ!

●費用:0円、hatsanがタイラップを支給してくれたのです。作業までしてくれて・・・ううう、優しき人よ。
●効果:不明、ブレーキキャリパー、ブレーキフルード交換とやっちゃったらそりゃ判らんさね。まぁ、悪くはなってないよ。
●時間:気が付いたら施工なさってました。途中「めんどくせぇ〜」とか言ってたのは、月曜日からの仕事の事だと思います。


【ブレーキキャリパー&ロアアーム交換】 2004.03.27
・遂にGET! CUBE(Z10)のブレーキ一式とロアアームをヤフオクより!!
特にブレーキに不満があった訳では無いのですが、フロント足回りからの異音が小生を奮い立たせたのです。
今回、一式変えちゃって気分は、ピュアハートな新社会人です。気分は!

 さくさくっ!っと変えて行きますよ。あと、ブレーキブルードも購入しましょう。

あと、CUBEのロアアームと、MARCH前期のロアアームとは良く似ていますが、ハブナックルを取り付けるボルトの
 テーパー形状が違いますので、ご注意下さい。コレだけの理由で、ロアアームまで購入する必要があるのです。

あと、自分の責任と判断でバチバチ作業していますので、御参考になる所だけ持って行って下さい。あくまで自己判断でね。

↑ハイッ!外れてしまいました。写真撮れませんでしたぁ! ↑左は撮ってますよ。大人数で作業すると、はかどりますナァ。
↑難関の一つ目、ロアアームとナックル繋ぎボルト外しの図。 ↑死亡解剖中の古きローターの図。「死因はオーナーの身勝手」

1、タイロッドとハブナックルの繋ぎを外します。
   割りピンは再使用しました。繋ぎのボルトはテーパーになっていて、抜けないのです。
   ハブナックルは要らないので、ナックルの繋ぎ部分を重いハンマーでぶん殴ってやれば、「ピュン」って取れます。

2、スタビライザーとロアアームの繋ぎを外します。
   繋ぎのボルト、上側ネジ部にモンキーを掛けてロアアーム下のナットを外します。

3、サスペンションとハブナックルの繋ぎを外します。
   ”17”の工具を駆使し、2本のナットを緩めます。ボルトは1本だけ残しておけばその後の作業性GOOD!

4、ドライブシャフト(以下ドラシャ)を抜きます。
   でっかい割りピンは無論再使用です。割りピン止めも再使用です。その奥のでっかいナットは”30”のソケットが要ります。
   ラチェットで緩めようとすると、ドラシャと回ってしまうので、回り止めが要ります。ブレーキを踏んどくとかネ。
   インパクトなら何も考えなくても、「ダダダッ! Oh、year!!緩みました!」
   あとは、日頃の行いが良ければ、シャフトもゴキゲンに抜けます。抜けなければ、シャフトをハンマーで叩いて抜くしか・・・。
   んで、ドラシャはそれ以上、外側に引っ張らない事!エンジン方面から抜けてしまうと、復旧作業でプラス一日作業です。

5、ロアアームとハブナックルの繋ぎを外します。
   割りピンは再使用・・・の予定が、割りピン折損により再使用すら出来ませんでした。(反対側のは「エ〜イままよ」と捨てました)
   邪魔なドラシャが無ければ、ボルト緩めも簡単です。

6、ブレーキキャリパーの取外し
   ここでブレーキホースを外してしまうと、ブレーキフルードがダラダラ出てきて厄介です。塗装面に付くと塗装が剥がれちゃう。
   ですので、ナックルからキャリパーだけを外してその辺に吊っときます。

7、ここまでやっちゃえば、「3、」での1本だけ残したボルトを抜けば、ハブナックルは外せます。

8、ロアアームとシャシーとの繋ぎを外します。
   ロアアームは2箇所でシャシーと固定されており、リア側はマァ特に問題なく出来ます。
   問題はフロント側で、小生MARCHの場合、ロアアームに圧入してあるはずのブッシュと通しボルトが固着していて、
   抜けませんでした。だから、ハンマーとドライバーでこじって取りましたよ。ロアアームはコレで外れます。

9、あとは、古い方のブレーキホースを外して、すぐに代わりのブレーキホースと付け替えです。ブレーキフルードは垂れ流す量は
   最小限にしましょう。
   これからは、外した順と逆の工程で、復旧していくのです。

10、最後におニューのブレーキフルードを投入し、エア抜きして試合終了です。

↑あったらしいキャリパーの図。径で20mmぐらい大きいぞ。 ↑hatsan宅の小さい子供(♀)が飲まないか心配でしたよ。

●費用:ブレーキ一式とロアアーム、ブレーキフルードで20,000円也。
●効果:ブレーキがでかくなって、マスターシリンダーがそのままなので、踏み代がだいぶ奥になりましたが、イイねコレ。
    フトコロがデカイので、「ガッ!」っと効いてからのコントロールが楽になってます。

 あと、ロアアームのブッシュとかも良くなっているし、スタビライザーのブッシュも締め上げまくったので、ハンドルを切った時の剛性感が
 素晴らしいです。
 あと、フロント方面がどっしりとしたというか・・・ぶっちゃけ重くなったカンジは否めません。

 ちなみに、問題の異音ですが、いろんな音がオーケストラしてたようで、一番耳障りな「カタカタ」だけは消えませんでした。
 ハブナックルのベアリングぢゃ無かった模様。     と言うことで、この音とだけは、引き続き同棲生活です。

●時間:5〜6時間、2級整備士(なれた人ね)がいると、本当に早いぞ!今回はH氏に助けて頂きました。ありがとう御座いました。


【タイヤ&ホイール変更】 2004.01.11
・さぁ、車高もガツンと落としたので、タイヤ&ホイールも替えちゃおうと思いました。
っと、いうのも未だに、時速”ぬふわ”キロでのハンドルぶれを改善しておらんからですが・・・。

 ホイール:ワタナベのエイトスポーク 6.5j×15inchで前後左右。offsetは+35です。
 タイヤ:前/後、DNA/G−GRIDで、すべて195/50/15でっす。

こいつは、うちのMR−2→MR−2(二台目)→CR−X→カローラU→カローラワゴンっと、使ってきた
由緒ある物品です。要は家族の中で使いまわしてるって事。

↑渋いんですが、母ちゃんも乗るんだって。 ↑タライ回しされたホイールの図。これからもヨロシク。

⇒ホイールボルトを緩めるのは、ジャッキアップしてある程度の所で緩める(締める)方が良いと思います。
(ジャッキアップして、タイヤがかすかに接地しグリップだけで回らなくなっている状態)

●費用:もらい物で0円。 中古屋で買うとだいたいsetで40,000円ぐらいかしら。
●効果:なにしろ、ハンドルぶれがなくなりました。あと、今まで怖いと思ったスピード以上で今は曲がってます。
●時間:10〜30分、要は慣れてるか否かです。


【サスペンションスプリング交換】 2003.12.29
・ラテラルロッドを交換したら、コレをせずに年は越せません。
スプリングはオークションで買ったどこかの物品です。※このあと、ひょんなことからHKS製を手に入れました。

 MARCHのフロントのストラット式は、目をつぶってでも替えられる自身がありますが、
リアのショックとスプリングが別体式となっている形式は初めてです。
 まぁ、サクッとやってみましょうの心意気で。

あと、交換前に、例えば左右のショックと地面までとか基準値を測定しときます。めんどくさいけど、ラテラルロッドが全部悪い

↑無事取り付ける事が出来たの図。やってみるもんさぁ。 ↑秘技!俺流が炸裂した瞬間を捉えた貴重な映像。

⇒フロントのストラット式はまったく問題無く完了しました。スプリングコンプレッサーの使い方がウマいもん。

リアは、タイヤを外して唸ってみましたが、外れる気配無し。
 もしやと思いつつ、ショックのボルトを外してみると、「ダラ〜ン」と、STDのばねが伸びたのです!しかし外れない!
もう片っぽのショックもボルトを外して、ホーシングを下に押したら。ばねが遊び始めるので、
そこからは、小生の余りあるパワーで「せいッ!」っと、取りました

 逆の手順でスプリングを組んで、各ボルトを締め付ける時、ジャッキで1Gの状態(着地した時)を作り、そして増締めすると
アライメントの狂いを最小限に抑えられますヨ。(実際、今回の作業で気になる程の狂いはナシ=今もそのまま)

 交換後、試乗を兼ねてスプリングを殺す旅に出かけましょう。途中で止まって問題無し確認+横から見て感動しつつ。
だいたい小生は、20キロぐらい走ってます。

 帰ってきたら、リアにもぐりこんで交換前に測定した基準値を確認します。
おそらく、車高が下がった以上にいろんな場所の数値が左右で違いますので、ラテラルロッドの野郎をぶん回して調整です。
 車によってまったく違うとおもいますし、落とす車高量でも違うんで、ここではコレだっちゅー数値が無いんですわ。

●費用:8,000円(メーカー不明)、HKSのは6,400円で買えたのに・・・損しちゃったゼ。
●効果:スタイル重視の為、普通とあんまし変わりません。しかし、車高が落ちた事によるメリットは莫大です。
●時間:自慢じゃないですが、フロントは両方で30分掛りません。秘訣は電動インパクトとS・コンプレッサーの使い方。
     リアは、言葉で書けばこれだけですが、実際は2時間ぐらい悩み・作業しました。


【リア・パナールロッド交換】 2003.12.27
・リア・パナールロッド=ラテラルロッドの事です。
コレを調整式にしないと、車高をドカンと落とした時に、サスペンション自体が右に寄ってしまうとの事です。
まったく、ロクデモない方式ですなぁ、5リンクってヤツァ!諸説では、寄ったって気にならないという方も居られますが、
小生は気にします。っていうか、タイヤが「ガリッ」って摺るっちゅーの!

 モノはメーカー不明ですが、片方が強化ブッシュで、逆がピロゥになってるヤツです。昔なら迷わず両ピロ型を選んだはずです。

↑やにこい(ショボイ)STDラテラルロッドの図。手抜き? ↑輝く調整式のつっかえ棒の図。ほんと、5リンクって嫌い!

⇒特に難しい事などありません。ジャッキアップは念のためした方が良いです。
STD取り外し後、調整式と並べて長さをパチッと揃えても、いざ取りつける時にはなぜかチョットズレるんです。

●価格:8,000円。こんなもんに20,000〜30,000円も出す必要無いと判断しております。
●効果:体感は難しいですが、両ピロにしたら間違い無く判る感じです。それよりも車高を下げる為の部品だと思います。
●時間:20分