Vol.4

 

 

自分が作詞する時は、まずあらかじめデモテープ(バンドの時はリハーサルのテープ)で歌っている適当でメチャクチャな英語のようなモノを聞き取り、それに日本語を乗せていく。 一度、「ラララ」で作ったこともあるが、これだと全く言葉が出てこなかったので、20年近くずっとこの方法だ。

 

自分の場合、曲を作るときにどんな内容の詞なのかは98%決まっていないので、このデモテープの"感情" "イントネーション"等に何が歌いたいのか教えてもらっている。

気分をリラックスしながらも相当集中していたっているからか、

歌うべき内容が大概この仮歌に宿る。 ある意味イタコだ。

しかし白状してしまうと、過去に何度かはこのデモテープのテンションに相応しい歌詞ができなかったこともあった。

歌詞をわかりやすくしようと妙な(ウソ)の優しさを出すと、元々持っていた言葉のリズム感や生命力が失われてしまい、いくら表面上わかりやすい詩が持っていたとしても自分の音楽として伝わらないものになってしまうらしい。

自分の中で1文字たりとも無駄のないストーリーであれば、聴く人に必ず"何かは伝わる。 日常生活で「これはいりません」とハッキリ言える人が痛快なのと同じだ。

 

ただこのパズルのような詩の書き方も年齢とともに変化しているようで、

昔から同じ形のパズルだとしてもパズルの中の絵が違ってきている。

だから出来上がる絵も違えば、選ぶ額もちがう。

"適当な英語"のパターンは全く進歩していないのに、、、、。

宣伝くさくて申し訳ないが、もうすぐリリースされるシングル3曲目のHATEはそれが大成功している。 デモテープの仮歌バージョンも一緒に収録して比べて欲しかったぐらいだ。(きっと笑えます。)

このようなデモテープたちはいずれ何らかの形で発表したいと思う。

 

 

関係ない話だが、最近お店の店員さんがよく「よろしかったですか?」と言う。

とくにコンビニ、ファーストフード系で最も多くきくことができるのだが、

あれは何かマニュアルでもあるのだろうか。

でも一万円からでよろしかったですか?」は変ですよ。

今度アンコ-ルで『オーイェーアンコールの一曲めはTALIでよろしかったですか?!!』

とか、言ってみたりして、、、、。

 

P.S.Kill Bill2を観た。 なんか今のモードにぴったりだった。タランティーノいいな。