ZEPP東京 2月20日
ー♪あなどれないアドレナリン・リン♪ ー 風邪と更年期障害のダブルパンチで週末は、めまいと耳鳴りで真っ直ぐ歩く事が出来ないくらいだったのに、yeeちゃんと再会できることや王子のお声を聞ける月曜日の朝は、シャッキリ、ライブモードに。 夕飯の支度を終え、氷雨も物ともせず、ゆりかもめに乗り込みました。
しかし、寒かった。 ”歯の根が合わない”って、ああいう寒さのことなのねえ。 でもTシャツ一枚で、順番が呼ばれるのを待っている若者よ、あんたは偉い!
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1 Tali : 会場がもの凄いテンション。メンバーが登場した途端に、台風の警戒警報が出てる時の海の波の如く人の波が高くなりました。若い子が多いからかな。 今回のツアーでこれほどワイルドなオーディアンスは初めてです。今夜の王子は、ほとんど黒に近いモスグリーンのTシャツに薄手の黒のジャケットです。
2 Call Me:静かに聞きたかったけど、会場が熱すぎてそれは叶わず。 ”♪たまに星が♪”のところは辛うじて、神聖な時間が流れました。 吉井さんの方がオーディアンスに気おされている感じでした。
3 Sade Joplin : バンド・サウンドの聞かせどころで、オーディアンスの手綱を取れたようでした。 オヤジ達の重量感ある演奏の前では、若い子たちも生徒のように従順です。 終わった瞬間の喝采が、素直なのが大変宜しいです。 そうそう、今日のアコギはコーヒー色のです。7曲目で持つのより、締まりのいい音です。 瞬発力があるというのかな。 アレンジにぴったりです。
4 Side by Side : 真っ赤な照明と伴に、ますます、皆さん、お元気に。 今日は"♪無理に笑うの♪"の辺りからもう、いびつな笑顔の演技が入ってました。
5 Hate: ♪油と札束と麻薬の〜♪と、歌詞を変えて歌っていました。 間奏のところでは、やはり「父さん、母さん、母さん」と言っているようです。
6 FALLin Fallin : "♪名前なんて無いぜ無いぜ、YOSHSII LOVINSONって、古くさいね♪”
MC:吹っ飛ばされた大人の為の歌を歌います
7 Blown Up Children: いつもならここで長目のMCが入るのですが観客があまりに熱いので聞いてもらえそうに無いと判断したのかすぐに、歌い始めました。 アコギは、黄土色の、ゆとりのある音の出る方を持ってます。 この曲、すごく、肉付きが豊かになりました。 夏フェスなんかでも、充分、存在感のある曲に仕上がってきています。
8 20GO: 今日の ” FXXK を・・・・は、なんと”挿Xします。”の3連発。
9 欲望 : もう、洗濯機の中にいる状態です。 エアコンが入りました。前回のZEPP東京はFor Me Now あたりからだったのに。 "♪もう、いいよ〜っ!♪"の絶叫は、迫真。 このジゴロが懲りることなく切り抜けてきた男と女と女の修羅場が彷彿とされます。
10 Rainbow : なんとも日本の70年代GSサウンドの乗りの曲で、若い子達にはどうかな?という曲ですが、戦隊ものの主題歌で育ったこの世代には結構、大野克夫風ギターも受け入れられるのですねえ。
11 Muddy Water::本日の静止画は、吉井さんはしゃがんでしまって、見えません。 ショック! 完全に静止した吉井さんの美しいお鼻の線を拝みたかったのに〜〜。 仙台と同じくキイボードで『男と女』のメロディ。
MC:シンセの柴田さん、大暴れしたんですよ、札幌。 この体格で。 (またまた、細川俊之氏の声色で)『パンティーが見えかかった』、『♪どれが俺の墓場かな、墓場かな。 』、 『おい、お前ら、この間に、正気を取り戻しとけよ!』 バー!
MC: いろいろ名前を変えたりして、混乱させてすみませんでした。 皆さん、呼びたいように呼んでください。 和哉クンでも何でもいいいです。
会場: 吉井! ヨシイさ〜ン、(男の子の声で)吉井先生〜
MC:ソロで演る時は、”吉井和哉"と名乗ります。 自分の名前、本当は嫌いなんです。これ、サイトでも書いたんだけど僕の名前には”口”という漢字が3個入っていて、三つ合わせると”品”という字になるので、品のある歌手を目指します。
会場から、”オイオイ!"という反応。 品のよろしい方は”挿X”を3回も1000人以上の人の前で仰らないいのでは・・・?
MC:このツアーが終わったら、アルバム制作に入ります。 ライブ向けの曲もたくさん入れて、夏フェスなんかにも出させてもらいます。 そして、秋にはツアーをやります。 そろそろ、ライブハウスはキツイかなという方達も見受けられるので、こういうライブハウスでのステージはおそらく今日が最後になるんじゃないかな。
会場から"エエーツ!!" 、"ヤダ〜〜!"の声が
12 Black Cock's Horse: 突如、視界に長身の男性(しかも二人も!)のでかい頭が。 いくら王子が背が高いからとはいえ、男子バレーのダブルブロックには敵うはずもありません。 お姿を見るのは諦め、聞くことに専念しました。 ”So Alive"を聞いてる感じです。 歌っている本人の姿は見えないけど、周囲の異様なまでの熱気がいやましに伝わって来るのです。
13 Sweet Candy Rain : この曲もBlown Up Childrenと同様、ひとり立ちの一歩手前まできているようです。 不安定なギターの和音とボーカルが、アルバムとはまた違ったハーモニーになっています。
14 Final Countdown :「天使の声 」というのはこの曲の根岸さんの ”Wooh as everybody (と私には聞こえる)”のコーラスのことのようです。 今日も、"この天使の声にあわせてご一緒に"と紹介していました。
15 Phoenix : アルバムの時は、この曲は一曲目の曲という位置づけがピタリと来る曲でしたが、二つのツアーを経て来ると、吉井和哉というミュージシャンの復活・再生といった筋書きとは独立した、別個のナンバーに成長しているように感じました。
16 For me now : 客席からのアッチ向けホイの答える吉井さん。 "♪また負けた♪"のところではギロチンに掛かったような身振り。 パフォーマンスにもゆとりが出てきました。 武道館バージョンの練習かな?
MC:この歌は、毎回、歌うのが楽しみな曲です。
17 What time : 歌が巧くなりました。 シンセとのバランスもいいです。 執拗な感じで申し訳ないのですが、やっぱり”気休めだって"の”て”の音程はやはり一音で済ますのはどうかなあ。 自然に半音下げてフェイドさせる(アルバムバージョン)方がいいと思うんだけどなあ。
18 Beautiful : この曲は、今まで聞いてきた2枚のアルバムの曲とははっきり違うタイプの曲です。 2月のコラムで”ロックはもう過去の時代のあだ花"みたいな事を書いていたけど、そんな吉井さんの心の変化を音楽の方が先に表現していたのかな、なんて、思ってしまいました。 ロックだ、ポップだ、などという便宜上の分け方を、事も無げに越えた名曲だと思います。 誰にでも聞いてもらえ、誰にでも愛される曲です。
(休憩)
まあ、嬉しい。 初めてお着替えした王子を拝見しました。 黒のTシャツ。(← さっきと、あまり代わり映えしませんが贅沢はいえません)
19 Hikareta :
MC: 『 俺,バカでデブで、中卒で、18の時に東京に出ててきました。でも、 ここまで来ました。 だから、とてもついてる奴だと思います。 そうです、このついてる奴の声を耳から入れれば、皆さんもついて来る筈です! 皆さんがやろうとしている事が、絶対、実現できる筈、叶う筈です!』
泣かせるぜ、吉井先生! 自転車泥棒、武勇伝、脛に傷、女泣かせ、すべてやってきた吉井さんが言うと、説得力があります。 金八先生の説教よりず〜ッと。
20 My foolish Heart: 日下部さんのギターがフュウチャーされる時の、吉井さんの礼儀正しい感じのアイコンタクトいいですねえ。 最終日、日下部さんの地元の大阪城ホールのこのシーンが目に浮かぶようです。 (行けない人のめにDVDお願いします、大森社長さ〜ん!)
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会場のむせ返るような熱気に圧倒されましたが(おそらくメンバーもそうだったと思います)、その中で、個々の楽曲を振り返って見ると、それぞれの速度で成熟に向かっているのがわかります。 Final Countdown ,Black Cock's Horseなどモンキー時代からの流れを引く曲は手馴れているからか一人前の青年のような安定感がありますし、野心的に取り組んだHATE 、Blown Up Childrenなども「ああ、この子はこんな骨格や行動の仕方をする青年になるんだろうな」と想像させるまでに、吉井さんの中で消化されて来ているようです。 樹木に、寒風をついて咲く梅もあれば、五月晴れの空の下でも艶やかさを保ち続ける八重桜があるように、楽曲によって成人に達するまで固有の時間が必要なのだと思います。 ( What's Time などは大器晩成型の代表だと思います。)
武道館に向けて、これだけ各曲が個性の違いを際立たせ始めたことに、感動しています。 あとは大舞台でこの子達にどんなストーリーを演じさせるのでしょう。 吉井先生、お手並み拝見です。