ハブの分類・分布
- ハブ{波布}(habu : pit viper)
学名:Trimeresurus flaviridis 爬虫綱有鱗目クサリヘビ科マムシ亜科ハブ属に含まれる。南西諸島にはこの種のハブの他に、以下の主も分布する。
- ヒメハブ
学名:Trimeresurus okinavensis 奄美・沖縄諸島に分布
- トカラハブ
学名:Trimeresurus tokarensis トカラ列島の宝島、小宝島に分布
- サキシマハブ
学名:Trimeresurus elegans 八重山列島に分布
- アオハブ、タイワンハブなど
中国南部、台湾などに分布する。
- 分布
ハブは南西諸島の奄美諸島と沖縄諸島に分布しているが、全ての島に生息しているわけではない。奄美大島、徳之島、伊江島、沖縄島、久米島などの26の島々に分布している。- 台湾から第三紀に渡来
ハブ属のヘビは第三紀(6,500万年前〜165万年前)の中ごろ以降、台湾と琉球列島が陸つづきになっていたので琉球列島に渡ってきた。しかし、トカラ海峡がその時にはあったので、それより北には行けなかった。以後この分布地域の地殻変動により、陸つづきだったところが島々に分かれるとともにそれぞれの生息地が分かれてたが、標高の低い隆起サンゴ礁の島には生息していない。
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