烏骨鶏の卵,漢方薬
- ウコッケイの卵
産卵回数は少なく、年に40〜60個しか産まない。卵は1個500円程度もするが、白色レグホンなどの鶏と比べ産卵回数は5分の1である。
- ウコッケイの抱卵
ウコッケイは就巣性があり、卵があるとメスはすぐに抱き、ヒナが孵るまでの間、卵を抱えてずっとうずくまってしまう。ヒナが孵化するまで3週間はかかるが、その間抱いているメンドリは何も食べず、ヒヨコが生まれたときには消耗してガリガリに痩せてしまっている。
- タマゴは漢方薬
中国や韓国、台湾では、薬膳料理や漢方薬にウコッケイが重宝されていて、特にタマゴは無精卵より、有精卵の方が重用されている。ウコッケイのタマゴからは卵油を作り、健康食品としても販売されている。
- 漢方薬としてのウコッケイ
ウコッケイが中国では古くから高血圧や中風、婦人病に薬効があるとされ、珍重されており、「白鳳丸」という中国の薬には烏骨鶏が30%入っている。烏骨鶏の肉は脂肪分が少なく、野鳥のようであり、薬膳料理としてでなくとも楽しめるもののようだ。日本の薬事法ではクスリとしては認められていない。
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