家畜七面鳥

  • 家禽化シチメンチョウ(turkey)
    学名:Meleagris gallopavo
    北アメリカ大陸に生息する野生のシチメンチョウをニュー・メキシコ州のアメリカ・インディアンであるズニ族やメキシコのアステカ人によって家禽化されたもの。スペイン人の手によって16世紀の初頭にヨーロッパへもたらされた。肉は他の食肉に比べタンパク質が高く、脂肪や水分の含量が少ない。
    • ブロンズ種(Bronze)
      羽色は金属光沢のある灰褐色、北アメリカ大陸からヨーロッパへ移入された野生種からつくられた。成鳥の体重はオス17キログラム、メス10キログラムと大型である。
    • ベンツビル・スモール・ホワイト種(Beltsville Small White)
      羽色は真っ白で、アメリカ合衆国メリーランド州ベンツビルの農業試験場でつくられた。成鳥の体重はオス6〜8キログラム、メス4〜5キログラムと大型である。
    • ラージ・ホワイト種(Large White)
      羽色は白色で、ブロンズ種の突然変異で生まれた白色固体からつくられた。白色オランダ種も改良に用いられており、成鳥の体重はオス17キログラム、メス10キログラムと大型である。
    • 白色オランダ種(White Holland)
      羽色は真っ白で、ブロンズ種の突然変異種である。早熟で、世界中でシチメンチョウ生産業の基本品種となっている。成鳥の体重はオス13〜15キログラム、メス8〜10キログラムである。
    • バーボン・レッド(Bourbon Red)
      羽色は全身一様にくすんだ赤茶色で、初列風切羽と次列風切羽と主尾羽だけが白色であり、おもに観賞用としてのみ少数が飼われている。成鳥の体重はオス10〜11キログラム、メス8〜9キログラムである。
    • ナラガンセット種(Narraganset)
      羽色は黒色でそれぞれの羽毛の先端が白く、この白い部分は頭から尾の方へ行くに連れて大きくなっている。美しい鳥で、観賞用としてのみ飼われている。成鳥の体重はオス10〜11キログラム、メス8〜9キログラムである。
    • バフ種(Buff)
      羽色は全身明るく淡い黄褐色(バフ色)で、ブロンズ種の突然変異から改良されたものとおもわれる。かなり稀少で、観賞用として少数飼われている。成鳥の体重はオス10〜11キログラム、メス8〜9キログラムである。
    • ブラック種(Black)
      羽色は全身真っ黒で、極めて稀少で、観賞用としてのみ飼われている。成鳥の体重はオス10〜11キログラム、メス8〜9キログラムである。
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