アカボウクジラ
- アカボウクジラ(Cuvier's Beaked Whale)
- ハクジラ亜目・アカボウクジラ科
- 学名:Ziphius cavirotris
- 英名及び別名:Cuvier's Whale,Goose-Beaked Whale,Goosebeak Whale
- 体重:オス3t・メス4.5t(新生仔250kg)
捕獲記録最大体重:5.6t - 体長:5.5〜7m(新生仔2〜3m)
捕獲記録最大体長:オス7.0m - 群れ(ポッド):1〜10頭(まれに25頭程度まで)単独個体は年老いたオスがほとんど。
- 口の切れ込みが比較的浅いので大きく口を開けることはできなく、ちょうど喉の部分に歯の字形の溝がある。。体色は黒色、灰色、褐色と個体差があり、背部は濃いが腹部や顔面は淡く、腹部には寄生生物による白い斑紋がついている。下あごに洋なし形の歯が2本生えており、丸みのない頭部から上下のあごがくちばし状にのびているが短いのであまり目立たない。
- 「赤ん坊」鯨?
このクジラは成長してもベビーフェイスのままなのでそれがなまって、こう名づけられた。若い個体や子どもはよく似ているので船上からは見分けづらいが、オスは成長すると前頭部がふくらむ。英語の意味は”Cuvier(キュビエス)”という人名づけた口先が”Beak(くちばし)”のクジラということである。別名、ガチョウのようなくちばしのクジラということで、”Goose beaked whale”とも呼ばれている。
- アカボウクジラの体色
一般的に太平洋で見られるものは褐色から黒褐色、大西洋で見られるものは灰色から青灰色のものが多いようだ。
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