クジラの子育て
- クジラの出産
クジラは20年の間2〜3年おきに子どもを産む。受精してから10〜12ヶ月たつと母クジラから仔クジラが産まれ、その仔クジラは産まれるとき水中で、尾びれから先に出てくる。産まれたばかりの仔クジラが呼吸ができるように母クジラはその仔クジラの体を水面に押し上げる。それを仲間のメスクジラも手伝う。 - クジラの授乳
産まれて30分もたつと仔クジラはもう泳げるようになるが、まだ餌をとることができず、乳を飲むことになる。仔クジラは7〜12ヶ月の間、クリームのように濃い母クジラの乳(雌牛の乳より10倍も濃い)を何トン(1日500リットル)も飲む。 - クジラのしつけ
母クジラは仔クジラをとてもかわいがる。危険があれば仔クジラに知らせ、すぐに助けに行く。天敵のシャチやサメなどが近づけば、仔クジラを自分の身体のかげに隠す。しかし、仔クジラがはしゃぎすぎたり、母クジラの背中を滑り台にして遊んだりすると、怒ってしまうこともある。
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