ザトウクジラ
- ザトウクジラ(Humpback Whale)
- ヒゲクジラ亜目・ナガスクジラ科
- 学名:Megaptera novaeangliae
- 英名及び別名:Humpback Whale,Hump-backed Whale
- 体重:25〜30t(新生仔1〜2t)
最大65t - 体長:オス14.6m・メス15.2m(新生仔4〜5m)
捕獲記録最大のもの:オス17.5m・メス19.0m - 群れ(ポッド):1〜3頭(まれに4〜15頭)
- ヒゲの色は黒
- 座頭鯨?
このクジラは背中にコブ状の隆起があり、その上に背びれがついていて、その形が座頭(昔の盲人の官名)が琵琶を背負っている姿に似ているところから名付けられた。また、英語のHumpbackとは猫背の意味であり、背中のコブ状の隆起が猫背(前こごみで背中が曲がっている)状態の形に似ていることから付けられている。
- ザトウクジラの採食
のどの一面に畝があり、この畝をジャバラ状に開いて腹をふくらませることができるため、採食方法は、口大きく開けてエサとともに多量の海水を口のなかに取り込み、広げていた畝を閉じ手下を持ち上げ海水をヒゲの間から外に押しだし、ヒゲの内側の繊毛でエサを取り入れる。主に小魚やオキアミを食べるが、小魚の群を見つけるとザトウクジラはその下に潜り、肺にためた空気を少しずつ吐き出しながららせん状に上へ泳いでいく。そして、魚群はこの気泡のカーテンですっぽりと筒のように囲まれてしまい逃げられずに中央に固まる。この固まった魚群をひと飲みにしてしまう。この方法を群で共同で行うときもある。
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