ユニバーサル・デザイン

  • 全ての人に使いやすいように・・・
    建物にしても商品にしても、全ての人が使いやすいものが理想である。そこで、”全人類,全世界の”の意味を持つ「ユニバーサル(universal)」という単語を使い、全ての人々が使いやすいデザインを目標につくられたものを「ユニバーサル・デザイン(universal design)」と呼んでいる。
    • シャンプーの容器:上部の押すところに凹凸がついており、容器の側面にも凹凸がついているものが多く見られる。それに比べ、リンス容器には凹凸などの印が無く、目を開けないでも区別しやすい。これは視覚障害者にとっても便利である。
    • 日本円貨幣:コインは形や大きさ、凹凸で100円玉なのか500円玉なのか5円玉なのかが分かるようになっており、紙幣は千円札は横幅が15cm、弐千円札と五千円札は15.5cm、壱万円札は16cmとなっており、区別できる。弐千円札と五千円札の横幅は同じため大きさでは区別しにくいが、弐千円札には「弐千円」と書いてある面の文字や模様がさわって分かるような凹凸印刷がされており、五千円札は表面に凹凸印刷がされていない。これらは視覚障害者等が貨幣の額を判断しやすいように工夫されているからである。
    • シャワー・便座:シャワーでお尻を洗浄するという機能の付いた便座は、開発当初は身体障害者用として開発されたが、現在では一般家庭で多数の利用者を獲得している。身体障害をもっていなくても使いやすさが需要を増やしたようである。
    • 多目的トイレ
      車椅子利用者に限定してトイレをつくるのではなく、その他の障害者や妊産婦の利用、おむつ交換の場というような機能も備え、手荷物が多い人も荷物が安心しておけてトイレを利用できるように、多様な利用者を推測したトイレの開発が期待されている。
    • 建築物の入り口
      スロープをつけるのではなく、最初から段差がないように緩やかな斜面、できれば平面で外部から入れるような入り口をつくると、車椅子の利用者だけでなく関節が不自由な人や視覚障害者も入りやすくて、キャスター付のワゴンなども出し入れしやすい。
社会福祉ページへ
(C) Copyright KS in Japan. All Right Reserved.
mailto:lost@world.interq.or.jp