デンマークの社会
- デンマークの社会
酪農主体の農業国で、人口は520万人、首都はコペンハーゲン。
- 差別のない国
障害者や女性外国人などのあらゆる人の社会進出が高く、人権保障も高い水準で行われている。 - 地方分権の進んだ国
地方の自治体だけでなく、学校などにも分権が高い水準で保障されている。 - 環境を考えている国
農業上でのの汚染や原子力発電、街並みなどにも気を配った自治活動を行なっている。
- 家庭生活
デンマークは共働きの家庭がほとんどであり、子ども達は15歳、遅くても18歳までには親元から離れて暮らす。その期間は全寮制の学校で生活をし、同じような年代同士で話し合っていく中で自主性が身についていくことを期待しているようだ。
- 夏休み
北欧の夏は早くから始まり、短い。学校の夏休みはそのために、6月20日頃から始まり8月10日頃から新学年がスタートする。学年の切り替え時期が夏休みのため、宿題は出ない。その期間も親たちは働いているため、子どもとすごすことが難しい。この期間を使い、子ども達は家族そろって旅行に行ったり、思春期を過ぎる頃には子供同志で旅行に行くことが多いようだ。
- 祖父母の所へ:両親が働いているため、夏休みの期間名祖父母の所で暮らすケースもある。
- 両親の有給休暇を利用:有給休暇は年間で5週間取れるため、両親の休暇をずらしてとり子どもとすごすように工夫している。
- 学童保育:幼稚園クラスから3年生までの児童が学童保育所に通うことが保障されているため、95%の児童が通っており、4年生以降も50%近くの子どもが活用しているようだ。学童保育所での活動や市のキャンプなどにも参加して夏休みを過ごす場合もある。
- 家族の休日を重ねて:家族そろって休める期間を利用して、家族旅行に行ったりもする。思春期を過ぎる頃には子供同志で旅行に行くことが多いようだ。
- 地域生活
- 地域住民の集会:地域住民は協同組合などを作って、共同事業を行っている。デンマークは原子力に反対しているため、風力発電のために風車をつくり、その電力を他の地域に売るという経営も共同でしている。
- 食事会:料理を持ち寄り地域の人々が集まって外で食事会なども開く。そこは子ども達の催し物が行なわれたり、伝統的なゲームを行なったりする場ともなる。
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