農業![]()
| 農業形態
人民解放前は地主生が多く、人民の生活は苦しい。 ↓ 中華人民共和国が成立し、農業の集団化、人民公社が生まれた。人民公社は利益を平等に分ける仕組みで、勤労意欲を失われるとか、行政の指導が厳しいなどから農業生産が伸びなかった。 ↓ 食糧不足も生じ、農業生産の増大をはかるため、農家が作物の生産や農業の経営を請け負って耕作をしていくという生産責任制が導入された。 ↓ 土地は売買できないが、一定量の生産物を供出すれば、残りは自由に市場で処分でき、農民の努力次第で利益に結びつき、生産意欲が増大した。 ↓ 全体の農業生産額も増え、農家の中には「万元戸」という富豪農家も出現したが、地域の土壌や気候、作物によって農家の収入に大きな格差が生じている。 郷鎮企業 内陸部の農村では人口増加のため、多くの農民が農業以外ででの労働が必要。しかし、農村に戸籍のある者は自由には都市に移住できないのが原則。 ↓ 政府は農村に郷鎮企業などをつくることを認め、役場などの仕事の他、建設、運輸、工場などの企業を経営する者が急速に増えている。 |