イルカ療法
- イルカ療法(イルカ・セラピー、イルカ・ヒーリング)とは
アメリカで盛んに行われており、イルカと一緒に泳ぐこと(dolphin swim)により自閉症やうつ病などが治ってしまうというもの。水の中で過ごすという癒しの効果も伴うため、イルカ・セラピーの効果プラス"アクア・セラピー"の効果も伴う。精神障害を持った人に対する治療法としても注目されはじめており、最近ではガンや交通事故の後遺症など、肉体的な病気に関しても治療可能ではないかと試みられている。 - アクア・セラピー(aqua therapy)とは
水中で過ごすこと、または水の近くで過ごすことによって心や身体が癒されるということ。水の流れる音やさざ波の音を聞くと心拍数を下げる効果があるとも言われていることは有名である。- 水中は無重力
水中では胎児の時とほぼ同じような感覚に浸れるということと、ほぼ無重力になるため重力というストレスがかからないので陸上よりは安らげることが多い。 - 水のイオン粒子
水しぶきや塩水の中にはイオン粒子が発生しやすいため、このイオン粒子が人間の身体に触れることによって緊張がほぐされるなど、たくさんの水による効果があるということが発表されている。 - カラー・セラピーでのブルー
カラー・セラピー(color therapy)という人間に対する色の効果を調べたもので、海の色である青色(blue)を調べてみると、人が青を見たときはポジティブ・ポイントとしてキーワードに「平穏」、「冷静」、「安らか」というのがあげられる。この結果からも、海の青色を見ていると興奮しづらく、安らげるようである。
- イルカは病人を特別扱いする
イルカやクジラ、ゾウなどはけがをした仲間の動物をかばう性質があり、イルカは人間の中から病人を選び出すことができるらしく、その病人を特別扱いするらしい。
- イルカは人間の血圧の状態や脈拍がわかるようであり、右半身が麻痺している人が海に入れば、イルカは必ず不自由な右側を支えるような位置にまわってきて泳ぐ。
- 多くの泳いでいる人の中に自閉症の人がいれば、その患者の側に行くそうだ。
イルカと一緒に泳いだ人は自分はイルカに特別扱いされたと言い、自分の存在を認めてくれたと喜び、自分の存在価値も認めてもらえたと自信をつけさせる効力まである。
- イルカの不思議な力
イルカがどうやって治すのかは現在では科学的に説明しづらく、イルカ療法に関しての本によってそれぞれ違う。超音波のようなもので治すとか、気で治す、テレパシーのような超能力があるなどといろいろ書かれているが、確実な証拠はなく、未知の能力であるのかもしれない。- 病人がよくなるというのは実際にあるが、イルカだけが効果の源であるとは言い切れない。広い海に出ること、太陽に当たること、多くの人に援助してもらい水に入ることなども効力のあるすばらしい体験であると言える。
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