アニマル・セラピーとは?(in Japan)
- アニマルセラピー(Animal Therapy)とは?
古くから動物の癒し効果を利用した治療は、慢性疾患のみならず急性疾患に対しても積極的に治療に取り入れられてきた。症状別にも治療効果が検討され、感情調整や意欲向上、痛み緩和などにも応用されている。セラピーの定義は日本では曖昧なので、正しくないとは言えないが、「アニマル・セラピー(療法)」と呼ぶより「アニマル・ヒーリング(癒し)」と呼んだ方が適正であるように思える。治療を専門としたアニマル・セラピーとは、「AAT(動物介在療法)」のことを指している。また、「動物療法」などもこの中に入る。
- 動物介在活動(一般に言う日本でのアニマル・セラピー)
動物介在活動(AAA)を行なう時には、必ず医療上の専門的知識を持っていなくてはならないわけではないが、訪問先(利用先)が障害者や高齢者である場合が多いため、軽率な行動は避け、対人マナーやボランティアとしての心得は不可欠である。また、参加する動物にも、受け入れる側である施設にも一定の基準を設けることが必要とされる。 - 動物療法(Therapy with Animals)
欧米では1960年代から医師や理学療法士、獣医師の指導をもとに動物と触れ合うということを身体障害者のリハビリ訓練や、精神障害や情緒障害等の治療に取り入れる研究がされている。セラピスト(療法士)が障害者に意図的に関わっていくことで、ただ癒し効果を与えるのではなく、身体的若しくは精神的な治療を施すのである。 アニマル・セラピーのページへ
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