動物介在活動に参加するためのチェック内容

まずは、動物介在活動に参加するには、動物を連れていかず、飼い主が参加したいと思う施設に見学に行き、実際の活動現場を見て自分の連れていく動物が向いているかどうかを考えることが必要となる。
  • イヌの場合
    犬は犬の種類によって向き不向きがあり、どのような活動を目的とするかによっても犬種が違ってくる。ここでは、犬のセルフチェック項目の主な内容を例に挙げる。
    • 予防注射等は毎年行っているか
      狂犬病予防注射、登録。ジステンパー、パルボ、その他。フィラリア検査、予防。
    • 健康診断を行っているか
      年に1回以上の定期検診。現在の病気。歯、皮膚、耳、目、爪、肛門などは清潔か。
    • しつけ
      オスワリ、フセ、マテができるか。近くに他のペットがいても言うことはきちんときくか。見知らぬ人にさわられてもいやがらず、落ち着いてられるか。大きな音や突然の光(ストロボ)などで情緒不安にならないか。他の犬や人に吠えたりしないか。
    • その他
      活動前に動物の身体を洗ったか。他の飼育動物も含め、ペットなどで近所に迷惑がられていないか。責任の持てるような大きな活動団体に所属しているか。等
    • その他の注意事項
      施設によっては健康診断書や腸内細菌検査の必要がある場合もありますし、ノミ用のパウダー、スプレーなどは当日使用できないなどの注意事項などもある。発情期は避ける必要もある。
  • ネコの場合
    猫は犬に比べれば、種類による向き不向きは少ないが、毛が長い種類などは受け入れるのが難しい施設もある。犬に比べるとしつけは猫には限度があるため、そのネコ自信の性質がどのようなものかを把握しておく必要がある。ここでは、猫のセルフチェック項目の主な内容を例に挙げる。
    • 予防注射等は毎年行っているか
      パルボ等の混合ワクチンを受けているか。
    • 健康診断を行っているか
      年に1回以上の定期検診。現在の病気。歯、皮膚、耳、目、爪、肛門などは清潔か。
    • しつけ
      まわりに他の人や動物がいても、飼い主の腕の中やバスケットの中で落ち着いてられるか。見知らぬ人に抱かれたりなでられたりしても落ち着いていられるか。大きな音や突然の光(ストロボ)などで情緒不安にならないか。
    • その他
      活動前に動物の身体を洗ったか。他の飼育動物も含め、ペットなどで近所に迷惑がられていないか。責任の持てるような大きな活動団体に所属しているか。等
    • その他の注意事項
      施設によっては健康診断書や腸内細菌検査の必要がある場合もありますし、ノミ用のパウダー、スプレーなどは当日使用できないなどの注意事項などもある。発情期は避ける必要もある。
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