"IAHAIO"(アイアハイオ)

  • 人と動物の相互作用国際学会(IAHAIO)
    IAHAIOとは、International Association of Human-Animal Interaction Organizationsの頭文字をとったもので、人と動物の相互作用の正しい理解を促進するために、アメリカ合衆国の「デルタ協会(Delta Society)[※リンク集参照]」、イギリスの「スキャス(SCAS/The Society for Companion Animals Studies)[※リンク集参照]」、フランスの「アフィラック(AFIRAC/Association Francaise d'Information et de Recherche sur l 'Animal de Compagnie)[※リンク集参照]」が中心になって1980年に設立された。
    • 第1回のロンドン大会から
      1980年の第1回ロンドン大会以来3年ごとに、各国の「人と動物との絆(HAB/ヒューマン・アニマル・ボンド)」に関する研究発表の場、国際的ディスカッションの場として開催されている。
    • 1995年ジュネーブ大会での5つの決議
      すべての政府機関や関係団体に決議を促進することを要請した。
      1. 「コンパニオン・アニマルの飼い主が他の住民の権利を阻害せず適切な飼い方をする限り、人はあらゆる場所でコンパニオン・アニマルを飼うことができる」という世界共通の権利を認める
      2. 「人間の生活環境を、コンパニオン・アニマルとその飼い主の特性とニーズに合うように、デザイン・設計する」ことを保障する
      3. 学校の授業にコンパニオン・アニマルに関する教育を取り入れ、正しい動物とのふれあい方を通じて、子ども達の心の成長に欠かすことの出来ない動物の大切さを児童教育にいかす
      4. 病院・老人ホーム、養護施設などの動物とのふれあいが必要な人々のために、訪問動物として認められたコンパニオン・アニマルの出入りが出来るように保障する
      5. 身体障害を克服しようとする人々のために、動物による有益な「介助」や「動物介在療法」を公的に認知する。また、健康や社会福祉に携わる専門家の養成プログラムに、このような動物による介助や動物介在療法に関する教育を取り入れる。
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