動物が人にもたらす3つの効果

  • 社会性の改善
    動物による話題提供、会話の促進をする「社会的潤滑油効果」
    • 例として、高齢者がイヌを連れて散歩していると、いないときより会話が増える。
    職員以外の訪問者との交流の機会のない長期療養患者や施設入所者が、動物の訪問をきっかけに会話や交流ができることを目的とする。
  • 精神的作用
    動物は人々に対して自尊心、責任感、必要とされている気持ち、自立心や安堵感、笑いや楽しみをもたらし、ストレスや孤独感を癒すというストレスの緩衝作用がある。
    • 精神打撃によるストレスが加わった場合、ペットを飼っている人の方が飼っていない人よりも通院回数が増加しづらかった。
    アルツハイマー患者の治療にも効果が認められ、患者の社会性を高め、介護者の負担を軽減する可能性がある。
  • 生理的・身体機能的作用
    人が動物に対しての働きかけをしようとする意欲から、日常の運動や動作が多くなり、動物に対する話しかけにより発語が増える。
    • ペットを飼っている人の方が飼っていない人より収縮期血圧及び血清中性脂肪値が低く、心筋梗塞後の1年生存率も高い。
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