"AAT"活動の領域分野
- AATの領域の中に入る分野、必要な分野
AATは治療をするという目的から、健康の増進や高齢者等の身体・精神機能を衰えさせないためにも「健康促進・介護分野」での活用、病院や自宅療養などでの看護する場合の「看護分野」での活用、精神疾患にかかるなどした場合の治療をする「精神医療分野」での活用、その他「理学療法分野」や「作業療法分野」、「レクレーション療法分野」、「言語療法分野」での活用が期待できる。また、対人関係の苦手な人や集団での活動で社会への活動自立を図る「グループ・ワーク分野」での活用も期待できる。AATを行っていく際には、AATの目標設定や技術等を調整する「コーディネート分野」、サービスの中での人と動物の関係やストレスを取るための調整・管理をする「ストレス管理分野」も必要であるし、AATの活動をするための学習機会の提供をする「AAT教育分野」、経営のための金銭管理や申請書などの書類の作成をする「事務分野」も必要となるだろう。
- 健康促進・介護分野
「保健婦」や「栄養士」、福祉専門職などの様々な専門家と共に関わっていくことが期待できる。 - 看護分野
病院や福祉施設、訪問看護の領域などで「看護士」などと共に関わっていくことが期待できる。
- 精神医療分野
先進医療の分野で精神科医やカウンセラー、「精神保健福祉士」等と共に関わっていくことが期待できる。 - 理学療法分野
温熱療法やマッサージ、運動療法等の理学療法で治療を行っていく際に「理学療法士」等を共に関わっていくことが期待できる。 - 作業療法分野
作業やスポーツ、遊戯等も取り入れて能力の回復や身体・精神機能訓練を作業場面等を介して「作業療法士」などを共に関わっていくことが期待できる。 - レクレーション療法分野
レクレーションを介して対人関係や身体機能訓練、楽しみを持ってもらうという意味でもスポーツやアウトドアなどを介して「レクリエーション・コーディネーター」や「福祉レクレーションワーカー」などを含む各専門家を協力してもらいながら関わっていくことが期待できる。 - 言語療法分野
言語障害者や聴覚障害者等へ言語療法が必要な場合、発声やコミュニケーションを図る学習をする手助けをするためにも「言語聴覚士」などと共に関わっていくことが期待できる。 - グループ・ワーク分野
集団の中で活動しながら対人訓練や精神面でのケア等をグループ・ワーカーやその集団のリーダー的な存在となる専門職員等と共に関わっていくことが期待できる。 - コーディネート分野
AATを行っていく際に目標設定や場所の選定、AATサービスに関係するあらゆる技術等を調整する役割が必要となる。 - ストレス管理分野
人と動物との関わり方や、サービスを受けたこと、行ったことからくるストレスの調査・改善、ストレスの解消等を管理・運営していく役割が必要となる。 - AAT教育分野
AATに関する活動の注意点や基礎知識の学習を行うことができる場の提供、よりよいサービスを考えるための研修の機会なども必要となり、講座や相互教育などを行っていくべきである。 - 事務分野
金銭のこと並びに活動報告書や電話の応対、その他の事務を行う必要性もある。
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