乗馬療法

  • 乗馬は神経障害にきわめて有効
    1875年にパリで乗馬が麻痺を伴う神経障害にきわめて有効な療法であると発見され、現在では乗馬療法に関しては一つの完璧な治療システムとなっている。
  • 馬の歩くリズム
    馬に乗り、馬の歩くリズムにあわせて生じる揺れが身体や脳に刺激を与える。
    • 車椅子の生活を送る人は筋肉の衰えが著しい。乗馬を行うことで、特に下半身の筋力が衰えるのを防ぐ効果がある。
  • 脳性麻痺の方に特に効果あり
    脳性麻痺のな内転筋(内股の筋肉)の緊張が強く当初は馬に乗る股さえも開かなかったが、回を重ねるごとにまたが開くようになり、内転筋の緊張が緩和された。それとともに無表情だった顔に明るい笑顔を見せるようになり、歩く練習も自主的に始めたという。
    • 精神的な効果を持っており、自主性、積極性をも引き出すのは確かである。
  • 共に生きているという効果も・・・
    イルカ・セラピーと同じように、馬に乗って共に移動すると言うことで、障害者や自閉症児などが馬の体温を感じるとともに共に生きているということを感じ取ることができ、生物の暖かさに気づき、綱を引いてくれている人に対しても心を開きやすくなったり、周囲の動物や人間に目を向けられるようになる可能性もある。
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