手芸用ルーペ・読書用ルーペ
照明付きルーペ 販売


ブライト・ルーペ

このルーペは
こちら楽天市場のショップで購入できます。

 照明付きのルーペ(虫眼鏡ですね)というものはいくつかありますが、Archi-Brain という技術者を中心とした会社が開発しているブライト・ルーペをお勧めします。

 このルーペに使われているのは液晶画面のバックライトに使われている熱くならない、省電力の陰極蛍光管というものです。このおかげで自然光に近い発色の光で、しかも乾電池により長時間の使用が可能になっています。

 私は趣味でトンボ玉を扱っているのですが、このルーペを通してみたら驚きました。卓上スタンドなどで見るよりも自然な色で、よく見えること。右の写真はデジカメでストロボなしで撮影したものです。ブライト・ルーペに乾電池を入れて使用していますが、撮影に不自由ないほど十分な明るさが確保できています。レンズもご覧のとおりクリアです。ACアダプターを使うとさらに明るくなるそうです。また立体物なのに陰がほとんどないことにも注目してください。これが見やすい理由の一つです。

 卓上に置いて使うためのスタンドも発売されていますから、ビーズ細工などの手芸や模型工作などの細かい作業をするときのルーペとしても使えます。ネールアートなどにも使われているそうです。レンズの下で作業しないといけませんから、眼鏡式の作業用ルーペほどの使い勝手はないかもしれませんが、値段が安いですし、高性能のライトが付いていますから用途によってはこちらの方が良いです。

 手芸用のルーペはクリアー光学などの製品もありますが、ライトがなかったり、あってもブライト・ルーペに使われている陰極蛍光管ほどの色の再現性や、むらのなさはありません。今までルーペを自分で使い続けようと思ったことはなかったのですが、このルーペは手元においておきたいと思いました。

 そして「最近細かい字が見にくくなった」と思われる人の読書用のルーペとしても最適です。私はまだそこまで行っていない(と思う)のですが、旅行ガイドブックの地図を見るときに使ってみたら、これまたびっくり。なんと見やすいこと!

 単に2倍に拡大するだけでなく、自然光に近い色合いで照らしていますから、色分けがしてあったり、記号などが入った地図には最適。電池駆動ができて重さも200グラムないですし、ケースも付属していますから、携帯することも容易です。

 うーん、こんな優れものがあるとは知らなかった。本体価格が5千円ちょっとはお買い得だと思います。目に優しいですからねえ。

 ACアダプターとスタンドは別売になっていますし、車のシガーライターから電源を取るアダプターも用意されていますから、旅行などの時にも便利です。


このルーペは、こちら楽天市場のショップで購入できます。

さらに詳細を見る詳細を隠す

nail artルーペの用途

 ブライト・ルーペの用途としては多岐にわたります。私個人はビーズ細工などの手芸用、トンボ玉など工芸品の検査やチェック、読書や旅先で地図を見るのに使います。

 ナチュラルな照明で疲れにくいですし、レンズも大きめですから、弱視の方やお年寄りの読書にも使いやすいのではないでしょうか。

 その他の用途としては、ネールアート(右の写真)などの細かい作業を伴う美容関係。篆刻(てんこく)や彫金などの工芸、模型工作、裁縫などの細かい手作業。コインや切手などの収集品のチェックや鑑賞。屋外での昆虫や植物の観察には、携帯には少し大きいですが、ライトで照らせるのは効果が大です。

 さらにはフィッシング(釣)には夜間細かい作業を行うことも多いですから、ぴったりです。

 またスタンドを使える上に、省電力のライト付きですから、宝飾品やその他細かい商品のディスプレイ、あるいは博物館や美術館などでの拡大展示にも向いています。温度の低い光ですから展示物を傷めることも少ないことでしょう。

ブライト・ルーペの特徴


ライト付きのルーペなんかめずらしくない?!

冷陰極管 豆電球
Cold cathode-ray tube Miniature bulb

よくある豆電球を使ったルーペと比較してみます。

(1)右が黄色っぽく見えるのに対して、左は自然に見えること。
(2)右では明るい部分にかたよりがあるのに対して、左は明るさが均一であること。
(3)この例ではわかりにくいのですが、右では影ができるのに対して、左では影を見つけにくいこと。

この違いは、冷陰極管という種類の蛍光灯(通常は直管)を特別に円環構造に加工し、レンズの周囲をぐるり巻いているからです。

自然光に近い色合い!(色温度)

冷陰極管を採用した蛍光灯は、約5,000K(ケルビン)という色温度に調整されています。この温度は真昼の太陽光(5,400K)に近い色合いです。下図は、自然光と人工光の色の対比です。

Natural VS artificial light

影ができにくい、均一な明るさ!

光は、レンズの周囲を円環状に巻いている冷陰極蛍光管から発せられます。
物体は1点からではなく360度から光を受けるわけですから、影はできにくく、物体の受ける明るさは均一となります。

レンズの倍率

レンズの倍率は約2倍です。読みものをしたり、ちょっと細かい作業をしたりするのに最適な倍率です。

通販ショップ