日本の銀行
シティバンクと三菱東京UFJ

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 誰しも日本国内に口座を持っていると思いますが、これが小さな地方銀行だったりすると、海外からはアクセスのしようがなかったりします。おのずとある程度大きな銀行、そして海外からのアクセスも可能な所、というのが選択肢になるのですが、今の所の定番は二つあるように思います。

三菱東京UFJ銀行http://www.btm.co.jp/)と
シティバンクhttp://www.citibank.com/japan/ja.htm)です。

 正直なところどちらも「帯に短したすきに長し」で使いづらい面もあり、筆者は二つの銀行に口座を維持していますが。

 なお、シティバンクは手軽に使える新しいサービス、シティバンク銀行eセービングを始めました。本格的な資産管理にはあまり向きませんが、口座残高にかかわらず口座維持手数料が無料の上、バンキングカードはそのまま海外のATMで利用できるという利点があります。

 三菱東京UFJ銀行は旧東京銀行だった頃から海外に強く、海外駐在者向けに「おるすばんサービス」というものを提供していましたし、シティバンクは元々が海外の銀行です。さて、ではどちらが良いか?

 無論一概には言えませんが、元東京三菱の支店(旧UFJ銀行とはサービスが若干異なる場合がまだあります)がある所ならこの方が有利かも知れず、アメリカなら概してシティバンクの方が有利でしょう。筆者なりのポイントで比較してみようと思います。このページを作り始めたときはシティバンクの方がポイントが高かったのですが、東京三菱銀行もインターネットバンキングを始めたので、必ずしもそうは言えなくなりました。

 シティバンクを使い始めての感想ですが、やはりインターネットバンキングは便利だ、ということです。トラベラーズチェックの発行が手数料なしなのも◎です。外貨預金の利率が他の銀行より若干低いですが、通過銀行と割りきれば、便利さのための手数料と考えることができます。 シティバンクのサービスに関する詳細は「シティバンク徹底活用術」を参考にしてください。

 一方東京三菱銀行は、インターネットバンキングでも海外居住者向けのサービスを開始しました。感想を言えば、東京三菱もインターネット・バンキングの導入によってかなり使えるものになった、ということです。インターネット・バンキングのサービスは東京三菱ダイレクトと呼ばれていますが、これに登録すると、投資信託まで扱えます。

 これに対し海外在住者向けのサービスはグローバルダイレクト・サービスですが、料金がプラスされる他、投資信託などは使えなくなります。定期送金などの扱いは可能になりますし、海外への都度送金(事前に登録していない口座への送金)も可能になりますがが、それが不要な人は、口座残額の確認もインターネットからできますから、あえて海外向けサービスに入る必要は無いように思えます。海外在住者向けのサービスに切り替えれば利子課税は20%から15%に減りますが、この低金利時代ですから大差はないでしょう。

 この他のチョイスとしては、海外でもATMから引き落としのできるカード(有料)を発行している住友銀行(現在は三井住友)や三和銀行なども考えられますが、他の要件ではあまり使い勝手が良いとは思えません。でも特定の機能が必要という人以外には、どこの銀行にしておいても大差ない、というのも事実かもしれませんが。

比較ポイント 三菱東京UFJ銀行 シティバンク
口座維持手数料 無料 シティバンクのeセービングなら、口座維持手数料が無料!普通の口座だと預金口座残高の合計が30万円以下だと有料。
海外での引き出し 海外用ATMカードの発行が有料、引き出し手数料も有料 日本でも海外でも一枚のバンキングカードでOK。海外でも国内と同じように!
ステートメントの海外送付 グローバルダイレクト・サービスに加入(料金は月300円) 無料(ただし預金口座残高の合計が30万円以下だと有料)
インターネット・バンキング 東京三菱ダイレクト・サービスに加入
普通のブラウザ−を使い24時間サービス
有料だが一定額以上口座にあれば無料
普通のブラウザ−を使い24時間サービスが無料
日本国内への送金 事前登録なしで国内他行あて送金可
インターネット上からの手数料は割り引き
事前登録なしで国内他行あて送金可
預金額が一定以上だと手数料無料
海外への送金 グローバルダイレクト・サービスに加入
都度送金可能
事前登録したところのみで、都度送金は不可
FAXによる送金等の指示 グローバルダイレクト・サービスに加入 なし
電話による送金などの指示 東京三菱ダイレクト・サービスに加入 国内・海外あてに事前に登録した送金先に可能(24時間サービス)
海外への送金手数料 4000円以上(海外支店や子会社へは割り引きあり) 通常4000円、100万円以上の預金者は2500円、大口預金者は無料
銀行カードの海外での利用 普通のATMカードは不可
有料のインターナショナル・カードあり
世界各国で可能
Debit Card の機能もあり
銀行カードの国内での利用 支店多し
基本的に他の都市銀行と共通
支店は少ないが郵便局でも出し入れが可能
自行ATMは365日24時間無料で利用可能なものあり
預金残高が100万円相当額以上あれば、他行ATMでの取引も無料(一部提携行を除き引出しのみ)
クレジットカード VISAカード VISA、Masterカード
ドル建ての口座を持っていればドル決済のカードが作れるが、ドル決済カードは日本国内では使用できない。カードの情報はこちら
外貨預金口座 自社発行T/Cを預ける以外は出し入れに手数料が取られる!
利子は標準
現金の出し入れ以外手数料はない?
電話の指示やインターネットで口座間のお金の移動ができて便利
通貨の種類が豊富
利子は他行より低い
トラベラーズチェック 手数料1% 口座を持っていれば手数料は無料
定期送金 グローバルダイレクト・サービスに加入 なし
海外の銀行口座 アメリカの子会社2社の口座開設のサービスがある(ただし条件あり) 米国シティバンクの口座開設サービスがある(国内に6ヶ月以上口座がある人対象)