感想記

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    最近、バイト先に向かう電車の中や学校の帰りなどに本を読んでいて
    ふと、手を止めることがある。
    感想記を初めて書いた時に思ったのだが、
    「自分の意見を述べると言ったところで、どうせすぐにネタに詰まる。」
    そんな、感じであった。
    もともと、「感想記」と言う名前にしたのも「日記」と言う形を取ると、
    その日の出来事に拘束されるような気がしたからだ。
    だが、はじめてみると書きたいことが山ほどある。
    朝の電車は比較的混んでいるが、幸いなことに私ののる時間は
    ラッシュのピークは過ぎている。
    そんな中、「ぼーっ」と立っていると。実に様々な話しの種が
    浮かんでは消え、消えては浮かぶ。(笑)
    そこで、今日は内容を忘れないように書き出しの部分だけを手短に書こうと思う。
    ご存知の方もいると思うが、現在私は文学部に在籍している。
    「卒業書がほしいだけ」的思考の強い私は
    あまりまじめに授業に取り組んでいる方ではないのだが
    ある、教授の授業だけは、しゃべったことまで逐一頭に叩き込み、メモを取る。
    その教授の授業こそが私の今年の唯一の再履修必修科目なのだが・・・(笑)
    だが、別に単位が取り難いから真面目に授業を受けるわけではない。
    この教授の授業。かなり面白いのである。
    1年生の時ちょっとした手違いでレポートが出せず再履修となったのだが、
    本音をいうと今年もこの教授の受けれて良かったとさえ思う。
    何故か?
    学ぶことが多いのだ。とにかく1時間半の授業の後に残るのは充実感。
    文学を研究するのがこの授業のテーマなのだが、さすがに2年目(爆笑)
    去年のノートのおかげで授業の内容は、聞かずとも分かる。
    では、何故2年目でありながらこの教授(以下T教授)の授業を受け続けるのか?

    突然だが、あなたは同じ本を2回読んだことがあるだろうか?
    (漫画などではなく小説の話)
    特に年月を隔てた後に読むと良くあるはなしなのだが、
    本と言うのは、1回目に読んだ時、2回目に読んだ時・・・あるいは3回目…
    全く感想が、変わってしまうことがある。
    書いてある内容は、すべて同じなのに…
    それは今まで流し読みをしていた部分にふと目が止まったり、
    また、自己の変化が主な原因である。
    私は、ある本を1回目に読んだ時「面白かった」の一言でかたづけた。
    しかし、年月を隔てもう一度読んでみる…
    驚いた。
    ストーリーの解釈の変わり方、複線のはり方に気づく自分、そして感想。
    全てにおいて変わっていた。
    それが、本を読むことの面白さじゃないかと思う。
    さて、話しを戻してT教授の授業。
    2年目つまり2回目である。
    やはり、解釈は変わった。
    聞き流していた部分。解釈の変化。そして去年とは違う
    自己の変化による捕らえ方そのものの変化。
    それは、つまりこの教授の授業が一級品であることに相違ないからだろう。
    そこで、特に耳に残り、私の考え方に影響を及ぼした授業の内容を
    私なりの解釈で時々今後の「感想記」に書きたいと思う。
    先ずは、こんな話……(つづく)
    7/1日つらつら…

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