(00/01/16)

伊東駅伝、楽しんできました


 
7区(5.4km) 17’31” <区間6位/11人中>
 〜 3’14”7/kmペース<アンカー>

【 出走まで 】

去年、最長区間6.4kmをそれなりの記録で走り抜けた伊東駅伝も、故障から復帰する途上とあっては自分に期待することは出来ない。
「今年は補欠でいいですよ」
そう言っていて、応援・サポート役に回ろうと思っていたが、7区を走る予定だったチームメイトが肝臓の不調でドクターストップ!という予想だにしない事態となり、自分にお鉢がまわってきた。一応前週の東京ハーフで走った際に、故障していた箇所がそれ程痛むことも無く順調に行っていたので「まぁ走れるだろう」と思える状態にもあったので、快諾。
【 レース当日 】
伊東駅伝前日は、所属クラブの新年会。毎年非常に盛り上がるのでレース当日はたいがい寝不足だ。今年も睡眠時間は約5時間。これでもチームメイトの中では良く寝た方だ。
去年は結構良い天気で割合気温も高く、過ごしやすかったのだが、今年は寒い。今年はトップから自チームの通過まで相当時間がかかることが予想されるので中継時点での過ごし方が一つのポイントになりそうだ。
【 レース、スタート 】
今年はチームから男子1チーム、女子1チームが参加している。男子・女子ではトータルの距離が違い、男子7区間(35km)女子5区間(25km)で行われるのだが、女子のレースがスタートするのは男子の先頭が3区を通過するタイミングで、女子の1区が男子の3区と、女子の2区が男子の4区と・・・ それぞれ全く同じコースを走ることになる。
前日の宴会では「男子が女子に負けるんじゃないか!?」
なんて冗談ともつかない話が出ていたが、冷静に考えても男子の先頭と自分のチームがどれだけ離されるか?
− うーん、厳しいかもなぁ・・・
などと考えている内に、招集時間が来て選手は中継地点に集合だ。早速先頭のチーム − やはり自衛隊滝が原Aが、続いて滝が原Bが来た。中国人留学生が主体の名商大も通過した。そして、高校チームも続々...
来ませんねぇ
女子チームのアンカー、付き添いに来てくれたチームメイトと半分諦めの気持ちで話していたのだが、なんと!先に女子チームが来てしまった!
この時はさすがにヘンな盛り上がり方をしてしまい、応援に来ていた近所のおばちゃんから
「頑張ってね」
と同情の声をかけられる始末。恥ずかしいなぁ、もお。そこから更に待つこと、1分?、2分? − ようやくゼッケンを呼んでもらえた。
ラスト!ファイト!
【 レースというより... 】
たすきを受け取った時、前後には走者が見えない状態だった。
「兎に角、女子に先ず追いつかなくちゃ話にならん!」
コースは中継直後から約5−600mが急激な下り坂。そこから少し登って、だらだら下り。途中僅かにアップダウンがあって、ラストが平坦。全体的に下り勾配だし、距離も短いので最初の下りを無理せず、1km過ぎから押して、押して行ける所まで行ってやれ!と単純なイメージだけが頭の中にあったのだが
下りが、ひどい − 急過ぎる
未だ膝・腰に不安があるので勢いに任せて突っ走るのは恐いし、かといってブレーキをかけっぱなしで走るのも脚を痛めそうな程の坂。中途半端に走る内にふくらはぎが突っ張るような状態になってしまった。長い時間、中継地点で待っていた間に足が冷えてしまったのが効いているようだ。蹴れない。
蹴れない状態でヘコヘコ走っていると、男子チームを一人隔てて先に行った女子チームのアンカーが見えてきた。一声かけて、抜き去る。距離表示が無いので追いつくのにどれだけかかったが分からないのだが、後は兎に角視界に入る選手を抜くばかりだ。登りで死にかけていた走りも下りに入って少しずつリズムを取り戻して来た。
だが、結局男子・一般の部の選手には一人も追いつくことが出来ず、中学生や高校生を抜くばかりだった。前半9分04秒+後半8分27秒。前半の走りに不満が残り、リズムを取り戻した後半も、今一つタイムには不満が残った。所詮下りのコースなのだから、もっと走れても良いと思うのだが、復帰途上でもあるし、レースではなく練習と捉えて諦めるか。

次は、「青梅マラソン(2月20日・30km)」だ。目標としている3月の京都ハーフへいいステップになるようこれから練習を積んできちんと走り切りたい。