(00/06/17)

川崎市制記念陸上競技大会


 
等々力陸上競技場(6月17日)
一般・男子1500m
14:45〜予選(8組) −1着 4:22:52(66"-2'15"-3'27")[66"-69"-72"-55"]
16:45〜決勝      −8着 4:18:83(65"3-2'13"7-3'25"5)[65"-68"-72"-53"]
−何と、これでも今季ベスト

4月の記録会で全然走れなかったことを機に、4月末から6月初旬まで体幹部を中心とした基礎トレーニングをやり直し、5月末からスピードを上げた中距離的メニューをどんどん取り入れていった。これでスピードが結構回復してきたことを実感していたので、今回の試合も 400m , 1500m の2種目にエントリーしており、主目的はスピード練習に置いていた。

しかし、直前1週間に(またしても)会社の方がばたばたしたため、連日帰宅が24時頃という状態になり、日曜日のデュアスロン出場以来、走るどころか補強も含めてま・っ・た・く何も出来ない日々を過ごすはめになってしまった。
その上、事前に入手していたタイムテーブルでは
14:10- 男子400m予選
16:45- 男子1500m決勝
17:00- 男子400m決勝
ということだったので、「どうせ400で決勝に進出できることはないだろうから、2種目とも出場OKだな!」と思っていたのに・・・ なぜか1500mにも予選があり、しかも400mの予選直後!その上9組1着+3である。9組もあって、プラス3ですよ。プラス3!
等々力陸上競技場に向う途中で雨も降り出したので、400出場は諦めて1500に絞ることにした。出場種目を専門である1500に絞る以上、予選落ちする訳にはいかないけれど、こればっかりは1着取りなんだし、組分け次第。何はさておき、筋力強化とスピード練習は出来ているんだから前半を突っ込んで走れば結果が悪くてもいいや!と思ってアップに向った。
予選ラウンド
雨の日はやりにくい。
招集をやる場所からちょいと離れた場所で出発直前に気分を落ち着けていると、あやうく最終コールでアウトになる所だった。もうすぐ最終9組が終わりそうな所に駆け付けたて、「すみません!」っとやったら審判の先生にどやされた。こういうのって、向こうもボランティアでやっているのが分かっているので苦労は分かるのだけれど、気分いいものではない。まぁ、滑り込みセーフ。
さぁ、いざ6組スタート! ・・・と、いう段になって選手の中に一人腰ゼッケンの番号を間違えて付けているヤツがいる。出発係の審判が集まっている選手に向って「誰か4番の腰ゼッケン持っていませんかぁ〜」と呼びかけていて、緊張が一瞬切れてしまった。
選手係の役員も、あんな態度を取る前にちゃんとチェックせぇや!
自分も怒りの流しを一発!たらたら戻って来たら、もう出発だ。
思えば、去年の川崎市選手権の予選で、なめてスタートして1歩めで捻挫をしてしまった。二度と同じ徹は踏まないぞ・・・
号砲!
ぐぐっとダッシュをしてすぐ2番手に付ける。300の通過が48秒台。結構いいペースのレースだが、コーナーで明らかに先頭のスピードが落ちている。ちょっといらつきつつも、先頭に出るのは嫌だし躊躇していたらバックストレートに入って外から一人一気に抜いてきた。すかさず付く。何だか切り替え走の練習をやっているみたいだ。この兄さん、800、1000、1100で時計のラップを押している。
「なーんか、余裕ありそうやん。いややなぁ。」
思いつつバックを取っているが、3週めは明らかにペースダウンしている。最後のバックストレートで試しに前に出たら、そんなにペースを上げている訳ではないのに、兄さんは付いてこない。
あれれ?!
ラスト150、100で後ろを確認したけれど結構離れたことだし、丁度腕がぴりぴり言い出したので最後の直線はでれでれに流してゴール。超よゆうっぽくゴールはしたけれど実際のトコは余り楽ではなかった。最後まで走り切れない。短い距離や瞬発系の質が高い練習ばかりやってきたことの悪い面が出ているみたいだ。


決勝ラウンド
 

予選を走り終わって着替えたらもう15時45分。タイムテーブル通りだと、決勝まであと1時間しかない。しかもトラックでは予選の最終組が走っている。先頭は2選手が競っていて結構むきになっている。ラスト400が63秒まで上がっている。可哀相に・・・
と思う自分も全然時間は無いのだが誰に文句が言える訳でも無い。与えられた時間内で最大限コンディションを整えるだけだ。ふくらはぎ・太股をさわってみたら筋肉の状態は思った以上にいいようだ。何とか2本走れそう。

決勝は少し時間が遅れて17時になった。雨が少し強くなって、気温が下がっている。チームメイトが一人付いていてくれるのが心強い。全然緊張する場面ではないけれど、展開にさえ恵まれればもしかすると一発出るかも!?なんて思いつつ、号砲!

今回もダッシュ鋭く3番手につける。300の通過が47秒台。400は64秒、800が2分12秒と聞こえる。800手前で4番手集団に下がったが2−3番グループは目の前。しかも少々しんどそうだ。「いけるか?ここで出すか!」一瞬強気の虫がささやいたが、直前に練習できていなかった弱気が勝ってしまった。1000の手前辺りで自分の集団に後続が追いついて来て、一気に2人抜かれた。続いて1人。あ−離される。ここで弱気が出てしまった。
結局、そのまま前に追いつくことなくずるずる8位でゴール。結局レースになったのは900までだった。そこから後は、かわされるばかりの非常に情けないレースをやってしまった。
次回のレースは、現在未定。しかし、今の自分にとって一番の課題は継続して練習が出来るかどうか、だろう。7月以降も来年度に向けて会社の方がずーっとばたばたしそうなので、モティベーション維持が大変かも。がんばろう。